11月16日は満月。パール富士を狙っていたが、曇り予報に諦めた。そこで、どうせ曇りならYAMAPの山梨県央2024「山のぼり・まち歩きキャンペーン」最後の一つ風林火山の「風」バッジをゲットすべく、甲府の八王子山に登ることにした。ホントは「地元甲府市民に親しまれる展望抜群の山」とのことだが、写真撮影メインではなく、湯村温泉から歩きメインなら違った楽しみが得られることを期待した訳だ。
金曜夜に登山の準備。そういえば電車移動での山行は9月の陣馬山以来だ。レインウェアを持っていく代わりにデジイチは置いて行くことにした。
翌日は5:40の国分寺発にあわせ、3:30にアラームをセット。早く寝るはずだったが、ついついプレミア12日本対韓国に夢中になってしまった。日本の先発は中日の高橋宏斗、交流戦で日ハムは手も足も出なかったイメージがあり、これは大丈夫だろうと思っていた。ところが、先頭打者にヒットを打たれ、先制を許すイヤな展開。その後逆転するも5回表に3-2と逆転を許し、これはヤバイと思っていた頃、5回裏に横浜牧の逆転打。7回裏に阪神森下の2ランHR。これで安心して22時頃にベッドへ。
ふと目が覚めたのが2:50。小用を済ませ、もう少し寝ようと思ったが、まぁイイかとそのまま動くことにした。
プレ金ナイトを聴きながら洗濯物を干す際に、ベランダに出ると空が明るい。なんと、薄雲はあるものの、キレイな満月が見えているではないか。デジイチ手持ちでパチリ。(3:34)
その後Xで検索すると幻想的なパール富士の画像がアップされていたが、曇り予報でヘッデン登山をするほどの根性は無かった。まぁ良しとしよう。
朝食、トイレを済ませると昨晩立てた計画より早いが、4:49の中央線に間に合いそうだ。
4:25に出発。府中市内は13℃の予報、日の出まで1時間以上ある時間だが、それ程寒くなかった。
未明の国分寺駅にはそれなりに人が居て、やって来た中央線もそこそこの乗客が乗っていた。その多くは深夜まで飲んでいたらしく熟睡していたが、中には私と同様にザックを持ったハイカーも居た。
何しろ5時間程しか寝ていない。高尾到着の1分前にアラームをセットして目を瞑った。車移動と違い、電車移動はこれが出来る。
5:14 高尾で乗り換えると目の前には2階建てのグリーン車両。駅員のアナウンスで無料で利用できるとのこと。これ幸いと乗り込んだ。
2階席からホームを見下ろしてパチリ。(勿論スマホ)
高尾を出るとまだ真っ暗なので、車窓を楽しむことは出来ない。今度も大月到着1分前にアラームをセットして、目を瞑った。
5:51 大月に到着し、他の乗客が居ないタイミングでパチリ。
大月では階段の上り下りの後、甲府行きに乗り換えた。この乗り換えが3分しかない。
これは年配の乗客は無理だよ!
ホームのトイレに寄る時間は無かったので、席を確保した後、車両のトイレで小用を済ませた。
今度も甲府到着の1分前にアラームをセットして目を瞑ったが、さすがに今度は眠れない。国分寺駅まで聴いていたプレ金ナイトの続きを聴くことにした。
甲府駅到着は6:41。もう普通の朝の時間だ。そこそこ多くの乗客が降りた。そういえば、前回甲府駅を利用したのは随分前。いつだっけ・・・調べたらH27年6月以来だった(^_^;)
湯村温泉行は7:10と調べてあったが、バス停はどこだろう。湯村温泉は駅の北側なので北口に降りてみた。バス停は2つあったが、いずれも湯村温泉の表示は無い。どういうことだ???
近くに居た年配女性に尋ねると「南口に大きなバスターミナルがあるので、そちらではないでしょうか」との返答。お礼を言って先ほど降りて来た階段を上り、南口へ。
デカいバスターミナルへ出た。上述のように前回来たのは9年前で、このバスターミナルの印象は無かった。どういうことかと調べてみると平成29年に出来たとのこと。覚えていないはずだよね。
今度は直ぐに昇仙峡、湯村温泉行きのバス停は見つかった。
バスの出発までまだ20分程ある。せっかくだからと信玄像の傍へ行き、スマホでパチリ。勿論速報をアップした。
あらためて信玄像を見るとこの方とは違うなと思いつつ、大河ドラマの印象は何時までも残るなと思った。
ファミマでコーヒーを買うつもりで入店したが、ついついあんまんを買ってしまった('◇')ゞ
バスの到着まで時間がある。甲府駅の駅ビルをパチリ。
定刻にバスは到着。乗り込んだのは私だけだった。バスは時計回りに転回し、北側へ。10年以上前に通った吉野さんが勤めていた病院の辺りを通った。懐かしかった。
10分弱で湯村温泉入口バス停に到着。
温泉街ならSoftbankでもアンテナが立つだろう。まとめて土曜日を聴きながら歩くことにした。YAMAPの記録を作動させ、出発。
今回はこのサイトを参考にしてYAMAPの計画を立てた。
7:21
温泉街を北へ。古い旅館と新しい建物が混在している感じだった。
塩澤寺の階段を上ると登山口だな
・・・あれ???
YAMAP地図を見直したところ、黄色いルートを進む筈がコースアウトしているではないか。
早速やっちまった~
まぁ数十m戻れば良いだけだ。温泉街を進んだ。
富士山がドカーンと見えた。曇り予報でデジイチは置いて来たことを少し後悔した。コンデジの映りはこの程度だが、デジイチがあってもクリアな絵にはならないかな。
YAMAP地図の正しい道を進むと簡易舗装の登り道へ出た。
数分後「クマ出没注意」の看板が見えた。念のためと思い、クマ鈴を出した。
歩き出した直後、トレーニングウェアを着た年配夫婦と出会い挨拶した。クマ鈴は要らなかったかな
数分後、ベンチがあったので、ここでスパッツを着け、ステッキを出した。そして行動食のグラノラをパクリ。
しばらくは簡易舗装の遊歩道を進んだ。
土の道になって数分で湯村山と狼煙台の分岐へ出た。これは2022年に復元されたもの
この近辺で3人組のオバちゃんハイカー、ソロ男性ハイカー×2と出会った。先ほどまでの数分間は誰も居なかったのになぁ
とりあえず湯村山の山頂を目指すことにした。なんとなく正面ではなく、右側の道へ
なんとなく山城っぽい道だね。
東屋へ出た。ここが湯村山の山頂か。
ここからも富士が見えた♪ コンデジでパチリ。
パソコンで露出をいじってもこの位の映りにしかならない。デジイチがあっても似たようなものだったかな
スマホの方が出来がイイかも
数分後に夫婦のハイカーが到着したので、旦那さんに記念写真を撮ってもらった。
ド逆光なので、フラッシュ撮影。勿論後方の富士は写っていない(^_^;)
本日の1座目。湯村山(446m)
東屋に温度計が設置されており、覗き込むと14℃だった。汗もかいていたし、ここで上着を脱いだ。
「ハチを刺激しないで」と表示があり、YAMAPにもスズメバチのデカい巣があることが投稿されていた。この先を進むことは止め、往路を戻ることにした。
狼煙台まで戻り、千代田湖、健康の森方面へ
若い女性トレランさんに出会った。その後も数人のトレランさんを見かけた。ここはトレランのコースにもなっているらしい。
石段の道を進んだ。
石段は数分で終わり、平坦な道へ。YAMAPを見るとこの左が法泉寺山のようだ。
ちっとも山頂っぽくないが、ここが本日の2座目。法泉寺山(539m)
法泉山からの下り・ピンテが密集!
この付近で女性ソロハイカーに出会ったが、一気に人が減った。
武田の杜ベンチ
緩やかに登る。あれが八王子山なのか
土質が変わってきた
花崗岩を削った感じの登山道。短足には辛い(^_^;)
おぉ、展望が開けた! (スマホ)
手前の花崗岩を入れて
先へ
東屋が見えた。ここも展望が良さそうだ。
ここからもイイねぇ。富士は見えないが、デジイチを持ってくれば良かった。←こればっかり(^_^;)
スマホ
甲府市街をパチリ
リスタート。花崗岩を削った登山道を進む。数人のハイカー、トレランさんと出会った。
短足には辛いね(^_^;)
9:40 着いた!
とりあえず一番高い所へ!
八王子神社の小さな祠があるだけ。松の木が遮り展望はイマイチだった。
上画像の反対側。先程の東屋の方が展望はイイかなぁ
セルフタイマーで記念写真。本日の3座目、八王子山(600m)
これで風林火山の「風」バッジをゲットだ!
お湯を沸かしている頃、夫婦ハイカー、ソロ男性、トレランさんと続々と到着した。
今日はこれ。カップヌードルのシリーズは外れが無いのだが、これはイマイチ。特にスープを飲み切るのは厳しかった。冷えたビールと一緒なら良かったかも。
私と同世代かそれより上位のトレランさんに地元の方かどうかを尋ねるとその通りだった。何度も走っているコースなので、富士が見える方角を確かめた。今日はダメだが、あの辺りに見えると教えてもらった。ここは南アルプスの方がキレイに見えるとのこと。
10:15 リスタート。
始めは画像右の青い→方面に数十m下った所で指導標を見つけ、間違いに気付いた。
数十m上り返して画像左の赤→方面へ(^_^;)
整備された道を進む
おぉ、ここもイイじゃん♪ (スマホ)
傍に居た女性ハイカーに「ここの眺めはイイですね♪」と話しかけると「今日は曇っていますが、向こうに鳳凰三山も見えますよ」とのこと。
コンデジではズームしてもこの程度。そういえば甲府市街からも鳳凰は目立つよね。
滑らない様に慎重に下る。今日は曇っていてそれ程感じなかったが、ネットを見るとこの付近の花崗岩が白く輝き、「白山」の呼び名になっているらしい。
大岩! 今日は居なかったが、登る人が居るだろうなぁ
さらに先へ
このシンボリックな岩もイイねぇ。近づいてみたかったが、上画像のように手すりがあるので、それを超えることは控えた。常識人なので('◇')ゞ (スマホ)
ここは気に入った。もう一度来るぞ!
階段を下る
YAMAP地図に従い、この分岐を千代田湖方面へ
この標柱はYAMAPの口コミに出ていた。
これが無ければ迷っていたと思う。勿論参考になりましたか?は「はい」で送信した。
たしかにここは道に見えない。
数十mで明確な登山道へ
十数分進むと、石が積まれた小ピークに着いた。
登ってみると小さな祠とデカい剣があった。
どうやら反対側が正面、ここが本日4座目の天狗山(493m)だった。
その後は滑りやすい急登を慎重に下った。
林道に出た。ここもYAMAPの口コミに出ていた通り、林道を超えると直ぐ階段があり、再び登山道へ
その登山道もほんの数分で終わり、民家の脇へ出た。(11:18)
画像左に少し進むと羽黒大宮神社があった。どうやらYAMAPの正しいルートはここを進むようになっていたが、少し外れたようだ。まぁ誤差としよう。
ここの石段に腰掛け、ドリンク休憩とスパッツとステッキをしまった。また、ここならSoftbankでもアンテナが立つ。今朝聴いたプレ金ナイトをもう一度聴きながら歩くことにした。
数分進み、ハッピードリンクの自販機を見つけ、今度はホットの缶コーヒーを買った。ドリップコーヒーの準備は出来ていたが、丁度良いタイミングが無かったのだ。コーヒーを飲むと元気になるよね♪
住宅街を10分程進むと今朝間違えた塩澤寺の脇に出た。そこからは今朝通った湯村温泉通りへ。
汗をかいたので日帰り入浴の誘惑もあったが、この付近の入浴料金はお高いことは分かっていたので諦めた。
11:46に大通りへ
バス停は数十m先に見つかった。時刻表に出ていた甲府行きは1時間以上先。これは風呂に入って時間をつぶすしかないと思った。
ところが、よく見るとやまなしバスコンシェルジュのQRコードが出ていた。それを読み込むとほんの数分で昇仙峡発の快速が来ることがわかった♪
11:56に到着したバスに乗り込んだ。次の国分寺行きを調べると12:45、これなら十分だ。
10分程で到着した甲府駅の観光案内所へ
女性係員にYAMAPの事を話した。この画像を見せればわかってもらえると思ったのだ。
どうやら他に作業が必要だったようだが、会員番号を伝えることで手ぬぐいをもらうことが出来た。
後は帰るだけだが、その前に汗をかいたウェアを着替えたい。
駅ビルに入り、トイレを探した。先ずは2階に行くと使用中。エスカレーターで4階に行くとまた使用中。もう探すのは諦め、数分待って個室へ。ようやく着替えることが出来、一安心。
発車10分前にホームへ。始発なので勿論座ることが出来た。
スマホのバッテリー残量が危なくなってきたので携帯充電器に繋げ、大月駅到着1分前にアラームをセットして目を瞑った。
大月駅では再び階段の上り下りの後、上りホームへ。周りには外国の方も目立っていた。
今度は東京行きで10両編成なので、人が多くても楽勝で席を確保できた。今度も国分寺到着1分前にアラームをセットして目を瞑った。さすがに今度は上野原付近で眼が覚めたので、タイムフリーで田村淳ニュースクラブを聴くことにした。
15:30頃帰宅。
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