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ライトウェイ・ソノマ・インプレッション3



購入から半年経過し、ソノマとのつき合い方や捉え方について変わってきたところがあります。過去の雑感・インプレッションを時系列で記した上で、ここに改めましてインプレその3、備忘録です。

ソノマ・2012年モデル覚え書き
インプレその1
インプレその2



前回のインプレから変更したパーツ類。先ずはサドルを革のブルックスB17 Specialに換えています。これにより乗り心地が格段に良くなりました。座面の硬さが懸念される革サドルですが、標準の物と比較しても私には最初からお尻にやさしかったです。革の柔軟性にプラスしてレールもしなやかなので振動の吸収性も上がったんだと思われます。ユーラシアで愛用していて、長距離で威力を発揮するとは思っていた革サドルですが、普段の乗車で路面からの突き上げをスポイルしてくれるとは嬉しい誤算でした。ユーラシアではノーマルのままでも路面からの突き上げでお尻が痛くなる事はなかったので、革サドルの恩恵って直ぐには感じられないんですよね。ソノマクラスだと効果覿面です。これから馴染めば、もっと良くなる事はあっても悪くならないでしょうし満足です。

次にタイヤがパンクしたのを切っ掛けに、チューブを標準の25-32Cから前=28×38C(予備で付属のチェンシン)と後=31-34C(パナレーサー)に変更しました。元々もっと乗り心地を良くしたいと思っていたわけですが、その手段はタイヤのサイズアップだとばかり思ってました。パンクを契機に気づいたわけですが、考えてみれば700Cはサイズのバリエーションが幅広いですからね。26インチのチューブは基本同一サイズなので全く頭が回りませんでした。チューブを太めに変えたことで乗り心地が良くなって、路面の荒れに対して気を遣う事が格段になくなりました。タイヤが消耗するまでこのままいこうと思えるくらい許容範囲。もうちょっと欲があるので将来的には35Cにしようと思ってますけど。



走りとは直接関係ありませんが、ドロヨケにキャットアイのリアテールライトTL-SLR100を直付けしました。たまにトンネルを通ることもあるので自動点滅してくれるこれのお陰で心強いです。またFバッグはオーストリッチのF-104を常設するスタイルに落ち着いたので、キャリアとの座りが良いようにNITTO 便利ホルダー2を奢りました。自分のポジションではハンドルが高すぎてキャリアから浮いていたので。この時点で物理的な懸念は払拭されたと思います。


さて、あとは乗り手の問題です。実は半年間がんばってソノマとつき合って、自分の身体に変化が表れました。今まで25kmを越えると足腰が痛くなり 疲れも残る傾向にあったんですが、4月の半ば頃から30kmを越えてもどこにもダメージを感じなくなりました。冬も出来る限り乗ってきたつもりですが 寒さもありますしどうしても間隔が空き勝ち。体力的には三歩進んで二歩下がっていたようで、4月になって漸く運動不足の身体に地力がついて来たんでしょう。気が付けばデフォルトで上ハンを握ってた乗車姿勢は下ハンに移行していました。バートップが高く感じられて、殆ど握らないという事態。なので2.5cm程下げました。完全に無くなった腰痛と共に、腹筋もついて来たんでしょう。何しろこの5年、最低でも週1回は欠かせなかった整体通いから完全に卒業しました。自転車生活万歳です。

こうなると変更したいと思っているクランクに関しても、慌てる必要はなくなりました。コンパクトクランクの50×34で私の日常は充分凌げるわけですから。でもフリーの12,13Tは相変わらず使えませんし、ちょっとキツイ坂があると尻込みする場面はしょっちゅうで、クランク交換への欲望は禁じ得ません。幸か不幸か家の周囲にそれなりの坂がありますからね。ギアに余裕があったら何処へでも行ける かどうかは分かりませんが、取り敢えずチャレンジは出来ますし。それに慎重派の私が、自分にGoサインを出せるか否かの100kmツーリング。せめてこの34Tのインナーが20丁台であれば、今すぐにでも旅立てる! 筈です。

あと、ギア比もそうなんですが、ソノマはBB高が結構あって(勿論ユーラシアとの対比になりますが)クランク長175mmにしてほんの少しでもシート高を下げて足つき性を向上させたら、使い勝手が大分変わるんじゃないか? という目論見もあります。ただでさえ狭いトークリアランスをより突き詰めるのが気になりますが。こればかりはやってみないと分かりませんし。

また前回気になった塗装に関するクオリティ。さすがにこれだけ乗っていればキズや汚れは日常茶飯事。多少の塗装斑はもう気になりませんし、その後自然剥離も認められないようなので問題にする事じゃないかと。

何れにしても、自転車のポテンシャルは活かすも殺すも乗り手が決め手。自分はこの自転車と上手くつき合えたと思ってますし、そういうつき合い方が出来たのはソノマのお陰。色々条件付なのはだらだら綴ってきた通りですが、2012年モデルのソノマ 充分アリだと思います。

次はいよいよクランクの変更ですね。それでソノマはどう変化するのか? 私はどう受け止めるのか? 楽しみです。

その後のインプレッションその4です。
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