1/22(日)日本野鳥の会北九州、筑豊支部合同の東大橋海岸探鳥会に参加しました。
この探鳥会は、行橋市役所に集合し、今川河口の東大橋海岸に移動して、カモ類、カモメ類、シギチなどを観察する探鳥会です。この日は小雨の生憎の天気でしたが、予報では回復するとのことで参加しました。
鳥見に熱心な皆さんが集まり15名も参加され、観察された種も総計42種を数え、まずまずの成果でした。
探鳥会終了後、近くにヒシクイが渡来しているとのことで皆さんと駆け付けました。
到着するとほどなく、葦の中から出てくれ、水面を右、左と泳いでくれましたが、直ぐにまた葦の中に引っ込みました。
スコープでしばらく楽しんでいましたが、久しぶりに出会えましたので機材をセットして撮影しました。
ヒシクイとのことでしたが、小生は嘴の形からオオヒシクイと思いましたが、自信がなく後で写真を確認してオオヒシクイと判明しました。
オオヒシクイはヒシクイに比べて、嘴が大きく長く、頸も長く見られます、また嘴と額の角度はなだらかです。
オオヒシクイ(大菱喰、学名:Anser fabalis middendorffii、英名:Bean goose、科属:カモ科マガン属、体長:95-85cm、時期:冬鳥)
ヒシ(菱)の実を食べるから「菱喰」。しかし、ヒシの実だけを特別好んで食べるわけではない。
日本で越冬する種ヒシクイは亜種ヒシクイ(種和名と同じ)、亜種ヒメヒシクイ(姫菱喰)、亜種オオヒシクイ(大菱喰)の3亜種。亜種オオヒシクイは亜種ヒシクイより少し大きい。主に嘴の形態の相違により、越冬個体の大部分がオオヒシクイである。
(安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年 171頁)
撮影機材:カメラ:Nikon D5
レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 600mm f/4E FL ED VR+Ai AF-S Teleconverter TC-14E II
撮影日時:2017年01月22日12:01~
撮影場所:福岡県苅田町
全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。
オオヒシクイ(福岡県苅田町)
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