10:18 ここから沢を離れ、景信山への登りへ
登りではついつい口呼吸になるが、マスクを外すと花粉を吸いこみ、エライことになる。平日に仕事に行くときは不織布マスクを付けているが、登山では厚手の布マスクだ。これは口とマスクの間に空間ができるので、比較的呼吸は楽なのだが、それでも苦しい時は仕方ない。
さらに、アレルスクリーンはバス停で吹きかけていたが、もう2時間以上経ったことになる。この登りでももう一度吹きかけた。まぁ気休めだけどね。
※ これらのお陰か土曜日は気になることは無かったが、やはり花粉を吸いこんだようだ。レポを作っている日曜はくしゃみが酷い。この時期は毎年辛いな~
10:51 分岐へ
ここで30代くらい(失礼!)の元気な女性ハイカーと出会い、彼女から「こっちは日影バス停方面ですか?」と尋ねられた。「木下沢から来ましたけど」「この表示には日影バス停とありますよ」
たしかに指導標には日影バス停と書いてあるし、今日は日影バス停から来たのだが、その前に木下沢を書かないと分からないのではないだろうか。
この標柱は黄色マーク、日影バス停は緑マーク
彼女は景信山に向かうと話し、軽快に登って行った。こちらは行動食を食べ、ペットボトルのお茶を飲んでからよっこらせとリスタート。
何度も来ているが、この登りは面白くない。
山頂直下のトイレで小用を済ませ、11:21に景信山山頂へ
いつも混雑しているイメージだが、今日は数人のハイカーが居るだけだった。
今日もテルモスのお湯でカップ麺。出来はイマイチなのは分かっているが、三脚にマクロを持ってくると、水とコッフェルまで入れる元気はないんだよな~
イヤホンから聞こえてくるTBSラジオのある赤坂は晴れて温かいとのことだったが、ここ八王子はこの通り。いや、これでも晴れと言えるのかな~
着いたときは閑散としていたが、数分後にはハイカーとトレランのグループが到着した。ただし、いずれも早々に出発していった。
11:44 リスタート。冬場なら正面に富士が見えるんだけどなぁ
何度も通っているが、このルートにはお花が咲かない。つまらないな~と思いつつ先へ。メインルートなので、ハイカー、トレランさんが増えてきた。
小仏峠の地図屋(守屋)さんは今日も仕事中
城山直下の階段は嫌だけど、ここを登らないと着かない(-_-;)
12:34 城山山頂。今日も賑わっていた。
トイレは工事中で使える所が少なくなっていたが、どうにか利用できた。
残りのお湯でドリップコーヒーを淹れて、パンを食べた。
12:49 下山開始
道路の両脇に注意して、お花を探しながらのんびり進んだ。
なかなか見つからないなと思った頃、ようやく最初の彩りに出会えた。
葉が丸まっているからアオイスミレ?
画像に写る60代位の男女グループは楽しそうに話しながらのんびり歩いていた。
今度は葉が丸い、マルバスミレ?
群生を見つけると嬉しいね。
背後に気配、トレランさんの集団だった。
数十m先でゴツイカメラを持った男性が覗き込んでいる。お花だろう。近づいてすぐわかった。
タカオスミレだ!
単独ではないだろう。彼の邪魔にならないようにザックを置いて、マクロを付けたままのデジイチを出した。周りを良く見ると彼が撮っている株よりも状態の良さそうな株が見つかった。
目標が大きいので三脚は使わず手持ちで
午前中に木下沢で話した夫婦が追いついてきた。「タカオスミレが居ますよ」と話し、場所を教えたところ、とても喜んでくれた。
上述の男性が撮っていた株は多分これ
デジイチを首にかけ、道の両脇を良く見ながら進むと、今度はニリンソウを見つけた。
これは別の場所。葉は沢山あったので、もうしばらくすると群落が見られるだろう。
林道を進むと反対側から歩いてくるハイカー、いやお花狙いのカメラマンと出会うようになってきた。
一方こちらは尿意を感じ、少しスピードを上げてキャンプ場のトイレへ!
ここでの最後の楽しみは駐車スペースの傍だ。
アズマイチゲは元気がないな~
「踏み込み注意」の表示の傍にあるキクザキイチゲが良い状態で撮れたのは久しぶりだ。
かつてはハナネコノメの群生が見られた木道は閉鎖になっていることは知っていたが、その脇から人が出てきたことに気づいた。あそこから入れるのか。
数十m進み、以前は通れた木道の下へ着いた。
ここのハナネコノメは少し復活したとYAMAPのレポにあった筈
よ~く探すと、見つかった!
数カット撮ったが、三脚を使わずに撮ったので出来が悪く載せられるのはこれ位。疲れてしまい、もう三脚を出して撮る気力が無かった。
少しひいてこの位置を撮ってみた。
14:53 日影バス停
次は15:15(だったかな)、大分余裕がある。スパッツを外してペットボトルのお茶を飲み切った。これなら擦差バス停まで歩き、するさしの豆腐でおからドーナッツを買う位の時間があるはずだ。
数百m歩き、豆腐屋が見えたところで背後からバスが近づいてきた。予想よりも数分早いような気がするが、まぁイイ。少し急いでバスに乗り込んだ。
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