
今回の年末年始山行のスタートは昨年末撮れなかった二十曲峠からのダイヤモンド富士を挽回することを先に決めた。そこからH29年年末のように二十曲峠に車を停め、ワイルドルートで杓子山をピストンする計画を立てた。
30日午前は自室の掃除をしながらいろいろな荷物を整理した。殆ど忘れていたものが出てきたりとそれなりに上手くいった・・・筈だった。2泊3日分の服や食料などをタントに詰め込んだ。翌朝は3:00にアラームをセットして、21時前にベッドへ。
興奮していたのだろうか、ちゃんと眠れず時間が過ぎた。
・・・
(@_@) もう4:35じゃないかぁ
仕方ない。平野紅富士プランは諦めた。いつも通り洗濯物を干し、朝食を済ませ、テルモスに熱湯を入れてどうにか出発したのが5:20、運転のBGMはアシタノカレッジ。今日は録音放送だった。
そこそこ交通量はあったものの、府中、多摩、八王子、相模原など順調に運転できた。段々明るくなってきて初めて曇り空に気付いた。昨晩見た予報では晴れマークだったのだが、逆に紅富士を撮り損ねたと思わずにすんだのかと思いつつ先へ。
順序は前後するが、出発してすぐカモノハシを忘れたことに気付いた。取りに帰る時間はもったいない。とりあえずペットボトルの水があればカップ麺を食べる位は大丈夫と途中のコンビニで買うことにした。これがやらかしの1つ目。
道志道からは厚い雲、山伏トンネルを越えても同様だったので、平野の交差点を右折。
7:32 長池公園、外に出ずに車内から記録用に撮影して先へ
7:45頃に二十曲峠に着くと、展望テラスが出来ていた。三脚持参のカメさんが居たが、上画像のように富士は見えていなかった。車内で着替え、ザックの中身を整理する際に、デジイチの予備バッテリーが無いことに気付いた。今日はともかく、明日竜ヶ岳で寒さのために使えなくなった際に予備が無いと困る。下山してからまた考えることにした。これがやらかしの2つ目。
8:22 出発。峠に到着するまで聴いていた蓮見の続きは携帯ラジオで。雑音はあるが、まぁまぁ聴くことが出来た。
この通りの空
低い雲は無かったため、辛うじて南アルプスが見えていた。
このルートはH29以来だ。
少し登って両側がササヤブの道へ。数分後、バッチリ凍った路面に気付いた。
ここならイイが、この先のイワイワが凍っていたらマズイ。
戻ろう!
10分ほどかけて戻り、車内にあったチェーンスパイクを取り出し、ザックに入れた。
やらかしの3つ目、いや実はもう一つあった。それは後ほど。
これで20分のロス(*_*)
先ほど引き返した地点より少し先はバッチリ凍っていたが、慎重に進めば大丈夫だった。
小さなアップダウンを越えていく
9:37 立ノ塚峠
前回は左側に富士が見えていたのだが、今日は曇ったまま。太陽は隠れており、寒い。
テンションは下がったままだった。
前回こんなところを通ったかな~覚えていないよ。
10:08 指導標
雪が少し残っているが大丈夫
お、ロープの登場! これは覚えている
この松の木も覚えている(H29画像)が、今日はダメ(>_<)
このロープ場はちょっときつかった。でもここも覚えている
10:53 ようやく子ノ神に着いた。相変わらずの曇り空でテンションは下がったままだった。
YAMAPから 左上の青〇が子ノ神、右下の赤〇がロープ場。この辺りが一番きつかったかな。
杓子山が見えた
急下りの後、少し登ってお気に入りの露岩ポイントへ
う~ん、ダメかぁ
上の露岩を通過後、太陽が出てきたが、富士にかかる雲はとれないままだった。
北側斜面は雪がバッチリだね。
11:33 杓子山山頂へ。霜柱が溶けたのだろうか、足元はグチャグチャだった。((+_+))
鐘を鳴らしながらセルフタイマー自撮り。一人でやると寂しいなぁ
なんてことをやっていたらデカザックのゴツイ男性が到着した。「岩場を通ってきたのですか」「ええ、岩場でしたね」とさらりと答えた。後でやりとりしたが、テント泊用のザックだった。強者だ!
その数分後、ソロ男性、さらに数分後、ソロ男性が到着した。やはり人気の山頂なのだ。
順序は前後するが、山頂に到着したときは太陽が隠れ、汗冷えも含めとても寒かった。ダウンは車内にあった。上述のゴツイ男性がレインウェア(多分)を着ているのを見て、レインウェアも車内に置いてきたことを後悔した。これもやらかしだったか。でも数分後、太陽が出て一気に温かくなった。ホントにありがたかった。やらかしは結果オーライなのか。
今日のカップ麺はこれ! ニンニク風味がキツかったが、パワーが出たかも?
せっかく持ってきたのだ。デジイチタイム!
麓の街並み、御坂の山々はバッチリだが、南アルプスなどの遠望は厳しいか。H29年はこの通り
ついついこういうアングルで撮りたくなる
富士に架かる雲が少しずつ取れて来た。でも、ここにいつまでも居ると二十曲ダイヤが慌ただしくなる。
12:05 リスタート
数分後、出会った同世代位のソロ男性に「富士が見えて良かったですね」と言われた。たしかに右側の樹間から見える富士はかなり見えるようになっていた。彼は良いタイミングに登ってきたわけだ。
露岩に向けて登る。早く着きたかった。
12:26 露岩に着いた時にはイイ感じの雲を従えた富士が見えている。よっしゃー!
この雲がイイんだな~♪
HDR♪ いい出来だぁ
スマホ。速報をアップした。
期待以上の眺めになった。往路で曇っていた時間はホントに辛かったが、それが報われた気がした。
この頃、先ほど山頂で話した男性が追い着き、挨拶して先へと進んでいった。
12:45 子ノ神。鹿留山に寄るのは止めた。自宅で見て来たH29年のレポでは二十曲ダイヤの直前が相当慌ただしかったからだ。
急下りは気を遣う
上述の松の木まで戻ってきた。そうだよ、ここからの絵がイイんだ。
ここで先ほどの露岩で話した男性が追い着いてきた。間違いなく鹿留山に寄ってから来たのだろう。山の楽しみ方は結構近い感じがした。もっと時間をとって話したかったな~
この前後で左足を滑らせ、ズボンが泥んこになった。周りに岩が無い時で良かった。これはやらかしにカウントしない。よくあることだから('◇')ゞ
こういう急下りは緊張しているのでコケることは無い。
このロープ場は降りるときの方が緊張した。下りきってから振り返って撮影。
13:47 上画像から約30分コンデジでの撮影なし。これは珍しい。撮りたい絵が見つからなかったのかな。
ロンブー淳のニュースクラブは録音放送、生に比べてあまり面白くなかったが、気を紛らわすには良かった。
峠を過ぎてからパンを食べて一休み。
加瀬山への登り。太陽が眩しい。ダイヤへの期待が高まった。
この辺りで小学生くらいの男の子とその父親に出会った。さすがに杓子山にはいかないだろうが、何処まで行くつもりなのかな~
往路でビビってチェーンスパイクを取りに帰った辺り。そういえば、使わずに済んだなぁ
14:51 二十曲峠へ
15:46のダイヤタイムまで小一時間ある。楽勝だ。
あれれ、富士は雲隠れ。まぁまだまだ時間があるさ。
ゴール
続く
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