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こんにちわ。
nursmanです。
今年も、もうあと1週間程ですね。。。
今年は、忘年会が立続いて、疲労困憊
とうとう、カゼをひいてしまったようだ。
鼻のかみ過ぎで鼻の下が痛い。
うぅ~
さて、以前から記事に何度かしたことがあるとおもうけど、来年もやっていきたいと思っている事がいくつかある。
それは、研修の強化と待遇や職場環境の改善。
民間ベースで考えると、そもそも精神科に勤めている看護師の何割が精神科で勤めるにあたり十分な教育を受けているか?
その質の均一性はどうか?
こんなことをいつも考えている。
教育や訓練の未熟な者が医療をやっているのが現状ではないでしょうか。
患者をきちんと理解できなければ、悪いところや自分たちにとって不都合なことばかりが見えて陰性感情を持ってしまうでしょう。
だから、精神科の関係者は、特に研修をどんどん受けてその質の担保をしていかなければならないと思っていた。
しかし、その他の診療科でも同じ事が言える事に気がついてビックリ仰天した。
ある外科系の病院の病棟に勤める看護師さんから、こんな話を聞いた。
「心肺蘇生に出くわした時にドキドキして体が動かなくて、うまく蘇生できなかった。」
「自信を喪失しました」
精神科では、ほとんどと言っていい程、心肺蘇生に出くわす事がないので、仕方の無い事だと思っていたけど、未熟練技能者が日本の医療で働いている事は、もう否定できない。
その看護師さんは、怠けていた訳でもなく一生懸命にやっていたにも関わらず、自信を喪失するという重大な痛手を負ってしまったわけなのです。
だから、十分な教育をしていく必要があるし、教育は、雇う側の義務だという先生もいる。
自分のいる病院から、こういった事に取り組んでいかなければならないと思っている。
次に、「患者第一」なんてことを堂々と掲げている病院やそんなこと言う人は、山ほど居ます。
その裏には、医師や看護師、その他のクルーの犠牲の上で「患者第一」が成り立っている事も認めざるを得ない事実だと思っています。
残業しても残業代の出ないところなんかいくらでもある。
そもそも残業をしなければ仕事が終わらないシステムだって大問題に感じる。
こんなことをしていて「患者第一」なんて言っていられるのでしょうか。
目標は、言葉だけの「患者第一」でなく、「安定して継続できる患者第一システム」の方が正しい。
辛く苦しい状況で「患者第一」って言ってても継続性は期待できない。
そのためにも待遇や職場環境の改善をする必要がある。
こんなことを来年も取り組んでいこうと思っています。
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