緑の指は永遠の憧れ

亡きお姑様から畑を引継ぎ、この春から右往左往しつつ作業開始。
覚え書きを兼ねアタフタぶりを記していきます。

気晴らし

2017-06-25 13:56:58 | 何ということもないこと
いやぁ、今日は蒸し暑い。

でも仕事に集中すると、

暑さ寒さを感じなくなるから不思議です。

今日も集中してパソコンと向かい合っていたら

気がついたら汗びっしょり。

こういう時は、家事をするのがもったいない時。

でもなくなく仕事の手を止めて

お昼の準備をしました。ま、たいしたことしたわけではないけれど。

本当は、集中している時はご飯なんて食べないでやっていたい。

でも、一家の主婦としては、そうもいかないもんねぇ。

ただ、最近は娘たちが、私が忙しそうだなと思うと

準備してくれたりするので本当に助かります。




英語のスペルを調べにネットに来たので

ちょと一息。

はふう。

あ〜暑い。

一昨日まではおこたに電気を入れたりしたのよ。嘘みたい。

これからどんどん暑くなるのかなぁ。やだなぁ。



さて、今日は夕食どきに、お出かけです。

地元集落のご婦人の集まりで、美味しいお料理を出す古民家にGO!

先輩方だらけで一番ペーペーですが

なんとなく落ち着く集まり♪

前回行った時のお料理がとても美味しく

お店の方の雰囲気もとてもよく

量もちょうどよく、

どっしりとした古民家独特の雰囲気に囲まれて。

楽しみです。


ただ・・・あっついなぁ。

蔵の中

2017-06-21 16:13:17 | 何ということもないこと
こないだテレビで、芸能人の方の怖い体験みたいなのをやっていたので
自分も何かあるかな〜と、つらつら思い返してみると
特にぞぞっとする話もなく
姉が嫁ぎ先で、ちょこっとばかし霊感に
目覚めたようだなぁくらい。

その話を聞いても、話す方も聞く方も
いまいち『ヒェ〜』とはならず
へ〜そ〜なんだ〜くらいのテンション。

実家とか結構古い家だから
怖がろうと思えば怖がれそうなんだけど。



・・・と思いましたら

一つ思い出しましたよ。


我が実家には、私が記憶していないくらい昔
古いトタン葺きの物置のような別棟がありまして
そんな外観ながら『蔵』と呼ばれておりました。

中には古い農機具とか味噌とかが
雑多にしまってありました。

電気とかも引かれてなくて、
自然光が入らないと真っ暗で
壁に打ち付けられたトタンの隙間から
日光が漏れ入っていた気がします。
外観も黒っぽく塗られていたような。。。

まあ、そんなのはどうでもいいんですがね。

それを、私が幼稚園の頃、白と黒のすっきりとした2階建ての
別棟に建て替えたんですがね。
やはり『蔵』と呼んでおりました。

母屋の南側を貫いて長い廊下があって
そのどん詰まりに、ギギギ〜ときしむ扉。
その先、ひんやりとしたコンクリートの3段ほどの階段を降りて
また扉を開いて、その別棟に行くのです。

扉を開けると、正面が物置。
長持ちやら古いタンスやらがありました。
左に洋間。
右に階段があって2階に2間。
その頃は、蔵自体が祖父専用で、
主に趣味の昭和史や日本各地の民俗学的な写真集や
親類縁者のアルバムなどが並んでいました。

あまり祖父自身も行くことはなく
いつもひんやりしていました。

ただ、夏になると
その2階でよく宿題をやっていました。
涼しかったですから。

宿題や祖父の蔵書を眺めるのに飽きると
物置にちょくちょく行きました。
当時は、そこにジュースがケース買いしてあって
リボンシトロンだの三ツ矢サイダーだのスプライトだのが
いつも2、3ケース置いてあったのです。
ひんやりとした蔵に置いてあると
それほどぬるくもならず、
我々子供たちも、喉が渇いたと思うと
自由にとってきて飲んでいました。

その日もお日様はカンカンと照り
喉が渇いた私は、長い廊下を通り三ツ矢サイダーを取りに行きました。

黄色いケースの、ところどころが抜き取られた
透明に青っぽく光るビンたち。
薄暗い物置にどこからか日光が差していました。

記憶に残るのはやけに鮮やかなビンの輝き。
そして、ビンを取ろうと手を伸ばした瞬間に
ゆらりと動いた青黒いもの。


その次の瞬間、
私は指の先数センチに鎌首をもたげた
青大将と束の間見つめ合いました。

頭が真っ白になって、しばらく固まった後
ぎえ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!!と叫んで
廊下をどドドドド!!と駆け抜け
驚いている家族たちに
『へ、へ、へび・・!!へび〜〜〜!!!』と告げたのでした。

その時家にいたのは女性陣のみ。

『へびなんか触らんにおら〜』
『やんだおら〜』
『早くしねど、どっか行っちまうべした』

母も祖母もオタオタしておりました。

そこに呼ばれてきた親戚のおじさん。

な〜に、へび〜?

薄笑いで蔵に行ったと思ったら
尻尾をつかんでぶら下げて戻ってきて
そのまま外に出て家の前で
しばらくへびをグルグル振り回し
隣の畑に放り投げました。

いつも冠婚葬祭の席などで酔っ払って踊り出すおじさんを
正直、あまり尊敬しておりませんでしたが
その時ばかりは「ありがたやありがたや」と
拝むような心持ちでしたっけ。


・・・という

子ども心に刻まれた恐怖体験でした。

あの、
まるで天地創造の絵のように指を差し出したままで
青大将と見つめあった数秒は
やけに美しい光を伴って
忘れられない思い出です。

ちゃんちゃん♪





今日はダラダラしております

2017-06-20 16:27:35 | 何ということもないこと
今日は急ぎのお仕事もなく

というか、今後どうなるかも分からず

といってなぜか焦るわけでもなく

家でダラダラと過ごしております。

もっと緊迫感を持って、次のお仕事を探さなくちゃと思うけれど

な〜んかやる気が出ません。

暑いし、大きな仕事は手元にないし

娘1は代休でお休みだし

娘2はバイト終わって帰ってきたし。

だらりダラダラ。だらりんちょ。

夕方になったら、畑に出ましょう。




前記事の営業Yさんが
やめるという報告をはじめて
うちにしにきた時に言われたこと。


『本当にいろいろお世話になりました。
無理無茶聞いてもらって・・・
そのおかげで今までやってこれました。』


までは良かったのだけれど


『にゃこさんに頑張ってもらっちゃったおかげで
やめようと思っても、なんとか今までやってこれたんですけど
正直、頑張ってもらわなかったら、
もう2、3年早く決断できたかもしれません。
あ、いやいや、決してにゃこさんのせい
とか言うつもりはありませんけど』


・・・そっか。

そんな見方もあるのか・・・。

頑張っただけじゃダメなこともあるのかもねぇ。。。

危機

2017-06-20 13:31:57 | 何ということもないこと
本業の危機です。

本業は一応フリーの印刷物デザイン業なんですけれど

メインの取引先の担当さんが会社を辞めるのに伴って

こちらにいただいていたお仕事が

よそに行ってしまう模様です。

メインの取引先がなくなったら

収入、おこずかい程度あるかないか。

さてさて、どうしましょ。

誰かお仕事ないですか〜?

メニューとかチラシ、パンフレット etc.

作りますよ〜。お気軽にどうぞ〜。


ふう。


人生の半分、これでやってきたんだけど

辞めどきかなぁ。

この歳で、新しい取引先を見つけるだけのエネルギーが残ってるかなぁ。

ため息出ちゃう。

畑だけやって暮らしたいけど

なんたって茶色の指の持ち主だから

なかなかうまくいかないしなぁ。

自分ちで食べる分くらいだからやってられるけど

農業で食べてくとなったら

適当なことやってる場合じゃないだろうし

土地も機械も持ってない。

借金背負うくらいの覚悟がないと無理かなぁ。


思いは千々に乱れております。

今日は父の日

2017-06-18 13:44:54 | 何ということもないこと
今日は父の日・・・ということで

姉と一緒にプレゼントを選び、実家に持って行ってきました。

このところ、ちょっと弱々しくなったなぁと感じる父ですが

これ着て、これ持って

いろんなとこに出かけてよ〜と

夏の上下にウエストポーチ。

嬉しそうに笑ってくれたので良かったです。

相変わらず、わが両親は癒し系だわ・・・

行ってちょっと話をするだけで、ホワホワします。

こんなふうに歳をとりたいな。

お土産にアスパラとひし巻きをいただいて

帰り際。

車の助手席に置きっぱなしにしておいた

私の農作業用のメッシュ入りの帽子を見た母が

いたく気に入ったようなので

いいよいいよと言うのを

ちょっと使い込んであるけど使ってや〜と置いてきました。

褒められるとあげたくなっちゃいますな。

さて、私は麦わらを被ろうか。

麦わらも使い込んであって、いささか歪んでいますけれど。