GoTo静岡2日目の続き…。3日目の10月30日も気持ちの良い晴天だった。2泊3日ずっと晴天で、第3波ど真ん中の今になって振り返ると、最高のタイミングで旅行に行ったと思う。ホント、人生ってタイミングだよなァ。2泊お世話になったホテルをチェックアウトし、静岡駅構内のコインロッカーに荷物を預け、ぶらぶら街歩き。遅い朝飯を求めて静岡市内を歩きまくった。スマホの地図アプリは、必須である。
方向音痴は、地図アプリがあっても、結局、迷う…。予定より遅れたが、なんとか目的地の「静岡おでん おがわ」に到着。店内には、ロケに来た券\人のサインが所狭しと貼られていた。串に刺した具を黒いダシ汁で煮て、魚粉と青のりをかけて喰うのが静岡おでんの特徴らしい。適当に8本チョイスして870円なり。牛すじが美味かったなァ。お代わりしたかったが、直ぐにランチタイムなので、グッと我慢。
「静岡おでん おがわ」を後にして、次の目的地へ。最後の将軍、徳川慶喜が、大政奉還後に隠棲していた屋敷跡である。そこに作られた「レストラン浮殿」で優雅なるランチ。「浮殿弁当」2860円なり。テラス席が素晴らしかったなァ。貧乏人にも手が出るランチ価格なのに、その優雅なひと時は、夢の様だ。間違いなく、人生最高のランチだろう。お上品な料理だったので、味の記憶は薄っすらだけど…。
食後に、徳川慶喜が愛した庭園を見学。最後の将軍が居を構えていた屋敷とは思えないぐらいに質素だった。隠棲という言葉が悲しく響く静けさだ。しかし、静かな美しさが、この屋敷跡を別世界に変えていた。ビルや商業施設が集まる政令指定都市に、昔の駿府がャcンと残っている。今と昔が交錯する不思議な場所だった。池の水がキラキラ反射して、鯉の泳ぐ姿が幻のように揺れていた。
優雅なランチを満喫し、次の目的地の「静岡ホビースクエア」へ。静岡は、プラモデルメーカーが集合した模型シティである。ガンプラどハマり世代なので、ワクワクで行ってみたのだが…。展示物が少ないし、売店もパッとしないし、なにより客がいない。10分で終了。無料の施設なんで文句も言えないが、この程度の施設を観光案内に載せたら駄目でしょ。静岡旅行の最後の目的地だったのに…。
予約していた新幹線の時間まで3時間以上も余ってしまった。あちこち散策して、新たな見所を探そうかとも思ったが、3日間で45000歩以上も歩き回って疲れていたので、さっさと帰ることにした。新幹線の予約を変更し、2時間ほど早く帰宅。最後の目的地は大外れだったけど、GoTo静岡オッサン一人旅は、中々、充実していたなァ。コロナ禍が収束したら、またGoToトラベルでどこかに行きたいねェ。
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