02/01(日)日本野鳥の会北九州支部の曽根海岸定例探鳥会(毎月第一日曜日)に参加しました。
この探鳥会はいつもあまり天候に恵まれませんが、珍しく?好天に恵まれました。この日は市民探鳥会も兼ねて行われ、一般市民の方の参加もあり、いつもの定例探鳥会より多くの方で賑わいました。
先月に続いて潮時の関係で河口に向かい、干潟から探鳥の開始です。
まずはこの時期の曽根の御三家(ツクシガモ、ズグロカモメ、ダイシャクシギ)を見つけ皆さん喜んで居られました。
ツクシガモ、ヒドリガモ、カルガモ、遠くにスズガモの大群などカモ類、ユリカモメ、ズグロカモメ、セグロカモメ、カモメなどカモメ類、シギチはアオアシシギ、シロチドリ、イソシギ、ハマシギなど、田んぼではヒバリ、タヒバリなど、小鳥類はオオジュリン、ジョウビタキなど総計55種が観察されました。
この日の目玉はオオハクチョウ、マガン、ヒシクイと最近此処の探鳥会では珍鳥?が見られることが多くなりました。
探鳥会終了後、マガンとヒシクイのポイントに寄ってきました。
この場所には昨年の10月末にはマガン4羽とオオヒシクイ4羽が飛来しましたが、今回はマガン4羽とヒシクイ1羽が遠くに見つかりました。そっと近寄り無事に撮影できましたが、後で見ると光線の具合も悪く、陽炎のせいかあまり写真は良くありませんでした。
そこで、2/02(月)再挑戦しました。この日は前日よりも更に遠くに居ましたが、5羽がわりと固まって餌取に夢中のようでした。しばらく飛び立ちを待っていましたが、気配はなく羽ばたきなどもあまり見られませんでした。あまりお食事の邪魔をしても悪いので撤収しました。
マガン(真雁、学名:Anser albifrons、英名:white-fronted goose、科属:カモ科マガン属、体長:72cm、時期:冬鳥)
名前は鳴き声に由来するので、本来は「カリ」。軍記物語で語調を強めるために、「ガン」になった。
(安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年 298頁)
ヒシクイ(菱喰、学名:Anser fabalis、英名:Bean goose、科属:カモ科マガン属、体長:85cm、時期:冬鳥)
ヒシ(菱)の実を食べるから「菱喰」。しかし、ヒシの実だけを特別好んで食べるわけではない。
(安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年 270頁)
撮影機材:カメラ:Nikon D4s
レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR+Ai AF-S Teleconverter TC-14E II
撮影日時:2015年02月02日10:17~
撮影場所:北九州市小倉南区
全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。
マガンとヒシクイ(北九州市小倉南区)
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