望の富士山22

背中にデジイチ、ポケットにコンデジで富士を追いかけています。

R6.12.14 15年ぶりに棚横手山 ついでに大日影トンネルへ

2024-12-15 08:56:42 | 山歩き

この土曜日は久しぶりの山を歩きたくなった。先ずは望の富士山HPからH21年2月に歩いた棚横手山、甲州高尾山に気付いた。最新の情報を知りたくてYAMAPを検索するうち、行きたくなるレポを見つけ、このレポの軌跡を基に登山届を作成した。※許可をもらったらリンクを貼ります。

中央線下りの始発4:49にあわせ、3時にアラームをセット。前日は21時にベッドへ。

アラーム一発で起床、今日もプレ金ナイトを聴き始めた。今日はタブレット純さんがゲスト、ちっとも似ていないモノマネ、東大和の唄など絶好調だった。

ながら洗濯物を干す際に空を見るとキレイなお月様が見えていた。昨晩はふたご座流星群が観測されたというニュースを聴くのは数時間後だ。

朝食トイレを済ませ、ジオラインLW上下に着替え、フリースのベスト、秋冬用山ウェア、ニット帽にネックウォーマーで武装した。4:30に出発すると大分高度を下げたお月さまがキレイだった。勿論撮影したが、載せられる出来ではなかった。

国分寺駅に着くと高尾行は12両、つまりグリーン車に乗れる訳だ。高尾到着1分前にアラームをセットし、リクライニングでゆったり寝ていくことが出来た。高尾では反対側のホームに大月行が連結していた。勿論ここでも大月到着の1分前にアラームをセットし、目を瞑った。

大月では速足で階段を上り下りしないといけなかった。毎回思うが、お年寄りではこの乗り換えは無理だと思う。

ここでも勝沼ぶどう郷到着の1分前にアラームをセットしたがさすがに今度はあまり眠れず、ボンヤリ明るくなっていく車窓を見て過ごした。

6:18 勝沼ぶどう郷駅到着。ホームからの南アルプスの絶景を期待したが、イマイチだった。

改札を出て公衆トイレで小用を済ませ、テルモスの紅茶で身体を温めた。体操をしてYAMAPの記録を作動させ6:26に出発。駅前から南アルプスをパチリ。

携帯ラジオをスピーカーにしてTBSラジオにあわせたが、雑音で殆ど内容は分からなかった。

YAMAP地図が示すラインに沿って進み、ブドウ畑の中に付けられた舗装道の坂を登った。

三光寺の大スギ 1342年にここに植えられた、樹高20mとのこと。

小学校を過ぎた頃、汗が出て来た。ジオラインの効果プラス厚着のお陰だ。フリースのベストを脱ぎ、ネックウォーマーとニット帽をしまい、ハットに被り直した。ついでにステッキも出した。

ここで行動食のグラノラ&柿ピーを忘れて来たことに気付いた。ショックだが仕方ない。アメでしのぐことにした。

大瀧不動尊前宮を過ぎて、辛うじてまとめて土曜日が聞こえてきた頃、YAMAPレポに出ていた獣害防止の鉄柵へ到着。

数分後、今度はスパッツを装着した。電車移動で裾を汚したくない。その先は一応轍はついているものの荒れた林道を進んだ。

使われなくなったキャンプ場跡地を超えると舗装道へ出た。

そこから数分進んだところで、どうやら展望が開けそうだ。

木々の合間からどうにか南アルプスが見えた。これは悪沢岳ではないかな?

その後数回樹間から南アルプスを撮影したが、ここですべて載せるわけにはいかない。

8:14 多分ここがH21年2月に撮って、ウキウキだった所だろう。(画像)

う~ん、雲が出て来ちゃったなぁ

敢えて麓の勝沼、その奥の甲府市街を載せてみる

8:23 ここまで車を使うと楽だよな~

その奥の公衆トイレは冬季閉鎖中だった。

大瀧不動尊の仁王門をくぐって階段を上った。これがしんどかった。

大瀧不動尊奥宮 最近改修されたみたいだ。

この表示にビビったが、YAMAPの軌跡はこの先へと繋がっている。今さら戻れない

YAMAPの口コミに出ていた橋。ちょっと壊れかかった感もあったが、問題なく通過。

ここで背後から人の気配がした。キャップを被った男性が追い着いてきたので、道を譲った。彼も駅から来たという。

最近整備された様子の登山道を進む。先程の表示は何だったんだ?

数分後分岐へ到着。展望台方面へ(8:49)

この時はすっかり忘れていたが、H21年にもここを訪れている。その際に有った東屋(画像)はなくなっていた。

一応展望台なのだろうが、木々が邪魔して見えにくい。それに南アルプスには雲がかかってしまった。まぁイイか。パンを食べてテルモスの紅茶を飲み、一休み。

先程撮るのを忘れた分岐まで戻ってきた。富士見台方面へ

荒れた林道を数分進み、この表示に従い登山道へ

薄暗くて肌寒い登山道を数分進むと、足元に白いモノが見えた。

シモバシラではないか~♪ 

マクロレンズは持ってきていないし、これが目的ではない。コンデジマクロで撮るだけにした。

シモバシラポイントからほんの数分で一気に明るくなった。そしてこの表示を見つけたので勿論この通りに進んだ

明るい道をほんの数分登り、富士見台に到着した

う~ん、富士は雲に覆われているか~

さて、この先はどうなっているんだ。YAMAP地図を見直した。すると棚横手山は反対側ではないか。先程の分岐には書いて無かったけどな~

H21年は紙地図を見てコース全体を把握していたが、今回はYAMAPの太線を辿っているだけ。今日の行程が頭に入っていなかったということだ。((+_+))

先程の分岐まで戻ってきた。このとおり棚横手山を示す方向は無いがここを直進。

数分後に棚横手山を示す指導標があった。先程の所に有ればいいのにね

緩く登ると舗装道へでた。これもすっかり忘れていたが、H21年も同じ道を通っている。

階段を上り切ってすぐ、降りて来た男性年配ハイカーに出会い、挨拶した。

ここからはやや急坂になるが、問題なし。10分少々で山梨百名山の標柱が見えた。

棚横手山(1306m)は本日の最高峰だ。ポケット三脚で記念写真を撮りたい!

アングルが上手く決まらず悪戦苦闘していると30~40代の男性ハイカーが到着した。彼にシャッターをお願いした。

彼に行き先を尋ねると「源次郎岳まで行きます」とのこと。随分先だ。健脚だな~

こちらは勿論カップ麺タイム。パンだけではパワーが出ないのだ。

お湯を沸かしている間に富士にかかる雲が動いて来た。太陽が上にあり、あまり絵にならないが撮っておこう。

今日はこれ。先程の記念写真の際にフラッシュにしたままになっていた(^_^;)

食事中に30代位の夫婦が到着した。彼らも先へと進んでいったので源次郎岳を目指すのかもしれない。

そういえばYAMAPのレポに出ていたてるてる坊主の山名板も撮っておこう

10:39 リスタート

急下りを慎重に進んで数分。YAMAPの口コミに出ていた展望ポイントへ。南アルプスには雲がかかってしまったが、条件が良ければここは良さそうだ。なお、ここもH21年に撮っている(画像)のだが、すっかり忘れていた(^_^;)

先程の林道への下り。ここからも富士が見えている

この先で3人組に出会ったので、登り優先で道を譲った。その後そして数人と出会った際にリーダーさんらしき女性が「すれちがいがありま~す。安全な側に避けて下さ~い」と声をかけていた。結局その団体さんは10数人、先ほどの棚横手山の山頂は大賑わいだな~

分岐へ戻り、少し登って再び富士見台へ(11:07)

先程撮らなかったてるてる坊主の山名板をパチリ

今度は休まずに先へ

さらに先、この指導標の通りに進んだ。

時間帯はあやふやだが、この頃から大分風が強くなってきた。登りでは山ウェアを脱ぎたい衝動もあったが、脱がなくて正解だった。

なんでもない所で足を滑らせ仰向けに転んだ際に、何かがザックから転げ落ちたことに気付いた。

あ、テルモスだ(^_^;)

スローモーションのようにコロコロと斜面を転がって、止まったようだ。

安全な場所にザックを置いて回収に向かった。やれやれだぜ

気を取り直して先へ。

YAMAPに出ていた展望ポイントを目指して急登を頑張った♪

おお、ぐるり大展望ではないか!

なるほど仮称甲州高尾山東峰か。すっかり忘れていたが、H21年も通っていた(画像)。随分印象が変わった。周りを伐採したのだろう。

丁度ここを出発する男性ハイカーと挨拶した。

「ここはイイですね」「ちょっと前まで富士にかかっていた雲がとれましたよ」

確かに展望は素晴らしい

先ほどまで見えなかった鳳凰のオベリスク

木々の合間から五丈岩も見つけた!

12:04 リスタートして数分で甲州高尾山山頂へ。周囲は木々に囲まれ展望は全く見込めない。

ここにもてるてる坊主の山名板

先程の東峰は風が強くてとてもじゃないが出来なかったが、ここならコッフェルを使っても大丈夫だ。残りの水をすべて使い、お湯を沸かしてドリップコーヒーを淹れた。

壮年の男女3人組が到着し、写真だけ撮って先へ。その後、若い男女3人組が到着した。

リスタートして今度もほんの数分で甲州高尾山剣ヶ峰へ。ここにもてるてる坊主

少し下って電波(アンテナ)設備を通過するとまた舗装道へでた。 直ぐに登山道へ。

ここからの下りがある意味今日一番大変だった。落ち葉で滑り易い急下りが続いていた。ステッキを使って恐る恐る食った。
先程の高尾山で見かけた若い男女3人組が追い着いてきたので道を譲った。若い人は早いな~

う~ん、この下りは随分先まであるよ( ゚Д゚)

ようやく登りへ 。登りがこんなに嬉しいとはね。これが本心だった。

この下りはこんな感じ。

YAMAPのレポに出ていた「快適な尾根へ」

その後は相変わらずの強風が吹き付ける中、緩やかなアップダウンの道を進んだ。

YAMAPの地図に出ている柏尾山はどこだ。何度もスマホを取り出して現在位置を確認していたが、イライラしていた。

13:34 鉄塔が見えた。

な~んだ、ここが柏尾山なのか。テルモスのコーヒーを飲んで一息ついた。

う~ん、この急下りも長そうだ((+_+))

その後は相変わらずの強風が吹き付ける中、慎重に下った。この時間もキツカッタ。いやいやホントにへばっていた。

遠目に下の道路が見えて一安心。そして金網のフェンスに囲まれたところへ着いた。

YAMAP地図 この急下りが分かる

13:34が柏尾山、このフェンスが14:07。へばっていてコンデジを取り出す気力も無かった

14:11 神社の敷地にある東屋へ。

ここでザックを下ろし、最後のパンを食べて一息ついた。数分後壮年男女3人組が降りて来た。

14:28 舗装道へ出たところで骨伝導イヤホンで田村淳ニュースクラブを聴き始めた。ラジオは雑音が酷いのと強風でちっとも聴きとれなかったのだ。

右は大善寺、勝沼ぶどう郷駅だが、今回は反対方向へ。

小さな公園でハットをニット帽に被り直した。

信号を左折。大日影トンネル1.4㎞の表示が有った。

お、あそこが入口か。

画像左側の施設で小用を済ませた。

先程の東屋で見かけた3人組が数m先を歩いていた。彼らも同じコースだったようだ。

スマホの電波を切った。どうせ中では使えない。それに中は寒そうだ。ネックウォーマーも付けた。

14:54 トンネルの全長は1.4kmとのこと。さぁ行くぞ!

おお、なかなかいい雰囲気じゃないか。

線路の下には水路があり、少~し水が流れていた。

勿論スマホでも撮影し、後ほど速報に載せた。

ワクワク感は最初だけ。後は惰性で速足で進んだ。

15:15 外へ出るとトンネルの歴史が書かれた公園だった。

スマホで次の高尾行きをチェックすると15:18。急げば間に合うかも!

走るのは無理なので精いっぱい速足で進んだが、駅が見えたところでタイムアップ(^_^;)

15:19 駅に到着

次の高尾行は15:58だ。まぁイイ、上述のように最後のパンを食べてしまったのでハラが減った。売店に入り、おやつになるものが無いか探した。ワイン関連のものが多く、ちょっとお高い。さすがにアイスを食べる気温でもない。そこで、柿の種ほうとう味(430円)を購入。ベンチに腰かけ、頂くことにした。ほうとう味かと言えば微妙だったが、とりあえず小腹を満たすことができ、満足した。

そして、速報をアップした。

15:49 駅のホームから夕陽。あと少し待てばドラマチックなのかもしれないが、その余裕はない。

15:58にやってきた高尾行はそれなりに乗客はいたもののバッチリ座ることが出来た。高尾到着は17:14。今度も高尾到着1分前にアラームをセットし、ニット帽で眼を隠し、目を瞑った。さすがに疲れていたのか、早々に眠ることが出来た。眼が覚めたのは相模湖駅で特急の通過待ちをしている頃、すっかり暗くなっていた。ほぼ1時間眠ることが出来、満足だ♪

高尾では東京行がホームの反対側に待っていた。ここでは座れなかったが、幸い西八王子駅で目の前の男性が降りた。田村淳ニュースクラブの続きを聴きながら国分寺へ

18:10帰宅

こちらもご覧ください。YAMAP  山域別(甲府盆地北部)

今回はこの通り、思いがけず長時間になってしまいましたが、それなりに満足出来ました。

 

 

 

 

 


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