精神科ナースマン

精神科で働く看護師さんのブログ

AEDのショックボタン押さないと。。。

2020年12月13日 | 医療

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こんにちわ。
nursmanです。 

先日のBLS研修中、ショックが必要な状況で受講生がショックボタンをなかなか押せなかったというシーンがありました。
しばらく時間が経つとシナリオが先に進んだという報告がありました。
 
この件について、日本光電のコールセンター(0120−49−0990)に問い合わせてみました。
実機の場合、ショックのための充電を完了したのちにショックボタンを押さないで30秒経過するとキャンセルされということでした。
その際、「電気ショックを中止します」とアナウンスが流れ、一度充電された電気は内部放電されるということでした。
そのあとは、再び2分おきの解析に入るそうです。
市民等が取り扱った場合、怖くてショックボタンが押せなかった場合の仕組みだということでした。

AEDって、本当によく作り込まれていますね。

いつも最後まで読んで頂きましてありがとうございます。。。

安全、安心、明るい「3A(Anzen、Anshin、Akarui)」医療を創り看護の未来を創造していく「シンカナース」
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精神科病院だって新型コロナウイルス感染対策

2020年05月03日 | 医療

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外出自粛中のゴールデンウィーク、皆様、いかがお過ごしでしょうか。
こんにちわ。
nursmanです。 

TVや報道では感染者を収容している医療機関などがクローズアップされています。
大変なご苦労をされていると思います。
また、COVID-19に関わる医療従事者の皆様を始め関係者の方におかれましては、国民の命を守るため懸命にご尽力頂いており、敬意を表するとともに感謝を申し上げます。

さて、一方、私たち精神科病院では、どうしているのでしょうか。
どんなことをしているか挙げてみましょう。

1)職員の手指衛生と体温測定の徹底に加え、同居家族を含めた体調管理
  →家族が発熱している場合も出勤しちゃだめ
2)院内の消毒
  →手すり、ドアノブなど手が触れるところ全部
3)換気の強化
4)発熱者のモニター
  →病院全体を一元管理して漏れのないようにしています
5)面会制限や中止
  →ご家族にもご協力をお願いしています
6)外出外泊の制限や中止
7)外来患者をはじめ来院される全ての方の検温や体調確認
  →手指衛生とマスク着用ができない場合は、病院の中に入れません
8)入院受け入れ時の感染リスク評価
9)新型コロナウイルス感染症発生時のシミュレーション
  →ゾーニングなど
10)個人防護具の着脱訓練など。。。

挙げ出したらきりがないくらいあります。
このように精神科病院でも内科病院と同等の感染対策を行っております。

ここで重要なのは、医療従事者自信が感染して患者さんへ感染させないということになるのではないでしょうか。
発熱があった場合は、規定に従って一定期間の休養をとって新型コロナウイルス感染症を否定してから出勤するなど当たり前なことがとても大切だったりもします。

感染者を増やさないという点では、私たち精神科病院に勤める人もCOVID-19に関わる医療従事者と言っても良いのではないでしょうか。

いつも感染対策をしてくれている仲間たちに感謝です。
ありがとう。

終わりの見えない感染症との戦いが早く収束することを願うばかりですが、明けない夜はないから必ず終わりはやってくる。
その日を早くみんなで迎えましょう。
新型コロナウイルス感染症が収束したら、何しようかなぁー(心の声)

【ご報告】
あっ、まだ禁煙続いていますよ。喜

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管理者に言ってはいけない話。。。

2012年06月21日 | 医療

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nursmanです。 

スタッフナースでは、「出来ない」あるいは、「しない」仕事を師長さんや主任さん達はしている。
基本的にやったことのない仕事については、やっていない人は口を挟んではならないと考えている。
なぜならば、何も知らない分からない人が口を挟むとろくな事が起きないからだ。
例えば、その日の予定や勤務表なんかが代表になるのかも知れない。

それを作っている人たちでなければ、どんな思いでどんな気持ちでそれらを作っているかは分からない。
ましてや、その大変さや苦労なんかは、実際にやっている人にしか全く分からない。

それに対して、冗談でも文句や不満を述べるのは、絶対にしてはならない。
実際に不満を感じるのかも知れないが、その日の予定や勤務表を作っている人たちは、不満が最小限になるように相当な努力を重ねて作っているからだ。

「その日の予定」や「勤務表」に文句を言うとお互いに良い結果にはなりません。
相手が誰であろうと一生懸命やった結果に対してケチを付けるのはやめましょう。

【番外編】
以前、男性看護師の先輩から聞いた話で、「女性(妻や彼女)が男性(夫や彼氏)に言ってはいけない話」ってのがあった。
それは、下記の3点。
・車について「運転が下手」「車がボロい」「友達の彼氏は高級車なのに」など
・収入について「収入が少ない」など
・性生活について「下手」「早い」「しょぼい」など

確かに、どれを言われても凹みます。
MAJIDE

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【セミナー】アスペルガーと精神疾患

2012年01月26日 | 医療

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nursmanです。 

アスペルガーと精神疾患に加え、薬物療法について分かりやすく解説するセミナーが開催されますのでお知らせ致します。

【セミナー】
 アスペルガーと精神疾患
【内容】
 大人のアスペルガーとは?
 発達障害の概念の違いは?
 発達障害の基礎知識と、二次障害を起こした際の対応方法、治療の方法の解説
 薬物療法の正しい知識
【日時】
 2012年2月4日(土)
 10:00~12:00
【会場】
 名古屋中川区


まだ申し込み受付しているそうですので、お時間のある方は、是非、ご参加下さい。
詳しくは、ケアネットジャパンtel:052-355-9006へお問い合わせ下さい。

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「安定して継続できる患者第一システム」構築に向けて。。。

2012年01月24日 | 医療

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こんにちわ。
nursmanです。 

今年、初更新になりますね。。。汗
昨年の年末にこんな記事を書きました。

以下引用ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
「患者第一」なんてことを堂々と掲げている病院やそんなこと言う人は、山ほど居ます。
その裏には、医師や看護師、その他のクルーの犠牲の上で「患者第一」が成り立っている事も認めざるを得ない事実だと思っています。
残業しても残業代の出ないところなんかいくらでもある。
そもそも残業をしなければ仕事が終わらないシステムだって大問題に感じる。
犠牲の元で成り立っている医療は、サービスの質が不安定だと言えるし、供給し続けるにも限界がある。(←追加)
こんなことをしていて「患者第一」なんて言っていられるのでしょうか。
目標は、言葉だけの「患者第一」でなく、「安定して継続できる患者第一システム」の方が正しい。
辛く苦しい状況で「患者第一」って言ってても継続性は期待できない。
そのためにも待遇や職場環境の改善をする必要がある。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー引用ここまで

自己犠牲の精神は、人間的には、とても美しい。
犠牲というくらいですから、限界を超えて仕事をすることもあるのではないでしょうか。
言い換えれば不安定で確実性にも欠けた状態とも言える。
人の命を預かる医療現場でそんなことしてていいのって、普通に感じる。
因みに、辞書で「犠牲」を調べるとこう書いてある。
「1 神、精霊などをまつるときに供える生き物。いけにえ。 2 ある目的のために損失となることをいとわず、大切なものをささげること。また、そのもの。」
医療関係者は、「いけにえ」ですか。。。怯

それから、チーム医療って言葉を良く耳にするけど、そのチームを形成する人々が「いけにえ」の如く働いているとすれば、仲間同士を大切にする余裕も無くなるでしょう。
仲間すら大切に出来ないチームが良いチームと言えるでしょうか。
仲間すら大切に出来ないチームが患者さんのことを大切にすることができるのでしょうか。
大袈裟に聞こえるかも知れませんが、こういった事から、見直して行く必要があると考えています。

医療関係者が犠牲になることの無い余裕のある医療が実現できれば、「チームワーク」も良くなる。
「チームワーク」が良くなれば、「良いチーム医療」が実現できる。
「良いチーム医療」が実現できれば、「安定して継続できる患者第一システム」を構築することができるのではないかと考えています。
「安定して継続できる患者第一システム」構築に向けて、「犠牲(無理)の無い医療」と「仲の良いチーム」がキーワードになるのではないでしょうか。

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ちょっと早いけど、来年に向けて。。。

2011年12月23日 | 医療

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nursmanです。 
今年も、もうあと1週間程ですね。。。

今年は、忘年会が立続いて、疲労困憊
とうとう、カゼをひいてしまったようだ。
鼻のかみ過ぎで鼻の下が痛い。
うぅ~

さて、以前から記事に何度かしたことがあるとおもうけど、来年もやっていきたいと思っている事がいくつかある。
それは、研修の強化と待遇や職場環境の改善。
民間ベースで考えると、そもそも精神科に勤めている看護師の何割が精神科で勤めるにあたり十分な教育を受けているか?
その質の均一性はどうか?
こんなことをいつも考えている。
教育や訓練の未熟な者が医療をやっているのが現状ではないでしょうか。
患者をきちんと理解できなければ、悪いところや自分たちにとって不都合なことばかりが見えて陰性感情を持ってしまうでしょう。
だから、精神科の関係者は、特に研修をどんどん受けてその質の担保をしていかなければならないと思っていた。
しかし、その他の診療科でも同じ事が言える事に気がついてビックリ仰天した。
ある外科系の病院の病棟に勤める看護師さんから、こんな話を聞いた。
「心肺蘇生に出くわした時にドキドキして体が動かなくて、うまく蘇生できなかった。」
「自信を喪失しました」
精神科では、ほとんどと言っていい程、心肺蘇生に出くわす事がないので、仕方の無い事だと思っていたけど、未熟練技能者が日本の医療で働いている事は、もう否定できない。
その看護師さんは、怠けていた訳でもなく一生懸命にやっていたにも関わらず、自信を喪失するという重大な痛手を負ってしまったわけなのです。
だから、十分な教育をしていく必要があるし、教育は、雇う側の義務だという先生もいる。
自分のいる病院から、こういった事に取り組んでいかなければならないと思っている。

次に、「患者第一」なんてことを堂々と掲げている病院やそんなこと言う人は、山ほど居ます。
その裏には、医師や看護師、その他のクルーの犠牲の上で「患者第一」が成り立っている事も認めざるを得ない事実だと思っています。
残業しても残業代の出ないところなんかいくらでもある。
そもそも残業をしなければ仕事が終わらないシステムだって大問題に感じる。
こんなことをしていて「患者第一」なんて言っていられるのでしょうか。
目標は、言葉だけの
「患者第一」でなく、「安定して継続できる患者第一システム」の方が正しい。
辛く苦しい状況で
「患者第一」って言ってても継続性は期待できない。
そのためにも
待遇や職場環境の改善をする必要がある。
こんなことを来年も取り組んでいこうと思っています。

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受容と共感を尾木ママから学ぶ

2011年12月08日 | 医療

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nursmanです。 
先日、何の番組だったか覚えていませんが、尾木ママが不良への関わり方として下記のようなことをおっしゃっておりました。

とにかく、頭ごなしに怒っちゃダメ
尾木:「どうしたの?」←まずは、理由を聞くこと
不良:「○○センコーが○○って、言いやがって、頭に来ちゃったよ」(怒)
尾木:「そんなこと言われたら、頭に来ちゃうよねー」←受容して共感する

頭ごなしに怒って、大人が正しい行動を提示しても反発するばかり。
頭ごなしに怒るのではなくて、受容して共感すると生徒は教師へ心を開いて、大人が考えている正しい行動を自ら口に出すようになり行うようになる。

この番組を見てて、精神科でも似たようなことをしているなぁ~なんて感じた。

逸脱行為があったときに「そんなことしちゃダメでしょーっ!」とか「こうした方がいい」だの「あ~、した方がいい」だの、いきなり正しい望ましい行動モデルを示したり押し付けたりするのではなくて、受容と共感から入る。
患者は、その行動に至った「辛い」「困った」「しんどい」「頭に来た」話をしはじめる。
他者に「辛い」「困った」「しんどい」「頭に来た」ことを分かってもらえると安心したり、気持ちが楽になる。
ここで受容と共感をするのだが。。。
この時、あまり、受容共感の仕方を強調し過ぎると「偽善」っぽくなるので要注意。(笑)

自分を他者へ理解してもらって、はじめて落ち着いて具体的にこれからどうして行けばいいのかを考え始めることが出来る。
すると。。。

医療関係者が正しい望ましい行動モデルを押し付けなくても患者は、そのような行動や対処、思考を選択しはじめる。
もちろん、一回、話を聞いたからと言って、いきなり正しい行動や対処、思考に向かう訳ではありませんが、繰り返し受容と共感を行うことが極めて重要だと思っています。
「辛い」「困った」「しんどい」「頭に来た」を受容的に聞くだけでも気持ちは楽になる訳ですから、これだけでも患者にとっては有益ではないでしょうか。。。


東京モーターショー@東京ビッグサイト
今日は、平日だというのにものスゴイ人だらけだった。
電気自動車やハイブリッド車の出展が多かった。
充電した車から電気を取り出して家の電源として使うなんてのも出展されていて、車のエネルギー事情も変化しつつあるようですね。。。

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我が国における医療システムの現状。。。

2011年09月19日 | 医療

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こんにちわ。
nursmanです。
東京は蒸し暑いです。。。

以前の記事「医療安全管理者養成研修会。。。」に悩めるナースさんよりコメントを頂きました。
お返事を兼ねて日本の医療システムについて考えてみようと思います。
以下抜粋
ーーーーーーーーーー
私は精神科、心療内科でパートで勤務しております。
心療内科は、クリニックで外来のみ。
そこで、疑問が多々。
カルテに、採血や筋注、点滴内容が書いてあっても、パートのナースが行っています。
私は、今まで、指示を受けたらサインなり印鑑を押していたのですが、事務の方に「ありえない」と言われ、年齢もだいぶ年下のナースには、医師に必要ないと言われたし、外来カルテは、医師の記録だから・・・と言われ。
看護師ってなんなんだろうと疑問です。
私は教育の経験もあり看護の責任を守り、向上していくことを教授してきました。
疲れます。
精神科、心療内科だから、なのですか。
教えてください。

ーーーーーーーーーーー
今回の問題は、指示受けのサインをスキップしているところに大きな問題を感じたというところではないでしょうか。
視野を広げて我が国における医療の現状を見てみると。。。

仕事の仕方に関して言えば、全ての医療機関で様々なやり方をしています。
正に十人十色。

使っている物は、輸液ポンプ、シリンジポンプなどの機械の表示や操作方法は、バラバラ。
物の配置もバラバラ。
新しく来た人は、どこに何があるかも分からない。
電子カルテのシステムも行った先々で全く違う操作方法で何をやるにも一から覚えなければならない。
今でこそ、患者の確認方法は、リストバンドを使った照合や「患者さんに名前を言ってもらう」という確認方法が統一されつつありますが、きちんとできている医療機関は、ほんのわずかであるのが現状ではないでしょうか。

安全管理の物の考え方やその水準は、医療機関によって未だに相当なバラツキがあります。
安全は、文化です。
その文化を変えていくのは、医療機関で働いている人もそうですし、国民一人ひとりだったりもします。
そして、互いに影響力を持ち、時代の流れによって形成されていくのではないでしょうか。
1999年1月11日に起きた横浜市立大学の患者取り違い事故からまだ10年ちょっと。
我が国における医療安全文化は、まだまだ未成熟だと思っています。
人間の年齢にしたら、12歳。小学6年生。
どの医療機関に行ってもどの診療科に行っても同じ水準の安全文化がそこにあるようになるのは、
これからだと私は考えていますし、必ずそうなるとも信じています。

ということで、答えは、精神科だから、心療内科だからではなく、「日本の医療だから」ではないでしょうか。

その医療安全文化形成に大きく関与していけるのは、今、医療機関で勤務している我々です。
良くするのも悪くするのも我々です。
良い方向に関与する為には、「一日にして安全はならず」「出来るところから始める」「継続させる」
こういったことが重要だと思っています。

悩めるナースさん、悩んでいないで進んでいきましょう。
時代を変えることが出来るのは、その時代を生きた人だけなのですから。。。

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医療における節電の考え方。。。

2011年07月03日 | 医療

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こんにちわ。
nursmanです。

猛暑中お見舞い申し上げます。
いやぁ~、こうも毎日暑いと何もしたくなくなる。
先日、昨年、我が国では、1700名の方が熱中症で亡くなられたということ聞いて、ビックリ仰天
皆様、熱中症にご注意下さい。

3.11の東日本大震災発生の直後から、今回の地震は
スマトラ沖地震に酷似していて、スマトラ沖地震では、その3ヶ月後に本震が起きたプレートの端で本震のマグニチュードマイナス1程度の地震が起きたから、今回もそうなるだろうという記事を読んだ。
その場所とは、千葉県東方沖でM8クラスだと言う。
それが未だ起きずソワソワしています。
しかも、ここ数日、地震の研究している人や地震予知の調査をしている人やいろんなことを感じちゃう人までも
千葉県東方沖や東京湾北部を震源とする大きな地震が発生する可能性が高いと言い出している。
怖いぃ~。

さて、先日から各企業では、昨年の電力マイナス15%の取り組みが開始されています。

日本国中やや節電大会なムードで節電した奴が偉いみたいな風潮になっている気がします。
それが熱中症を誘発しているようで気がかりに思っています。
一方、医療機関では、節電0%でよいということになっている。
つまり、昨年より使っちゃダメだけど、昨年と同じだけは使っていいですよということになっている。
にも関わらず、過剰な節電をしたがって、「病室はエアコンを入れるけどナースステーションにはエアコンを入れないで我慢しろ」なんて言い出す輩まで出てきている。
医療関係者の特徴なのかも知れないけど、自己犠牲的でnursmanは、医療関係者のとても嫌なところだと思っている。
ハッキリ言います。
そんな自己犠牲は、偽善だ。
じゃあ、その自己犠牲で自分が熱中症にでもなったら、誰が患者を診るんだ。
私たちは我慢します。電気も消しますなんて言って、暗がりで作業をして医療事故が起きても患者の為とでも言うのか。

医療では、なぜ節電0%なのか?
答えは簡単、医療の質と安全を確保するためだからです。
もちろん、今や節電は、国民の義務ですから、無駄遣いはいけません。
電気を適切に使いましょうという考え方が重要なのです。

誰もいない医局が電気つけっぱなし、エアコンガンガン。
すぐ引き合いに出されるのが、医局なんだけど、医局だけではない。
日中ほとんど使用されない更衣室も同じ。
それから、トイレが電気つけっぱなしだったり、エアコンの過剰な温度設定。
こういう無駄遣いを避けることが必要だと思います。

人間の行動は、レヴィンの法則に表されるように人間特性と環境に依存して決定されます。
暗ければ、物が見えにくくなります。
文字も見えにくくなれば、読み間違えます。
違う操作や違うボタンを押しても気がつきません。
暑ければ、暑いと感じます。
更に不快な刺激は、作業効率を下げます。
もっというと、不快に感じることは、そのことばかり考えます。
注意力も低下します。
つまり、最低限の環境を用意しなければ、人間のエラーを誘発させるということなのです。

【レヴィンの法則】
  B=F(P,E)
   B Behavior(行動)
   F Function(係数:個人差)
   P Personality(人間特性)
   E Environment(環境)

もう一度言います。
医療機関では、安全確保が第一です。
節電大会や我慢大会はやめましょう。
自己犠牲的な考え方は、偽善です。
ナースセンター、診察室など重要な作業を行う場所では、エアコン、照明は、ちゃんと使うこと。
電気を適切に使うという考え方が最も重要なことなのです。

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災害で死んではならない。。。

2011年05月15日 | 医療

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nursmanです。

東北地方太平洋沖地震で被災された皆様に心からお見舞い申し上げます。

この度の東北地方太平洋沖地震で多くの医療関係者、介護関係者、消防隊、消防団、警察官がお亡くなりになられました。
どの方も正義感が強く、自分を犠牲にして一人でも多くの人を助けようとして避難が遅れ亡くなられたのでははいでしょうか。

人間的に簡単に真似できないような非常に素晴らしい方々だと思います。
そのような方々にこそ、生きて、これからも多くの方の命や心を救っていただきたい。
そう思っています。

もっと言うと災害の直後には、生存者の救助や救急医療、地域医療の継続の為に医療関係者、介護関係者、消防隊、消防団、警察官の方々の手がもっともっと必要になるのですから。。。
だから、医療関係者、介護関係者、消防隊、消防団、警察官やその他の人を救う職業の人は、災害で絶対死んではならない。

気仙沼の病院へ医療支援に行ってそんなことを感じています。






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