ダンロップTT100GP。
純正のK300から摩耗につきリアのみ交換しました。パターンは格好いいと思うし 一般にもグリップが良いとの評判を聞いていたところ、実際に5型に入れた友人が「グリップするし寝かせられるよ」と言っていたタイヤでした。
K300は値段も安いし、そもそも飛ばすわけでもない私のクラブマンですからグリップにしても不満なんかありませんでした。ただ「持ちが良い」と聞いていた割には、ふと見た時に全周を走る筈のセンタースリットが途切れ途切れに。私の乗り方だと持たせて6000km、出来れば5000kmと思っていた方が良いかというところ。期待したより持たなかった耐久性に、だったらTT100で嬉しがろうと。
摩耗に気がついてからは特に減るのが早いですね。μが低い時は当然ですが、路面良好でも極低速で駐車場に入ろうと大きめに寝かせるとズルッと。これからの季節余計危ないと早く替えたかったんですが結局8800km走ってしまいました。よく見ると中よりの溝は右の方が減ってます。ここから倒せてないんだ。右コーナーおもいっきり苦手なんですね(w
ただひとつ付け加えておくと、返り咲き当初は滑るのが怖くて曲がるとき倒せなかった自分ですが、K300は常套域で寝かしてグリップするタイヤだと思います。私みたいに長くセンターばかり使ってたから減るの早かったですが、もっと早く必要なだけは倒して曲がっていればもっと持ちが良かっただろうと思っています。
比較すると怖くさえありますね。駆しってみると、最初はスムースに曲がれなくて「アレ?」という感じでした。特に交差点では「倒れちゃう」感じでおっかなびっくり。これは前輪がK300のままだからバランスが悪いのかなぁと思いながら尚も走ると・・・
TT100は「倒せる」じゃなくて「倒れちゃう」という感じで、K300が自在に右左に倒せた印象を持たされました。でも「倒れちゃう」ところを怖がらずもっとアプローチ掛けると、しっかりグリップしたまま「まだいける」という感じで、感覚が掴めれば確かに倒せるしグリップするし曲がれるんだと思います。
長らく「リアは寝ちゃうのに前は踏ん張ってくれる」という、自分には過ぎたタイヤという感覚でいました。「やっぱり前後一緒に替るのがベストだよなぁ」と思いながら走ってましたが、人間の感覚って凄いもんですね。ヘタなりに癖を掴んだのか、違和感は無くなってきました。
嬉しいのは、段差を乗り越えた時のショックが少なくなりました。単純にヘタリの有ったタイヤから新品になった事が大きいでしょうが、剛性も高いと感じます。また、特に端の方の形状とその剛性の為なのか、曲がるときK300は最初のアプローチがしやすくてスッと倒しにいけたり また切り返しも軽く出来たのに比べると、TT100は最初にちょっと力が必要に感じます。「右へ左に軽快に」とはいかず、その為には意識してアクションしなければいけない。でも挙動に入ったらしっかり粘るし、K300よりも深く倒し込めそうです。勿論私は倒せませんが、その先に余裕を感じられるのは安心感に繋がります。
取り敢えず前輪もTT100で駆しりたいですが、次の替え時が前後同時になってくれるかな。この銘柄にして満足しています。後は私が早く慣れなければ。
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5型
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