8月29日は土曜休み、これ以降2週間は土曜休みが無いことが分かっていた為、是非とも出かけたかった。ただし、仕事終わりの電車内でも行き先を決められず、取り敢えず近所のスーパーで流水麺を買い、下準備をすることを先にした。テレビでは(ネットで先に知っていたが)安倍総理が辞任というニュースを延々とやっていたが、まぁ後からいくらでも見られると早々に2回の自室へ。
21時過ぎに自分の3年前のレポから鶴峠に三頭山行くことを決めた。翌日は4時にアラームをセットして22時にはベッドへ。
翌朝はアラーム通りに起床。この日も洗濯ものを干し、朝食トイレを済ませて5:20頃に出発。podcstで荻上チキセッション22・
特集「記者会見で辞意を正式表明。歴代最長の安倍政権とはなんだったのか?」
を聴きながら、そうだそうだとつぶやきながらの運転だった。
20号を上野原まで進み、県道33号を北上し、棡原から県道18号へ。オートバイと自転車がそこそこ多い。暑いのに頑張るな~
7:10頃に峠手前のトイレで用を足し、ほっとしてからいつもの駐車スペースへ。
ザックの中身を整理しながら気付いた。行動食のフルグラ、ナッツを忘れた(T_T)
くっそ~、食卓の上だ。昨晩せっかく用意しておいたのにな~
ここ鶴峠まで来てしまうと今更麓のコンビニまで戻るわけにはいかない。これが無いと流水麺の他はアメとパン1つしかないんだよな~
とにかく車内で着替え、7:33に出発
登山口は草が生い茂り、エライことになっていた。
誰も居ないのでラジオはスピーカー、この頃は蓮見の番組で石土諭さんが「安倍晋三総理と戦後75年の日本社会」について話していた。
木々が生い茂り、暑さをそれほど感じないルート
左は作業道、正面が三頭山。赤い矢印は奥多摩源流・トレイルランの表示。今年は中止とのこと。
アップダウンの無い快適な登山道
緑の眩しい道を進む
向山からの道と合流、4年前のレポ。コロナ騒ぎが収まったらこのコースも行ってみたいね。
頼りない橋、木は腐っていそうだったので、右側の地面を歩いた。
8:53 直進すると神楽入ノ峰、左はヌカザス尾根方面からの道。今日の帰りはここを通ってくるつもりだった。
これって「こっちへは行くな」という合図だよね。通行止めなど、事前の情報を殆ど調べていなかったので、これは信じた方が良さそうだった。
歩き始めから1時間20分、この先がようやく急坂なのだ。アメを舐めてスポドリを飲むだけではパワーが出ない。唯一のパンを食べてエネルギーをチャージ!・・・行動食を忘れたのがイタかった~
さぁ行くぞ
そうそう、この大木思い出した。以前記念写真(H25.11画像)を撮ったよね。今日も撮っちゃおう
眩しい~
急坂( ̄。 ̄;)
あれが山頂か
9:30 神楽入ノ峰
ここからは何も見えない(^_^;)
スポドリを飲んで先へ。先ずは下る
しばらくは横移動
おいおい、通れないよ(^_^;) 左側に踏み跡があり、そこを通った
また下って
登る
お、この大岩は覚えているぞ、ここから富士が見えたんだよな~(H23年11月画像)
今日はこの通り、まぁ仕方ないね
さぁあと少しだ!
10:09 三頭山(西峰)山頂へ。登りでは途中2人としか会わなかったが、さすがは人気の山頂だ。7,8人が休憩中だった。
シャッターをお願いする直前にマスクをつけ、3本指で記念写真。
富士は見えていない。仕方ないね。
ベンチは埋まっていたので、腰掛けられそうな岩にレジャーシートを敷いてクッションに腰掛け、流水麺の準備開始・・・
あれ、富士の山頂が見えた~
せっかく担いで来たのだ。デジイチタイム!
コントラストを強調していますm(_ _)m
これ以上見えることは無かったので、流水麺の続き
今日は和風に・・・流水麺うどん、天かす、ネギ、お新香
出来上がったところで速報をアップした。肉眼では富士が見えていたのだが、スマホ画像では流水麺しか写っていなかった( ̄。 ̄;)
具に工夫が足りず、イマイチ。昨晩準備にかける時間も少なかったしね。
食事中にハイカーが続々と到着した。都民の森、いや奥多摩湖方面から来た人も多いのか、私と同様に鶴峠方面からの人も居たように思う。
雲取山方面。殆ど見えていないけど
PLを効かせて雲だけを撮ってみた。
10:43 下山開始、上述のように奥多摩湖方面から戻るのではなく、往路を戻ることにした。
往路の急坂は帰路では急下り。当たり前だね。
11:18 緩く登って再び神楽入ノ峰
ここからは下る
ここで、左足を滑らせ尻餅をついた。ここまでは良くあることなのだが、この時は右足が木の根っこにひっかかったままだった。右の足首から太股すねにかけてズキ~ンと痛みがあった。
しばらくは動けなかったが、そ~っと右足を引っかかったところから抜いてみた。幸い外傷は無い。また、右足に体重を掛けるとキツいが、ステッキを使ってバランスをとれば左足で前に進むことはできた。この後どうなるのか、色々なことが頭を駆け巡ったが、とにかく下りなければならない。
YAMAPで現在位置を確認してスクショ。うわぁ、まだ大分あるなぁ
しばらく進んで往路で記念写真を撮った大木。
この途中で一休み、ゼリードリンクを飲んでエネルギーをチャージ!
丁度そのとき、後方から男女4人ほどのグループが下りてきた。彼らには途中で休憩しているだけに見えただろう。挨拶をして早々に下りていった。
ここからが長かった。特に緩い登りが数回あったが、左足しか踏ん張れない状態で登るのはホントにキツかった。また、その後急下りはなかったものの、下りでも油断は出来ない。慎重に慎重に下った。途中登ってきた老夫婦(ソロの男女?)に出会ったが、彼らはこちらを気にすることも無く、登っていった。
帰路もラジオをスピーカーにして歩いた。この時間はナイツのちゃきちゃき、最近面白く無くなってきた感があったが、たわいの無いおしゃべりに元気をもらったのかな。
12:34 向山との分岐。
13時になり、ラジオをロンドンブーツ1号2号田村淳のニュースクラブに変えた。神奈川新聞の田崎記者の話しは安倍政権について、田崎さんはずばっと話すのでお気に入りだ。今日も辛辣だった。
スポドリ休憩を取りながらゆっくり進んだ。
13:48 多摩川源流トレイルランの標柱。もう少しだ。
14:26 ようやくタントへ。
荷物を置いて、車内にあったテルモスのコーヒーを一気飲み。
先ずは数十m先のバス停に行き、上野原駅行きのバス時刻を調べた。次は15:37。1時間ほど先だ。
長~い下山中に考えて出た結論は次の通り。上野原駅までバスで戻り、中央線で国分寺。そこからタクシーで自宅へだ。
でも、タントはここに置きっ放しで大丈夫だろうか、警察に連絡した方がイイか、車内にスマホの連絡先を残しておこうか、そして月曜からの仕事は・・・
あれこれ考えつつもタントに戻り、汗びっしょりのウェアを着替えた。上はともかく、右足の靴下を脱ぐこと、タイツを脱ぐことが大変だった。右の足首は腫れ上がっていた(°°;)
車内に置いてあった大きめのタオルで身体を拭き、Tシャツ、短パンに着替えた。
そおっと運転席に戻り、エンジンを掛けずにアクセルを踏んでみた。痛みは無い。どうにかなりそうだ。歩く時の筋肉とアクセル、ブレーキを踏む筋肉は違うみたいだ。
これなら帰れる。14:50頃?出発。
田村敦は終わり、親父熱愛を聴きながらの運転だった。
帰路は概ね下り、県道33号は狭い道が多く、すれ違いの際には必ず譲った。アドレナリンが出まくっていたみたいで眠気は一切感じなかった。
藤野のセブンで停車。運転は問題無かったのに、運転席から下りる少しの段差がキツかった(°°;)
さすがに流水麺を食べてから大分時間が経ち、ハラが減ったのでオニギリを2個買った。100円セールは有り難かった。
この前後からスマホのエリアフリーでHBC・日ハム対ソフトバンクを聴き始めた。エース有原がエラーでの1失点だけで持ちこたえていたが、打線が沈黙。結局有原が降板した後に追加点を撮られ完封負け(記録)
20号はそれなりに交通量があったものの、17時過ぎに帰宅。
さすがにこの日は気力が無く、必死で洗濯機に山ウェアを放り込んだところで洗濯機を回さずに終わり。シャワーを浴びるのもキツかったが、とにかく汗を流すことが出来て一安心。夕食後19:30にベッドへ。スマホで「整形外科 日曜日」と検索したところ、割と近所のクリニックがヒットした。安心して爆睡。
翌日は5時に起きて、洗濯ものを干したりはどうにか出来た。朝食後、パソコンで昨晩のクリニックを改めて検索したところ、日曜日は診療していない( ̄。 ̄;)
もう一度検索し直して、ようやく立川駅そばの整形外科を見つけた。診療は9時からだが、恐らく日曜は混むだろう。このクリニックのHPには駐車場は無く、近くの有料駐車場を使って欲しいとのこと、これが空いている保障は無い。そこで、8時過ぎにタクシーを呼んだ。ドライバーは気さくなオバチャン、登山で怪我をしたことなどを話したところから話し始めた。すると彼女はスポーツ好きで府中から高尾までサイクリングで行き、その後登ってしまった。さすがに帰りはヘトヘトだった・・・普段は会社のサークルでテニスをやっているとのこと、退職したら主人と山登りをやってみたい・・・などと話しをしていたら立川駅まではあっという間だった。スマホに入れておいたクリニックのHPから住所を読み上げ、クリニックの前に到着。
診察開始15分前で患者さんは独りだけ。受付を済ませた数分後次々に患者さんが入ってきて待合室は満員。ほんのちょっとの差だった。ラッキーだった。
年配の先生に事情を話し、レントゲンで骨を確認したところ、異常なしで一安心。サポーターをキツく巻いてもらった所、ウソのように安定した。
診察終了後、「立川駅まで3分」の距離が大変だった。先ほどのサポーターと母に借りた杖があったので歩くことに不安は無かったが、右足はあまり使えないことに変わりはない。それに何よりも暑い( ̄。 ̄;)、昨日と同じく登山用のハット、保冷タオルを首に巻いていたが、まさに焼け石に水。
エレベーターを探して遠回りしてようやく立川駅へ。その後、中央線を下車して地元国分寺駅から自宅まで普段は15分ほどなどだが、坂道もあり、キツいのなんの。結局自宅まで30分弱かかっただろうか。
こうして平成15年に登山を始めて以来、最初の怪我の顛末は終わった。現在何もしていなければ痛みは無いが、速やかな移動は出来ない。そして、明日起きてみて、痛みがどうなっているかは分からない。運転は出来そうなので職場までは車で行こうとと思っているが、さてどうなるか。
YAMAPもご覧ください
これを見ると神楽入ノ峰まで往路は1時間50分、帰路は2時間56分かかっています。歩いている時はすご~く長く感じたのですが
9月3日追記・その後は車で通勤し、どうにか仕事はしています。右足の甲はビックリするほど腫れ上がっていましたが、大分腫れはひいてきました。でも、まだ素早い移動、階段下りは出来ませんし、捻ったり、体重を掛けたりすると痛みはあります。回復にはもう少しかかりそうです。
足首の怪我だなんて、大変でしたね。
痛みに耐えつつ 善後策を考えて歩いていられた様子を想像して
苦しくなってしまいました。
車で帰ってこれて、骨折もしてなくて、よかったです。
無理してひどくしないようにお気をつけくださいね。
どうぞお大事に。
そんなとこにも出るよね。
さびしんぼうで、あまえんぼうの俺は
足がぼうになっても
「助けてクレー」と知らない人にさえ
声かけるかも
思えば昨年の木曽駒から
靴もザックも見てないかも‼️
コロナだけじゃないけど、俺も新生活にシフトしてるのかなー
早くよくなってね🎵
まだみたい景色はあるから
ご心配をお掛けしました。月曜から今まで通り仕事をしております。足の回復にはもう少し時間がかかりそうですが、大丈夫です。
山行の殆どがソロですから、こういうことが起こることは想定しておかなければと反省しています。
ザックにはバンドエイドやバファリン、整腸剤などしか入っていなかったのです。回復したら湿布も入れるようにします。
また、ひ~こら下山しているときに通りがかった人にどうやって助けを求めたら良いのか考えているウチに、彼らは通り過ぎてしまいました。
今でもどうすべきだったのか分かりません。う~ん
まぁ~ ともかく ご無事で(?)生還されて良かったです。
私も単独が多く、下山時に足首捻ること 結構有りますが、そこまで酷いのは経験無いです。
そういう事態の時は、まずはテーピングで固定するのが鉄則なんでしょうね??
と思ってきてみたら、あらら、大変でしたね。
捻挫ですかね?大事に至らなくてよかったです。
こういう事は誰でもいつでも起こりうることなので、
私も注意(注意はしててもね)して、テーピングテープを持つようにしようと思います。
膝が不安な時とかは持ち歩いていましたが、
大丈夫になると装備に入れなくなってました。
初心にかえります~お大事に!
二人ともテーピングのことを書いてくれましたね。テーピングは巻き方を覚えないといけませんね。まt、あ今回立川のクリニックでもらったサポーターは次回からザックの中に入れようと思います。
足は大分マシになってきましたが、まだ電車通勤に戻せていません。よって健康なら楽しみな4連休は自宅待機になりそうです(^_^;)