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新型コロナウイルスの感染拡大により、東京オリンピック、パラリンピックの延期、高校野球甲子園大会の史上初の春夏中止、プロ野球の、プロゴルフツアーの無観客試合など各種イベントの中止、自粛、自然災害では7月の九州豪雨、等々、暗いニュースばかりが続いた、2020年もいよいよ大晦日となりました。
政府の無策、後手後手の対応等で、このところ、全国的に新型コロナウイルスの感染拡大が止まりません。 新型コロナウイルスの1日も早い終息を願うばかりです。
鳥見の方は、日本野鳥の会北九州支部の探鳥会も、2/19を最後に10月まで中止となりました。11月、12月は開催されましたが、このところの感染拡大により、来年1月も中止となりました。
外出自粛が続き、近場にも全く、出掛ける気にならず、当ブログも朝のラジオ体操の生き帰りに見られた近所の花で何とかしのぎました。
遠征も、1月18日の長崎市、1/31、2/01の出水市の2回のみで、やっと意を決して12/01に出掛けた隣県では10数分遅れで見事に完敗でした。
当ブログも週一と考えていましたが、月一も出来なかったこともあり、このところ、毎年このような反省ばかりです。
今年最後は、1月31日、2月1日の一泊二日で、15季ぶりに渡来した、アネハヅルを目標に出掛けた時のカナダヅルを掲載します。
01/31(土)、出水市ツル観察センターには10時前に到着、第一目標のアネハヅルの状況など情報収集、教えていただいた場所を探索しますが、各所で進入禁止の掲示がしてあり、全く見つかりません。
午後になって、午前中見られた、カナダヅルのポイントに向かいました。幸い道路のすぐそばに、幼鳥を連れた、数羽の群れ(正確に羽数を数えていません。)が見られました。本命が気になり、車の中からの撮影で気もそぞろで、羽ばたきなど面白いシーンは見られませんでした。今となって、もう少しじっくりと狙うべきだったといつもどおり後悔しています。
カナダヅル(カナダ鶴、学名:Grus canadensis、英名:Sandhill Crane 、科属:ツル科ツル属、体長:95cm、時期:稀な冬鳥)
カナダヅルの名前があるがメキシコにまで分布。メキシコでは乾燥地にもいるので、Sandhill Crane(砂丘の鶴)
(安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年 105頁)
特徴は体長95cmとナベヅルより一回り小さく、全体が灰褐色で、茶褐色の羽が不規則に混じっています。この茶褐色の羽は繁殖地で鉄分を含んだ土などを自分の嘴でつけて染めたもので保護色になっているとのこと。前頭にはハート形の赤色斑があります。
世界での個体数は67万~83万と日本で見られるツル7種の中では最も多く、ロシア北東部、北アメリカ~中央アメリカに分布しています。IUCN(国際自然保護連合)のレッドリストカテゴリーではLC=軽度懸念に分類されています。
(日本野鳥の会機関紙「野鳥2013、1月号より)
撮影機材:カメラ:Nikon D500
レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
撮影日時:2020年01月31日13:24~
撮影場所:鹿児島県出水市
今年はこれが最後の掲載です、一年間お付き合いいただきました皆様ありがとうございました。来年も宜しくお願いいたします。
皆様にとって来年が良い年であるようお祈りいたします。
全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。
カナダヅル(鹿児島県出水市)
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