9月に入ると、日本で繁殖し子育てを終えたハチクマが東南アジアからインドネシア方面に南下する、渡りが見られるようになります。
日本野鳥の会北九州支部でもこのハチクマの渡り観察会が第1回9/18(月)、第2回9/24(日)といずれも門司区風師山、若松区高塔山、八幡東区皿倉山の市内3か所で開催されました。
また、日本野鳥の会各支部、各地のタカの渡り研究会、調査グループなどが北は青森県龍飛崎から南は鹿児島県屋久島まで全国各地で定点観測を行っています。(参照:タカの渡り全国ネットワーク)http://www.gix.or.jp/~norik/hawknet/hawknet0.html
小生は、9月24日(日)若松区高塔山の観察会に参加しました。
この日は、日本野鳥の会北九州支部とは別に、地元愛好家による「高塔鷹の会」主催の観察会、写真パネル展示等も開催され、大勢のギャラリーで賑わいました。
目標のハチクマは、8時過ぎから、ちらほら見れれるようになりましたが、遠くて高いところばかりで近くには来てくれません。暫くぶりの皆さんも多く見られ、昔話など談笑しながら待っていると、10時10分過ぎに、100羽以上と思われる、大きな群れが現れて、見事な鷹柱を見せてくれました。久しぶりの鷹柱に感動しました。
その後も順調にやってきましたが、頭上真上に来てもはるか高いところばかりで、撮影は良くありませんでした。
ハチクマ(八角鷹、学名:Pernis ptilorhyncus、英名:Oriental honey-buzzard、科属:タカ科ハチクマ属、体長:55cm、時期:夏鳥)
ハチを好んで食べ、クマタカに似たタカだから「ハチクマ」。地下にあるハチの巣を掘り起こして食べる。
ミツバチやスズメバチの巣、幼虫、蜜で雛を育てる。
(安部直哉 『山溪名前図鑑 野鳥の名前』、山と溪谷社、2008年 260頁)
撮影機材:カメラ:Nikon D500
レンズ:Nikon AF-S NIKKOR 200-500mm f/5.6E ED VR
撮影日時:2023年09月24日08:21~
撮影場所:北九州市若松区高塔山
全部をフォトチャンネルにしました。スライドショーでご覧ください。
ハチクマの渡り(北九州市若松区)
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