12/25(月)、福岡市東区の和白干潟の続きです。
写真を整理していたら、ハマシギの中に嘴が短いのが見つかりました。最初トウネンかと思いましたが違います。
図鑑を何冊か調べるとありました。嘴と羽の違いから、以前から見たいと思っていたミユビシギと分りました。
撮影中はシャッターを切るのに夢中で判別はできません、いつものことですが珍しいのとそうでないのとの区別がつかず、撮り逃がしも多くあり後悔ばかりです。
この時期のシギチはどれも冬羽で特徴がハッキリせず同じように見られ、特に識別が困難です。またあまり綺麗でなく、シギチは夏羽の時期が良いようです。
ミユビシギ (三趾鷸、学名:Calidris alba、英名:Sanderling。全長:19cm)
名前の由来は鳥の趾(足の指)は普通は4本だが、このシギは後趾が無く3本なので「三趾鷸」。(「野鳥の名前」(山と渓谷社・山渓名前図鑑)
ハマシギとのツーショット
このように並んでくれると違いが良く分ります。
左ミユビシギ、右ハマシギ。嘴の長さが違います、ハマシギは先端が少し下に曲がっています。
嘴と眼の間隔が、ハマシギは長く、ミユビシギはそれほど長くありません。
羽も翼角の部分がミユビシギは黒く、ハマシギはそれが見られません。
この写真では、良く分りませんがミユビシギの名前の由来となった、後指(第一趾)が見られません。ハマシギにははっきりと見られます。
撮影機材:カメラ:Nikon D300S
レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 500mm f/4G ED VR+Ai AF-S Teleconverter TC-14E II
撮影日時:2013年12月25日09:00~
撮影場所:福岡市東区
おまけ
1.ツクシガモ
到着早々、はるかかなたにかなりの大群が飛んで行くのが見られましたが、直ぐに着地しました。
後でこの辺だろうと見当をつけて行ってみましたが、やはり遠かったです。
2.シロチドリ
チドリ類もコチドリは眼の周りの黄色のアイリングでわりと見分けがつきますが、他はすぐには分りません。
これは胸の帯が途中で切れているのでシロチドリとのことです。
全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。
ミユビシギ(福岡市東区)
ここをクリックするとフルスクリーンの画像が見られます↑
おっ お元気にご活躍ですねーー
関東では珍しいツクシガモの多い事
先日の九州遠征で立ち寄った干潟に100羽以上の群れが
ただし カメラマン だぁーーーれも 居ませんでしたよ(笑)
こちらではツクシガモもクロツラヘラサギもこの時期は何処でも見られあまり珍しくありません。
最近、外出かrら帰って、晩酌を済ますとパソコンに向かうのが億劫になって、在庫が掃けません。
無駄な公共事業とおなじで撮るのが目的になって活用されていません。
また何処かでお会いできればと願っています。