【山 名】富士見下から尾瀬ヶ原 (群馬県)
【日 程】平成26年8月31日(日)~9月1日(月)
【同 行】単独
【天 候】1日目:曇り時々薄日 2日目;曇り・ガス
【ルート】1日目:前橋5:00==6:30富士見下------8:30富士見峠------10:15竜宮-------見晴----11:45東電小屋-----12:40牛首----13:30山の鼻
2日目:山の鼻7:20----8:20鳩待峠----9:20横田代----10:30富士見峠-----12:00富士見下
【行 程】1日目 L=19.7km +895m - 760m 行動時間7:00
2日目 L=14.9km +720m - 780m 行動時間4:40
【温 泉】寄居山温泉 550円
【地 図】地図はこちら
今年の夏は、雨ばかり。尾瀬も三回目だが今回も天候に恵まれなかった。
天気予報は雨、それでも行き慣れた場所なので雨の尾瀬も良かろうと家を出た。富士見下の駐車場に着くと昨晩降っていた雨も止みなんとかカッパを着ずに歩けそうだ。
今年は、消費税の値上げ・ガソリン価格の高騰・高速料金値引き中止などが響いたようで、天候不順な夏になる前の水芭蕉の季節から尾瀬への入り込み客は減少しているという。
そんなこともあり、もともとマイナーな富士見下の駐車場には先客含め2台のみ
最近はクマの出没が多いとかで鈴を鳴らしながら歩き始めたが前後に人の気配は全く感じられなかった
林道沿いは秋の気配を感じる、ハンゴンソウやヒヨドリバナなどが咲いていた
【富士見下から富士見峠】
田代原
キオン
サワヒヨドリ
カニコウモリ
ゴゼンタチバナ実
ヤマハハコ
リョウブ
何時もながら富士見峠までの長い林道歩き、朝は花の写真など撮りながら元気に歩けるが帰りを考えると少しばかりウンザリする。そんなことを考え始めるのは決まってアヤメ平の崖が見え、もうすぐ着くかと思えば今しばらく距離のあるこのあたりである
アヤメ平
先ほど見た黄色い花はハンゴンソウと思いきや、こちらの花と葉が違う。こちらが本物のハンゴンソウで秋程のはキオンだったようだ
反魂草(ハンゴンソウ)、魂を返す草とは意味深長。下痢止めの薬効があるそうだ。
ハンゴンソウ
オヤマリンドウ
林道沿いは刈り払いがされているが、日の当たるようになったところにそれなりに草花が出て来ていて、楽しませてくれる
富士見小屋は昨晩宿泊客が居なかった様で、小屋前で休んでいるとオーナーは車で出勤してきた
ヤナギラン このあたりでは小屋前だけに見られる
【富士見峠から尾瀬ヶ原】
峠近くの富士見田代、晴れていれば燧ヶ岳を映すビューポイントだが、生憎のガスで何も見えません
湖面の向こうに燧ヶ岳があるハズ
そして、ここからスベル木道を竜宮まで下るのに難儀をした。このルートの木道は日陰でスベルので全部に横木を打ってもらえればありがたい
スベル木道
キノコ??
キンミズヒキ
オゼヌマアザミ
【尾瀬ヶ原】
何度か足を滑らせ転びそうになりながら湿原に出られた。ここもやはり秋の気配満杯
キツリフネ
ミゾソバ
ハンゴンソウ
ミヤマアキノキリンソウ
ワレモコウ少し髭のように出ているのが花らしい。この花を見るといつもハンノキの花に似ているなと小林一茶の句「ハンノキの それでも花の つもりかな」を思い出し、一人で笑ってしまう。
ワレモコウ
イワショウブ
竜宮まで来ると、今まで曇っていた空から日が射し至仏山や燧山が見えだした
燧ヶ岳
至仏山
景鶴
ノリウツギ
ウバユリ実
ミズギク
サワギキョウ
見晴には何軒か山小屋があるが、2軒程しまっていた。紅葉の頃再開するのだろうか?
見晴
どういうわけか、山小屋近くに咲いているゲンノショウコ。飲めばたちまち下痢が治る「現の証拠」。西日本では赤花、東日本ではシ白花と言われているが、ここでは2色が同時に見られる
ゲンノショウコ 左に赤、右に白 真ん中は何色の実だろうか?
アカバナ
エゾリンドウ
ゴマナ
見晴を過ぎて、温泉小屋方面へ向かうと今までと少し違った花が見られた
チョウジギク
アケボノソウ
トモエシオガマ
トリカブト
ヨッピ橋を過ぎたところで何種類かの蝶に出会った
カラスアゲハ
クジャクチョウ
クモガタヒョウモン??とクジャクチョウ
東電小屋を過ぎたところにある池塘、夏はイトトンボやハッチョウトンボなどが沢山いたが今はひっそりしている。
ここからあちこちの池塘でヒツジグサが満開である
牛首を過ぎる頃、僅かに射していた薄日も途絶えいつの間にか至仏山は麓まですっかりガスに覆われてしまった
遠くは見えないが何となく幻想的な景色
未だお昼を少し過ぎたばかりだが、雨が降り出しそうなので山の鼻へと急ぎ今日の行程を終了した
たまにはのんびり尾瀬を楽しもうと
ゆっくり一泊二日の予定を立てたが
今回も天候に恵まれない
上手くいかないことが続くときは
八方ふさがりと言うのだろうか
待てば海路の日和あり
ここは辛抱
↓そんな訳で ボタンを押して頂くと助かります
【日 程】平成26年8月31日(日)~9月1日(月)
【同 行】単独
【天 候】1日目:曇り時々薄日 2日目;曇り・ガス
【ルート】1日目:前橋5:00==6:30富士見下------8:30富士見峠------10:15竜宮-------見晴----11:45東電小屋-----12:40牛首----13:30山の鼻
2日目:山の鼻7:20----8:20鳩待峠----9:20横田代----10:30富士見峠-----12:00富士見下
【行 程】1日目 L=19.7km +895m - 760m 行動時間7:00
2日目 L=14.9km +720m - 780m 行動時間4:40
【温 泉】寄居山温泉 550円
【地 図】地図はこちら
今年の夏は、雨ばかり。尾瀬も三回目だが今回も天候に恵まれなかった。
天気予報は雨、それでも行き慣れた場所なので雨の尾瀬も良かろうと家を出た。富士見下の駐車場に着くと昨晩降っていた雨も止みなんとかカッパを着ずに歩けそうだ。
今年は、消費税の値上げ・ガソリン価格の高騰・高速料金値引き中止などが響いたようで、天候不順な夏になる前の水芭蕉の季節から尾瀬への入り込み客は減少しているという。
そんなこともあり、もともとマイナーな富士見下の駐車場には先客含め2台のみ
最近はクマの出没が多いとかで鈴を鳴らしながら歩き始めたが前後に人の気配は全く感じられなかった
林道沿いは秋の気配を感じる、ハンゴンソウやヒヨドリバナなどが咲いていた
【富士見下から富士見峠】
田代原
キオン
サワヒヨドリ
カニコウモリ
ゴゼンタチバナ実
ヤマハハコ
リョウブ
何時もながら富士見峠までの長い林道歩き、朝は花の写真など撮りながら元気に歩けるが帰りを考えると少しばかりウンザリする。そんなことを考え始めるのは決まってアヤメ平の崖が見え、もうすぐ着くかと思えば今しばらく距離のあるこのあたりである
アヤメ平
先ほど見た黄色い花はハンゴンソウと思いきや、こちらの花と葉が違う。こちらが本物のハンゴンソウで秋程のはキオンだったようだ
反魂草(ハンゴンソウ)、魂を返す草とは意味深長。下痢止めの薬効があるそうだ。
ハンゴンソウ
オヤマリンドウ
林道沿いは刈り払いがされているが、日の当たるようになったところにそれなりに草花が出て来ていて、楽しませてくれる
富士見小屋は昨晩宿泊客が居なかった様で、小屋前で休んでいるとオーナーは車で出勤してきた
ヤナギラン このあたりでは小屋前だけに見られる
【富士見峠から尾瀬ヶ原】
峠近くの富士見田代、晴れていれば燧ヶ岳を映すビューポイントだが、生憎のガスで何も見えません
湖面の向こうに燧ヶ岳があるハズ
そして、ここからスベル木道を竜宮まで下るのに難儀をした。このルートの木道は日陰でスベルので全部に横木を打ってもらえればありがたい
スベル木道
キノコ??
キンミズヒキ
オゼヌマアザミ
【尾瀬ヶ原】
何度か足を滑らせ転びそうになりながら湿原に出られた。ここもやはり秋の気配満杯
キツリフネ
ミゾソバ
ハンゴンソウ
ミヤマアキノキリンソウ
ワレモコウ少し髭のように出ているのが花らしい。この花を見るといつもハンノキの花に似ているなと小林一茶の句「ハンノキの それでも花の つもりかな」を思い出し、一人で笑ってしまう。
ワレモコウ
イワショウブ
竜宮まで来ると、今まで曇っていた空から日が射し至仏山や燧山が見えだした
燧ヶ岳
至仏山
景鶴
ノリウツギ
ウバユリ実
ミズギク
サワギキョウ
見晴には何軒か山小屋があるが、2軒程しまっていた。紅葉の頃再開するのだろうか?
見晴
どういうわけか、山小屋近くに咲いているゲンノショウコ。飲めばたちまち下痢が治る「現の証拠」。西日本では赤花、東日本ではシ白花と言われているが、ここでは2色が同時に見られる
ゲンノショウコ 左に赤、右に白 真ん中は何色の実だろうか?
アカバナ
エゾリンドウ
ゴマナ
見晴を過ぎて、温泉小屋方面へ向かうと今までと少し違った花が見られた
チョウジギク
アケボノソウ
トモエシオガマ
トリカブト
ヨッピ橋を過ぎたところで何種類かの蝶に出会った
カラスアゲハ
クジャクチョウ
クモガタヒョウモン??とクジャクチョウ
東電小屋を過ぎたところにある池塘、夏はイトトンボやハッチョウトンボなどが沢山いたが今はひっそりしている。
ここからあちこちの池塘でヒツジグサが満開である
牛首を過ぎる頃、僅かに射していた薄日も途絶えいつの間にか至仏山は麓まですっかりガスに覆われてしまった
遠くは見えないが何となく幻想的な景色
未だお昼を少し過ぎたばかりだが、雨が降り出しそうなので山の鼻へと急ぎ今日の行程を終了した
たまにはのんびり尾瀬を楽しもうと
ゆっくり一泊二日の予定を立てたが
今回も天候に恵まれない
上手くいかないことが続くときは
八方ふさがりと言うのだろうか
待てば海路の日和あり
ここは辛抱
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