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ホンダディオ・整備



昨日とは一転今日は良い天気。しかしいきなり暑過ぎる。今回の整備はただでさえ重労働系なのに。とにかく、不具合箇所から片づけていきました。ヘッドライトが球切れだったので交換。

それから、最初スターターモーターが動かない状態で来たんです。少し前にV100のをオーバーホールしたのでいい気になって請け負ったんですが、弄ってるうちに動きました。が、その後また反応しなくなりまして。最初はモーターを脱着して配線を磨くつもりでいたんですが、もしかしてスイッチの方の接触が悪いんじゃないかと接点復活剤を添付したら通電。まだちょっと不安定ですけど、原因が特定できればこっちのもんです。



さて課題の見てくれです。先ず目に飛び込んできて気になったリアキャリアとミラーステイ。



こんな所塗った事ありませんが、これやらないとどうしても見窄らしいので塗装。



そうすると大して汚れてないマフラーも捨て置けません。実はフランジ・ボルトの錆が酷くて、取り外しは避けました。キャビーナやスーパージョグZRの悪夢が頭を過ぎりまして。詰まったり排気漏れでいよいよ対処しなければいけない時までは触らぬ神としました。適当なマスキングで塗ることになり余計に手間。マフラー塗るとその隣ファンケースの色あせも気になり塗装しました。

そしてホイールですが、マフラーを外せないとクリアランスが確保できずスパナでは太刀打ちできない固着具合。ううぅぅ・・・なんでこんなやらなくていい苦労を。マスキングして塗りました。



お次フロントホイールとフロントフォーク。こっちも簡単には回らなくて、それにFフォークも外さなければ完璧な塗装は出来ないわけで。やはりマスキングで処理し、楽しているのに結局苦労する塗装となりました。元々あれ程の錆なのでとことんやるにはブラスターでもかけないと厳しいんですけどね。



どんどん塗り薦めていくとドライブケースも気になったので塗りました。っていうかホント、全体に汚いから。湿気に曝された為ですから、下回りを中心にこうなるのは必然なんですよねぇ。あのフェンダーは鋸でカットしました。



そして桜の様に咲き誇った姿がこちら。各樹脂の色褪せや日焼けも丸秘技術で収まり見違えます 満足です。走ってみると今まで何度もつき合いのある車両だからか、ポジションは身体に馴染んでるし取り回しは軽いしで、楽。



ただライトケースからの共鳴振動が許せない程酷く、爪の部分に緩衝材を両面テープで貼りつけました。



以前のスーパーディオも経年劣化で漏れなく出た症状なのでこれはしょうがないですね。日が暮れたので明日もう一度テスト走行しよう。

今回のメンテはいわば徹底したお掃除ですけど、改めて原付のパーツというか 要所って結構な数があるなぁ。時間が掛かりました。

一応見栄えは良くなったんですが、気になるのはやはタイヤとドライブベルト。距離は2000kmなんで摩耗は無しとしても最低でも15年以上経ってるのにずっと動かしてない車両。いつベルトが切れたりタイヤが逝ってもおかしくないと思うと、テスト走行の地で不安になりました。スピード上げたら増す白煙を見ても、低品質のオイル故か オイルシールから滴り排気管に溜まったオイル故か判らず「途中でブローしたらどうしよう?」と不安に見舞われ落ち着きませんでした。差し当たって足として使うってことなんでこれにて終了ですが、今後の身の振り方次第でメンテの続きがあるかもしれません。

それにしても、自分でやって言うのもなんですが 綺麗になるもんだなぁ(笑

追記:今朝テスト走行しました。振動は完全に抑えられまして、今度からこの方法で施工しようと型が出来ました。

またセルスイッチが完全復調。昨日までは時々無反応の時があったんですが、一日置いたら浸透したようでただの一回もコケませんでした。目論見通りいくと嬉しいですね。調子よく蘇った車両は乗り味が軽快で、運転してて楽しい。AF27のポジションに自分が馴染んでる事もあるんでしょうけど、やっぱりロングセラーだっただけありますね。
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