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レガシィの雑感



というわけで、納車からちょっと乗った状況把握。ナビ等の移設を考えてますし、完全態へと落ち着くのはまだ先ですけど。



エンジンはフォレスターと同じEJ20のターボ。お馴染みですがカバーとかがより贅沢に奢られてますね。さすがスバルのフラグシップ。セッティングが違うので出力がそれぞれ220PS→260PS、31.5kg→35kgとアップしています。フォレスターでも大満足の加速・動力性能でしたので信頼のエンジンです。



タイヤはヨコハマのBluEerth-A AE50 215/45R17。劣化は殆どなく、フォレスターがオールシーズンなのでサマータイヤが楽しみです。



アプライドEなのでパドルシフトが付いてます。スポーツモードもたまにですが山道等で使うことがあり、ちょっと興味がありました。本当に必要なのかな? って。



SIドライブも搭載されています。こんなに色々使い切れるのかなと思いつつ、楽しみな装備でした。



SG5フォレスターもワゴンタイプではありますが、やはり正真正銘のステーションワゴンであるレガシィ、荷室容量で早速役立ってます。愛用のロゴス50Lクーラーボックスが縦にすっぽり収まってトノカバーも無理なく出来ます。SGフォレスターだと縦ではトノカバーの巻き取り部と干渉して横にしか積めずスペース効率が悪い。且つ横にしてもトノカバーをするとやや干渉して無理しちゃうんです。夏場こそカバー掛けたいのにというところで。日常の使い勝手なのでここは気になっていたんですが、早速好印象でした。

さて、駆しってみての感想ですが。先ず最初の印象は「ハンドルが軽いなぁ」ということ。フォレスターに比してですけど。そしてそのまま軽やかに走り出す軽快さ、と同時に落ち着いた雰囲気。静粛性も高いし、やっぱりSGは基本インプレッサ。車格が違うんですよね。軽量化が功を奏し名車の誉れ高いBPレガシィ。その一端は即座に感じ取ることが出来ました。

次にブレーキの利きが素晴らしい。これはSG5の利きが悪いと思ってたから気になっていたところなんです。まあSG5はディスクが16インチ、BP5-GTは17インチ。差があるのは当然ですが、それにしてもSG5はターボの動力性能を抑えるには力不足。強く踏み込めが利いていくのは確かですが、それでもかなり手前から準備しておかなければという意識が常。BP5は軽いタッチでソフトに踏んで、そこから無理なくコントロールできる。そしてしっかり止まるんです。制止してからのお釣りも極力ゼロに出来ます。

そしてハンドリング。実はフォレスターに乗っていて自分の好みと合わない残念な部分というのがハンドリングでした。SGはアップダウンの激しい山道なんてステージではロールも押さえられキビキビコーナーを駆け抜けるし、パワーだって申し分ない。カスタムなんかでは皆タワーバーを入れてますけど、全く必要ないくらいに剛性も高く不遜無し。AWDも相まってオンザレール感覚で回れちゃう。だけどハンドリングについてはどうも自然なフィーリングとは感じられなくて、そこに求めてしまうものがあったんですよ。もっと道や車体からのインフォメーションが有って良いし、そうあってこその人車一体じゃないの? っていう。多分190Eでしこたま感じたFRのあの感覚が自分にとってはベストのフィーリングなんだと思ってました。フォレスターはそういう味付けに振ってないんだとしても、じゃあその要因ってなんだろうとか考えちゃうんですよね。
専門的には色々在るんでしょうけど、多分ホイールベースの短さ、その割にはワイドなトレッドと大きなタイヤサイズなのかなと思います。私はそんなにスパッとコーナー出口や進行方向に向く車体ワークを求めてないんですね。バイクでも鉄フレームの捻れとか、車だって車体のしなやかさみたいなものもあって然るべきと思ってます。

それがBPでは違和感なく曲がってくれるんですよ。ハンドルを切り込んだ時のレスポンスはSGよりクイックに感じます。だけど乗員の揺れは少ない。揺れ返しも無く穏やかに収まる。決して剛性がガチガチの感じがしないのにそつなく曲がってくれます。これは乗り心地とも共通で、路面の状況はしっかり捉えて教えてくれるのに段差や悪路はしっかりいなしてくれる。操縦性が軽快でありながら乗り味が重厚 って、数多居るBPの経験者にはお馴染みの事なんでしょうけど。扁平率も45なのに乗り心地がフォレスターより断然良いのも驚きでした。そんなわけで、いや~満足です。190Eの時に感じた「ハンドルを握っているだけで楽しい」というワクワク感を今感じています。「操縦してる」という充実感があるんですよ。

SIドライブも良いですね。最初、インテリジェント・モードはあまりにパワーが無くて「使うとこないだろう」くらいに思ったんですが、スポーツモードでしっかり走り込んだ後、ゆっくり流す場面もまああるなと。なんというか、パワーに余裕があるのに加え高い車格を意識させるのか、飛ばさないんですよ。のんびり駆しる事を意識しちゃう。とは言え近年は街を走る車はどれもハイペース。流れについていく時はSモードでストレス無いレスポンスで。そしてS#モードに入れればそりゃあもう別次元の駆しり! 尤もターボの過給音があまり聞こえなくて寂しいですが。フォレスターは意図的? とも思えるくらいヒュイーン! って音が響きますからね。あれはあれで良いものだ。

とまれ、兎に角ハンドリングに満足で、ホント嬉しい出逢いでございます。
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