今回計画した四尾連湖から精進湖へのロング山行だが、私はH21年3月にかずさんと歩いて以来だ。市川本町から歩き、水明荘に泊まって、翌日早朝に歩き出し、精進湖からはバスで帰ったのだ。
ただし、それをもう一度やるつもりは無い。今回の計画は精進湖に集合。1台を精進湖に置いて、1台で四尾連湖へ移動してスタート。精進湖に着いてから四尾連湖へ車の回収に戻るというものだった。YAMAPを見ても、同様に歩いている人はなかなか見つけられなかった。
ハイジさんにこの計画を持ち掛けた時点では知らなかったが、なんと彼は別の山仲間と2017年12月(平成29年)にこの計画通りに歩いていた。
経験者のハイジさんと一緒なのは心強いってことだ。
相談の結果、まずハイジさんの車で四尾連湖へ行くことにした。タントは県営駐車場に移動させて、ハイジ車に荷物を乗せた。
これ以降ハイジさんのセリフはHで表記する。
6:30 四尾連湖へGO!
ナビの指示に従い、まずは精進湖ラインを北上、市川大門方面へ(だったかな)。
その後はヘアピンカーブが連続する県道409号をぐいぐい登っていった。この道は数回試しているが、R2年1月のように石和YHを深夜に出発し、日の出に間に合うように大急ぎで登った記憶しかない。いや、そもそも他の方の運転でここを登るのは初めてで、新鮮だった。
7:30頃 水明荘の駐車場に到着。数分後「市川三郷町スクールバス」と表示されたワゴン車が到着した。
H「そういえば、あの時小さい子供が居た。その子を迎えに来ているんじゃないかな。」
数分後、制服姿の男の子がやってきた。ハイジさんが話しかけた所、中3だという。
スクールバスの右側には駐車料金(500円)を入れる箱もあったが、水明荘のご主人(画像)に会いたかったので、水明荘に行きましょうと提案し、一緒に行くことにした。
ハイジさんが「ごめん下さ~い」と声をかけると、返事が聞こえ、男性が出てきた。そう、若だ!
上述の水明荘に泊まった際に写真は撮っていないが、翌年の元日にヨッシーさんと一緒に初日の出を撮影した後、若と記念写真(画像)を撮っている。
N「私の事を覚えていませんか?」
若「ごめんなさい、ちょっと・・・」
H「数百人のお客さんのことを全部覚えたりしていないよ」
N「それはそうですね」
せっかくなので、若との記念写真をお願いした。
N「御主人はどうされたんですか」
若「義父は元気ですが、高齢なので仕事はしていません」
昭和16年生まれと聞いていたので、仕方ないか。でも、お元気で良かった~
そのとき、制服姿の女の子が出てきた。
若「すいません、娘を送って行かないといけないんです。義務教育の子供は町がバスを出してくれますが、高校生の送迎は各家庭の負担なんです」
2人は早々に出かけて行った。
H「せっかくだから四尾連湖の写真を撮っていきましょう」と下へ。私は性格上デジイチで撮りたくなる。するとこれからのロングコースの歩き出しが遅くなると遠慮して、彼を撮るだけにした。
数分戻って、登山口へ。
7:52
N「いつも暗い時間に歩いていたから、明るい時間い歩くのは久しぶりですよ」
数分で汗ばんできたので、ラガーシャツ、ウィンドブレーカーを脱いだ。
大畠山でドリンク休憩。しまった~撮るのを忘れた。
H「このやせ尾根イイね~」N「凍っていたことがあって、その時は緊張しました」
あちこちでトリカブトが咲いていた。
ハイジさんも花好き、彼が撮っている間に少し先へ。上述のように1月に来ることが多かったので、まだ緑が生い茂るこの季節の眺めは新鮮だった。
N「釈迦ヶ岳が見えますよ~」
N「この先で橋を渡りま~す」 H「良く覚えていますね」
トリカブトの撮影に夢中のハイジさん
9:01 西肩峠
ここに精進湖と書かれていたことはすっかり忘れていた。
六地蔵
9:05 H「山頂まで15分か」N「今日、急なのはここだけですよね」←これが甘かった(*_*)
一旦ハイジさんを抜いたが、直ぐ抜かれた・・・いや、競争するつもりなどなかったのだが
9:14 結局カメの私でも10分かからずに到着。
PLに付け替えて、デジイチタイム!
反対側へ移動。南アルプスがズラ~リ♪
ついついお気に入りはズームしてしまう
悪沢岳
北岳
鳳凰と甲斐駒
八ヶ岳
四尾連湖
記念写真をお願いした。
一つ目のパンを食べてカロリー補給
この先へ行くのは久しぶりだ~
続きます