5日の瑞牆山の後、「デカい山へ行きたい感」が薄れていた。このままではいかんと思いつつ、毎日の猛暑に、エアコンの下でパソコン仕事ばかりで外へ出かける気力が萎えていた。
それでも8月中は4:30に起きて近所を散歩。野川沿いを歩くだけでは練習にならないので東経大への坂登り、下りを入れて足がなまらない様にしていた・・・筈だった。
そろそろ何処かへ行こうと思ったが、19日の山梨県の天気予報はあまり良くない。そこで、昨年と同じく「御岳山でレンゲショウマを撮影し、日の出山で冷たい麵を食べ、つるつる温泉をゴールにする」お手軽コースに決めた。念のため、YAMAPレポを見るとそこそこレンゲショウマを撮ったものが上がっている。そして、レンゲショウマ開花情報から下のページをチェックした。
これなら昨年より沢山咲いているだろう。
前日夜に、登山の準備。今回も流水麵よりも少し安いつるやかなどを冷蔵庫に入れた。
日ハム対オリックスは上沢と山下の投手戦で1-1のまま延長に入り、どうなるか観たい気持ちもありつつ、翌朝が早いので21:30過ぎにベッドへ。
日中は猛暑だったが、夜はそれ程でも無かったので、エアコンは付けず扇風機だけだったが、これが失敗。2度起きてしまった(-_-;)、トイレに行ったり枕元の水を飲んだりして、その後はすぐ眠れたのだが、後から思い出せば、これが不調の原因の一つだったかもしれない。
それでも、4時のアラーム一発で起床。スマホで日ハムの結果をチェックすると、延長12回引き分けだったので、最後まで観なくて良かったのかな。
今日も武田砂鉄プレ金ナイトを聴きながら洗濯物を干して、朝食トイレを済ませ、5:40の国分寺駅に間に合うように出発。
日の出に気付き、パチリ。
5:40の中央線はそこそこ混んでいた。立川で青梅線に乗り換えるといつも通りハイカー満載。都心でも36℃予報が出ているのだが、皆さんはどこを目指すのだろう。
青梅着1分前にアラームをセットして目を瞑った。キンキンに効いた冷房が寒く、直ぐに眠れなかったが、それでもアラームでたたき起こされた感がするので、まぁまぁ眠れたのだろう。青梅で奥多摩行きに乗り換え、今度は御嶽着1分前にアラームをセットして目を瞑った。今度は御嶽到着少し前に目が覚めたので、アラームが鳴る前に切った。
御嶽駅でドアが開いた途端暑さを感じた。(+_+)
改札を出て数mのトイレで小用を済ませ、手を洗う際にクールコアタオルを濡らした。今日のコンディションならこれは超大事だ。
駅から横断歩道を渡り、数十m先の御岳ケーブル下行きバスはズラリ行列が出来ていた。まぁ想定内だ。日焼け止めを塗り、できる範囲で体操して待った。
7:12 定刻にバスは到着。
混んでいたが、幸い座ることが出来た。10分弱の乗車中に、降りてから表参道の舗装登りはきつ過ぎると思い始めた。
ケーブルに乗ろう!
登りでケーブルを使うのはH27年に食うかいさん達と一緒に訪れた時以来だ。
いつもはノンビリだが、ケーブルに乗るために結構頑張って登った。もう暑い(^_^;)
左側の券売機で600円で片道を購入。勿論スイカで支払った。☚これが後で効いてくる(-_-;)
後でわかったが、片道ならスイカ(PASMO)で直ぐ買うことが出来た。
幸い一番後ろの席に座ることが出来た。
ケーブルカーに乗るのはR1年食うかいさんと千畳敷ロープウェイに乗って以来だ。勿論デジイチを出した。
といってもそれ程高度感は無いね
下りのケーブルカーとすれ違い。新しい車両だね。
御岳平園地から。7:37だが霞まくり
御嶽駅からスマホで聴いていた蓮見まとめてを携帯ラジオに切り替えた。ベンチで1個目のパンを食べてリスタート。いよいよレンゲショウマ自生地へ
これが7:48。舗装道を登った昨年は9:13だからずっと早い。
早速見つけた!
これはイイ感じ♪
ズームばかりでなく引いてみた
ゴツイカメラで撮影中の方が大勢居た。
「観光協会」の腕章を付けた60台位の男性が居たので、声をかけた。
今年は猛暑と雨が少なかったので、レンゲショウマも含め、色々な花の生育が悪い。花だけでなく畑や田んぼも被害を受けているとのこと。
ニュースでちらほら見ていた話しだが、実際に話しを聞くと納得出来た。
撮影続行。撮った後にモニターを見てにんまりを繰り返していたと思う。イマイチでしかめっ面のものはその数倍あったけど。
これはお気に入り。TOP画像にしよう
ズームばかりでなく引いてみた
明暗差が上手く出た♪
数が多い所を狙って
ガンサバイバーが終わる頃、撮影終了。写欲は満たされた。
レポを作りながら改めてデジカメ画像を見ると70分余りで50数枚撮っている。昨年と撮影時間はそれ程変わらないが、今年も十分楽しめた(*^-^*)
9:11 とりあえず御岳VCへ。昨年よりも1時間以上早い。日の出山の前にロックガーデンへ行こうと思っていた。
館内で小用を済ませ、クールコアタオルを濡らした。受付の観察員さんにロックガーデンで旬のお花情報を尋ねたが、時期的にあまり咲いていないが、七代の滝付近でタマガワホトトギスが見られるというボンヤリした情報をもらった。
集落付近は観光客も多いが、ハイカーも多かった。ロックガーデンだけでなく大岳山を目指す人も含まれるのだろう。
集落の石垣でシュウカイドウを見つけた。この独特なフォルム、好きなんだ。久しぶりだ~
御岳神社は通過
9:38 長尾平のベンチで2個目のパンを食べた。ナイツのちゃきちゃきを止めて、高校野球を聴くことにした。慶応対沖縄尚学は慶応が大量リード(ダイジェスト)。プロ野球と違い、選手の顔は殆ど分からないが、それなりに楽しめた。
リスタート。ここの急坂下りはR2年8月初旬にイワタバコ探しで歩いて以来だ。その時のレポに記載がないので、それほど暑くなかったのだろう。今回はホントにキツかった。
10:12 七代の滝へ。一気に清涼感がやってきた(^^♪
いきなり衝撃的な看板に気付いた。
「七代の滝 滑落死亡事故」で検索したが、「子供が滑落した事故があった」との情報に辿り着いたがそれ以上のことは分からなかった。
この木橋は昨年は撮っていないので最近架けられたのだろうか。
「滝に近寄らないでください」とあるが、やっぱり撮りたい。デジイチだけを持ち、ステッキでバランスを取りながら、慎重に近づき、控えめな位置で撮影。
かなり厳重に表示が付けられている。上述のようにネットで検索しても具体的な情報は出てこなかったが、どう気を付ければ良いのだろうか。
さぁて、先ほどまで一気に下ってきた分は登らないといけない。ここからの階段上りも大変なんだよな。ノロノロしか上れないので、後方から来た方に先へ行ってもらった。
10:39 やっとこさ天狗岩へ。
YAMAPにはこの岩を登ったレポが出ていたが、ビビりの私には絶対無理だ。
さて、この時点でもうへとへとだった。ロックガーデンへ行ってしまうと日の出山から下山する気力は無いだろう。
戻ろう!
YAMAP記録から今回のルートを載せてみる。右上のコップマークが長尾平
続々と反対側からやってくるハイカーに出会った。ロックガーデンや大岳山を目指す人が混じっているのだろう。ウキウキ顔の彼らに対し、挨拶はするものの私はかなり疲れていた。
11:07 再び長尾平へ。9時半過ぎと違い、多くのハイカーで賑わっていた。
この疲れはシャリバテだと自分に言い聞かせ、ランチタイムにした。
空いていたベンチに腰掛けて準備開始。つるやか細うどんをジップロックに入れた水でほぐした。
具はかき揚げ、ワカメ、ネギ、半熟卵、そして海苔。この夏3回目だが、段々上手になってきた。美味しかった。多少は元気が出たかな。
5,6人のオバちゃんグループがやってきた。話しの様子からこれからロックガーデンに行くようだ。お菓子やお惣菜の交換タイムが始まっていた。
出発前にカモノハシに多めに入れていた水をペットボトルへ移した。あと1ℓ弱残っているが、残りは慎重に飲まないとね。
11:41 リスタート
数分の間に多くのハイカーに出会った。先ほどまでより大きな声で挨拶できたかな。
賑わう集落
ここから日の出山方面へ
ゲンノショウコ。これも好きなお花だ。先ほど御岳VCで咲いていると情報をもらっていた。
遠目には大きな犬かと思ったが、メェ~という鳴き声で分かった。ヤギだった。
少し登る
下って鳥居へ。
鳥居の少し先で倒木を削って作ったベンチがあった。先ほどのうどんパワーはもう無く、ここで一休み。行動食のグラノラを食べ、ペットボトルのスポドリを少し飲んでリスタート。
あと0.6kmだ。頑張れ自分!
天狗岩から再びラジオで高校野球を聴いていた。土浦日大対八戸学院光星は土浦日大が大量リードしていた。(ダイジェスト)
山頂手前の公衆トイレで小用を済ませた。山頂手前の木陰で休むハイカーも居た。上の東屋よりここの方が涼しそうだ。でも、ここまで来たのだ。山頂まで行こう。
12:43 日の出山山頂。画像の通り賑わっていた。
オバサマにシャッターをお願いした。「私は下手なのよ」と言いつつ1枚撮ってくれた。傍にいたオバサマ仲間が「あら、お顔が帽子で隠れているわ」とアドバイスして、もう一枚。
画像で伝わるだろうか。もうヘロヘロだった。東屋のベンチは埋まっていたが、日影側の石垣にクッションを敷いて座った。
イイ天気だったが、撮りたい風景では無かったので、デジイチは出さなかった。いや、デジイチで撮る気力は無かった。
とっておきのこれをチュルチュルした。
元気が出たのでリスタートと行きたかったが、なかなか動き出せなかった。13時になり、
ロンブー淳ニュースクラブが始まるタイミングでリスタート。
最近整備された感じの階段を下る。周りに誰も居なかったので、スピーカーで聴くことができた。
途中で休んでいた人、ゆっくり歩く人の傍に行くときはスイッチを切ったが、周りに居なくなると聴くことを繰り返した。
この辺りは木陰になり、暑さも和らいだ。
顎掛岩の傍のベンチで一休み。ペットボトルのスポドリを残量を気にしつつ飲んだ。
歩きやすい道を淡々と進んだ。
14:09 舗装道へ
毎回撮ってしまう古民家滝本のカエルのオブジェ
この付近でステッキを仕舞い、残り少なくなっていたスポドリを飲み切った。
都道184号へ出て左折。つるつる温泉まで後300mの表示があったが、最後の上りがホントにキツカッタ。ここは日陰が無く、大汗をかきながら進んだ。
14:28 ようやくつるつる温泉に到着。
最初に次のバス時刻をチェック。これはHPからだが、同じものがバス停と館内にあった。
15:25なら1時間弱で風呂に入ってビールも楽しめる。よぉ~し!
入浴料金は960円。出発前に調べていたが、1年前は860円だった。今年に入ってからの円安や物価高で値上げしたのだろう。嗚呼
入り口わきにはハイカーがザックをおけるように金網の棚が設置されていた。ザックの中に着替えとタオルを入れた袋を用意しておいたので、ここからは速かった。
2階の浴室へ。山ウェアを脱ぐときにびっくりするほど汗をかいていた。タイツを脱ぐのに一苦労したほどだ。
中はそこそこ混んでいたが、まぁ仕方ない。頭と身体を洗って露天の岩風呂へ。この時は気づかなかったが、1年前の露天は檜風呂。つまり今回は美人の湯。1年前は生涯青春の湯だったということ。(こちら参照)
曇天で風があり、暑さはそれほど気にならなかった。腰から下だけ湯に浸かりのんびり・・・
していたかったが、残り時間があまりない。
15時頃に浴室を出て、Tシャツと半パンに着替えた。今日は短い靴下も持ってきた。
食堂はそこそこ混んでいたが、4人掛けのテーブルが空いていた。
メニューを見たが、どれを頼んでもお得感は無い。そこで生ビールセット1100円
おつまみ3種と生ビールをお楽しみいただける、大変お得なセットです☆
- ひのでちゃんネギラー油 ・枝豆
- くんせいチーズ(ガーリック・ブラックペッパー・プレーン)
を注文した。
風呂&生ビールは7月の川苔山、中神駅近くの富士見の湯以来だ。今回も
くいっと一口・・・うま~い(*^-^*)
風呂上がりの生ビールはやっぱりサイコーだ!!
つまみは特に燻製チーズは初めての食感で、新鮮だった。
スマホで速報をアップしようと思ったが、ここはSoftbankではアンテナが立たなかった(-_-;)
さて、上述のように当初考えていたバス時刻は15:25だったが、一緒に見ていた平日の15:43だと思い込んでいた。15:26頃食堂を出て、会計する際にバス時刻に気付いた。またやっちまった(^_^;)
10分程ソファーで時間をつぶし、15:53のバスに備えた。先ほどバス待ちの列が出来ていたことを覚えていたので、15:45頃に外へ。バス待ちの人たちがすでに7,8人。思ったより暑くなくてほっとした。
15:50頃にパラパラと降ってきた。ザックの中にレインウェアは有ったが、さすがに出したくない。本降りになる前に定刻にやって来たバスに乗ることが出来た。出発して数分、本降りになった。ラッキーだったのかな。いや、そもそも15:25に乗っていればその心配も無かったのだが。
武蔵五日市駅に到着し、スイカをピピっとしたところ、警告音が鳴り、残金不足の表示が出た。今朝ケーブルカーに乗る際に残金があまりないことに気付いていたが、すっかり忘れていた。運ちゃんの指示通り500円を両替し、お釣りの無いように支払いをした。まだ数人の乗客が居たが、目を合わせない様にして外へ(^_^;)
駅のトイレで小用を済ませ、radikoを付けた。日ハム対オリックスは今日も伊藤大海と山崎福也の投手戦で1-2で8回だったかな。その後もずっと聴いていたが、そのまま終了。連勝は5で止まった。(結果)
順序は前後するが、16:25発の五日市線の車内で速報をアップした。
拝島で東京行に乗り換え、今度は座れるか心配だったが、幸いバッチリ座ることが出来た。日ハムの負けを確認したところで、また高校野球に切り替えた。仙台育英対花巻東の東北対決(ダイジェスト)は聴き始めた時点で4-0で仙台育英がリード。その後も仙台育英が得点を重ね、8-0まで進んだ。国分寺駅に到着し、自宅までも聞き続けた。自宅に到着し、山ウェアを洗濯機に放り込み、タッパーなどを洗ってテレビをつけた。
簡単に入浴を済ませた後、観戦再開。花巻東は最終回に4点取る意地を見せたが、大注目の佐々木麟太郎が1塁ゴロで終了。仙台育英が連覇に近づいた。
ここまでで限界。夕食前にアラームを20分にセットしてひと眠り・・・の筈が1時間以上寝てしまった。
食後、21時前に再びベッドへ。翌朝レポを作ろうと4時にアラームをセットして目を瞑った。4時のアラームとトイレに行ったことは覚えているが、再び爆睡。もうどうにもならなかった。結局6時過ぎまで寝てしまった。いや起きることが出来たのか。
天気予報を見たり聞いたりすると、猛暑は9月まで続くという。御岳山、日の出山のお手軽コースでこれだけグダグダになるのだ。楽しく登山するには標高を上げないといけないが、猛暑の中の運転も辛そう。どうしよう・・・
こちらもご覧ください。
自分も19日は8時頃、レンゲショウマ群生地に行きました。ニアミスだったようですね。さくっと撮って御岳山に向かっちゃいましたが。
それにしても暑かったですね。
今回も見事にうつせましたね。
自分もねらうけど、どうもピントがあわない。
実際に自分もやってみて、その難しさがわかるものですね。
>楽しく登山するには標高を上げないといけないが、猛暑の中の運転も辛そう。どうしよう・・・
俺とまったく真逆です。
好きな山歩きが「低山・里山」に移りつつあります。
魅力は「安心感」かな?
最近、ソロ活動がやっとできるようになってきました。
「山にはひとりでいってはいけない」という言葉が自分の中にありましたが、低い山や裏山なら安心なんです。
また、ケーブルやロープウェイなんて最高じゃないですか!
と、窓からの眺めを楽しんでいます。
長く続けていると、その時期によって嗜好も変わってくるもんですよね。
さあ、秋になってきます。
エアコンのきいた室内で、行きたいところリストを作って計画立てるのも「山歩き」が始まっていると思います。
さらに、望さんには「ブログ」という振り返りがあるもんね。
この夏、歩いた(撤退も含め)ソロ活動をして、改めてわかった自分のスタイル。
「くさい」:汗かくと最悪
「うるさい」:独り言多い
「カメラが苦手」:一眼持って行ってもつかわない
「いっぱいいっぱい」:よくへばってます
の「くうかい」でした。
久しぶりで長文になっちゃった。ごめんね
リブルさんならケーブルを使わずにたどり着いたのかな。レポが出来たら、コメントしますね。
今年の夏は暑すぎですね。秋の到来が待ち遠しいです。
お仕事多忙と思いますが、またご一緒下さいね。