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こんにちわ。
nursmanです。
東北地方太平洋沖地震で被災された皆様には、心からお見舞い申し上げます。
3月11日に東北地方太平洋沖地震があり、nursmanの生活は、大きく変った。
震災の当日は、大きな余震が続くことや道は大渋滞な上、電車は運休していたこともあり、その日は、病院に泊まることにした。
この日は、帰宅困難者を含め待機職員を含めて大勢病院に泊まったのを覚えている。
それで、次の日に自宅へ帰ったと思う。
もうガソリンスタンドの給油待ち渋滞は始まり、給油制限も始まってた。
2000円分までだったり、20リットルまでの給油制限で、その渋滞は、何百メートルにも渡っていた。
nursmanは、車での通勤でしかも片道30キロくらいあるから、数日に一回の給油が必要。汗
ガソリンは、売り切れ続出で、いつ何処のスタンドが開いているか分からない状態で、1~2時間も待って給油しなければならない。
しかも給油制限付きだから、2日に1回の給油を覚悟しなければならなかった。
これに加え、計画停電も始まり、待機する必要もあったから、しばらく、病院に泊まり込むことにした。
幸い、病院には、シャワーがあったり、病棟に行けば洗濯機がある。
寝る場所も椅子をどう並べると効率よくベッドが作れるのかなんてことを考えながら椅子をいくつか並べて、そこに布団を敷いてベッド代わりにした。
まぁ、みなさんも簡単に想像がつくように寝心地のいいものではなかったけど、慣れるとなかなか居心地がいい。(笑)
困ったのは、食事の問題。
物流が悪くなったり、どこに行っても品薄な状態は、病院でも同じことで、入院患者の食事にも影響がある程だった。
このため、職員の食事が出せないということが病院で決まり、自分達の食料は、自分達で調達しなければならなかった。
コンビニに行っても食べられそうなものが売っていないし、自宅の方は、若干病院の近くよりものがあったから、自宅の方で日持ちがして暖めるだけで食べられるようなものを少々買い込んだ。
これまたインスタント食品というものは、すぐに飽きる。涙
パスタを茹でてみたりと日が進むごとに食べるものは変化して行った。
さて、病院に泊まり込むことになった大きな原因の計画停電。
どこも病院って「自家発電」持ってるんでしょ。って思われるかもしれませんが、全てをまかなえる自家発電を持っている病院なんかほとんどない。
停電になったときに点灯する非常灯の電源は、バッテリーで駆動していて、30~90分で消灯してしまう。
そもそも、非常灯は災害が起きて停電になっても避難できるようにと設計されており、計画停電のためのものではないから、そう長時間はもたない。
何が困るかって、夜間の計画停電。
非常灯のバッテリーが切れたら、懐中電灯の明かりしかなくなる。
病室や廊下を満足に照らすほどの懐中電灯を用意すればいいのだろうけど、震災後、懐中電灯や単一電池の需要が増えたのと被災地優先に配送されるせいか、何処にも売ってない。汗
仮に懐中電灯が沢山売ってたとしても全ての病室や廊下を満足に照らすほどの量って一体どれだけあればいいのかなんて皆目検討もつかない。
暗がりで心配になることは、下記の3つ
・転倒転落
・誤薬
・火災
真っ暗な中で歩けば、元気な人でも転ぶし、薄暗い中で薬に関する作業をすれば、エラーを誘発する。
明かりの無いところで喫煙をすれば、きちんと火の始末もできないだろう。
こんな中、患者さんにも協力をお願いしなければならなかった。
1.夜間電気が消えたら、移動を最小限にして病室で休んでもらう
2.夜間計画停電の間は、禁煙
職員の方は、夜間の計画停電の間は、薬に関する作業を最小限にする。
電力が再開してからそれらの作業を行うとした。
それから、計画停電中は、エレベーターやリフトが動かなくなるから、食事の時間やメニューの大幅な変更をしなければならなかった。
夕食を16:00とか。
普通に考えて夕食が16:00って、早過ぎるけど、停電になってから、暗がりで食事をする訳にもいかない。
こんな苦肉の策でなんとか、今は、しのいでおります。
それから、この計画停電に伴って、病院のパソコンが2台壊れた。汗
停電前にはきちんとシャットダウンさせていたにも関わらず、電力復旧後、ウンともスンとも言わなくなった。
おそらく、電源ユニットがイカレたんだろう。
電力再開時の過電流でイカレたんじゃないかって考えてる。
だから、パソコンは、計画停電前にシャットダウンさせておいて、更にコンセントも抜いておくことをお勧めします。
そんなこんなで、ずーっと病院に居たら、曜日の感覚やら日にちの感覚がだんだんイカレてきて、今日の出来事なんだか昨日の出来事だったのかも分からなくなってきた。苦
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テレビの情報しか知らないので、実際に現地に行って少しでも助けたいです。
一年後、二年後もみんなで助け合いたいです。
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