昨日、『おおかみこどもの雨と雪』を観ました。
う〜ん、子供達は感動してるんですけれど
私はどうもこの作品が苦手でしてね。
映像などは素晴らしいと思うんんですけれど
気になるところが多すぎて
ついつい突っ込んでしまうものですから
娘たちに「いいところで醒めること言わないでよ〜!』と
怒られてしまいます。
もやもやポイントはどこかな〜。
感想など取り留めもなく書いてみますと・・・
まず、親に先立たれた境遇の中でも
進学したのならばさぞ学びたいことがあったろうに
なぜ避妊しなかった!?
恋に落ちるのはいいでしょうとも。
でも、その先が考えがなさすぎるように思えて
なんだかなぁ。
せめて卒業するまで待て。
しかも、一人ならばまだしも、二人。
先行き見えない、これから育てる上でどうなるか読めないまま
続けざまに。
一人目ができて、生活も苦しく
しかも狼としての資質の出現がどうなるかわからない。
そんな中で、二人目かい?
戸籍は届け出したみたいだけど
かなり頻繁に、狼姿になってたから
検診とか行けなかったのかなぁ。
誰か味方がいるとよかったねぇ。
誰にも頼れなかったのが悲しいねぇ。
狼人間を受け入れられる人なんてなかなかいないか。
街で一人で子育てしてる間の描写が
切なすぎてなぁ。。。
そんでもって、子供が生まれた後
夫君が残したわずかな貯金で生活してたにしては
随分と長いこと、もったもんだなぁ。
少なくとも2、3年は食いつなげたんだもんなぁ。
どんだけ貯めてたん?
はなさんがそれだけしっかりしてるってことか。
それなのに家族計画が杜撰すぎだなぁ。
夫君が生きてたら、人目を避けるような暮らしでも
きっと楽しかったんだろうなぁ。
特に、4人揃って田舎に引っ越してたら
それこそ、生まれて初めてのような解放感を味わえたろうな。
父と子で狼姿で山を駆け巡ったりできたら
幸せだったろうな。
それから
そんなに子供好きではない自分としては
ゆきの自由奔放で抑えの効かない言動にイライラしてしまう。
こういう子、人間でもいるよな〜苦手だなぁ。
狼の血が混じることでよりこういう性格が激しく出たかなぁ。
また雨がウニウニしてるなぁ。
足して2で割れたらいいのになぁ。
初めての田舎の家で
雑草に覆われた庭を走り回るゆき。
やめて〜井戸とかあるよ、なんか刺さるよ〜〜。ひぃ〜。
心配性な私は、見てられない。
あんな廃屋と化したとこの庭だと
絶対素足でなんか走れない。怖すぎる。
そんなにたくましそうでもないはなさん一人で
なんとも大変なDIY。
板だの障子紙だの釘だのなんだの
材料はどこからか分けてもらった?
日常生活に必要なものはどうやって揃えた?
買い物とか遠いしすごく大変そうだ〜。
いつの間に運転免許&車?
免許取ってる間、子供達は?
あんだけの藪を鍬1本で開墾するとは
どんだけ体力あるん?
いくらじいちゃんたちの指導がいいからって
野菜採れすぎじゃね?
肥やしは緑肥鋤込みだけかぁ。
もともと肥えてる土地なのかな。
野菜作りに失敗続きの自分から見ると
嫉妬してしまうくらいやすやすと
野菜作ってくれちゃってて、なんだかもやもや。
野菜が生活の足しになるまで
とにかく貯金で食いつなぎ
免許も取り、車も買う。
ボロボロの家1軒、住めるように直す。
畑を開墾し、野菜も初めてながら大豊作。
自由奔放な子とくっつき虫の子供を育てながら。
すげぇ・・・
すごすぎて納得いかない。
はなさん、頑張ったんだろうけど
納得いかない。
そうだ、亡くなったはなさんのお父さんの
保険金やら遺産やらがあったことにしよう。
それで大学にも行けたし
しばらく食いつなげたっと。
脳内で勝手に補間。
雪が降った日
パジャマで外に出てあんなに雪まみれで笑うかい。
雪国育ちとしては、見ててブルル。
寒さってものを感じない描写。
雪はさ、冷たいよ?
雪の中、狼人間ならできるかもしれないけど
人間はあんなに走れないよぉ。
あれだけ雪が降るのに
全面掃き出し窓。薄いガラス。
雪囲いなし。雨戸なし。
まあ、うちの辺りも積雪地帯だけど雨戸なんてないけどね。
でも、あれじゃあ、そのうち窓割れるよねぇ?
てか、開かなくなりそう。
川に落ちてから家に帰るの大変だったろうなぁ。
雪の中、登り傾斜を新雪ラッセルしながらパジャマにコート姿で
びしょ濡れの子供連れて・・・
考えただけでぐったり。うへぇ。
兄弟げんかシーン、怖い。痛い。
この感想は、映画的には成功なんだろうけど
なんかやなんだよなぁ。
犬飼ってるけど
犬苦手なんだもの。
昔、追いかけられてさ。
その感じを思い出しちゃうのだ。
学校に行かない雨が
うちの子の不登校だった頃に重なって
なんで、そんなにゆるされるの!?って思う。
田舎だって不登校に関しては
なかなかに不寛容だったりするのに。
精神的になかなかしんどかったのに。
ここらのじいちゃんばあちゃん、
世間体とかも気にして
いいさいいさ学校なんて。なんて言ってくれないよ。
そして雨の『温度のなさ』。
冷たいならまだわかる。冷たさも感情だ。
でも彼はただ、まわりに関心がない。
感情・愛情が感じられない。
人間としても狼としても。
狼は愛情深い生き物だと聞いたことがある。
でも、雨はあまりに淡々としていて
はなの思いがなんだか空回ってるみたいで切ない。
もうちょっとお母ちゃん大事にしてやってよ〜って思ってしまう。
そしていつも我が家の子供らに怒られる箇所。
山に帰った雨との別れのシーン。
『時々帰ってくりゃいいじゃん』とつぶやいてしまう。
人間形になって帰ってくりゃいいじゃん。
それともはなさんが山に行ってもいいじゃん。
なんでダメなの?山のオキテなの?
旦那さんは亡くなり
長女は寮生活?長男は山の主?
一人家に残されたはなさんは寂しくないの?
多分、仕事や近所の人たちとの交流で気はまぎれるだろう。
でも、なんだかなぁ。
なんだかなぁ・・・なんだなぁ。
はなさんは笑って過ごすんだろうけど
自分はきっと無理だ。
う〜ん、子供達は感動してるんですけれど
私はどうもこの作品が苦手でしてね。
映像などは素晴らしいと思うんんですけれど
気になるところが多すぎて
ついつい突っ込んでしまうものですから
娘たちに「いいところで醒めること言わないでよ〜!』と
怒られてしまいます。
もやもやポイントはどこかな〜。
感想など取り留めもなく書いてみますと・・・
まず、親に先立たれた境遇の中でも
進学したのならばさぞ学びたいことがあったろうに
なぜ避妊しなかった!?
恋に落ちるのはいいでしょうとも。
でも、その先が考えがなさすぎるように思えて
なんだかなぁ。
せめて卒業するまで待て。
しかも、一人ならばまだしも、二人。
先行き見えない、これから育てる上でどうなるか読めないまま
続けざまに。
一人目ができて、生活も苦しく
しかも狼としての資質の出現がどうなるかわからない。
そんな中で、二人目かい?
戸籍は届け出したみたいだけど
かなり頻繁に、狼姿になってたから
検診とか行けなかったのかなぁ。
誰か味方がいるとよかったねぇ。
誰にも頼れなかったのが悲しいねぇ。
狼人間を受け入れられる人なんてなかなかいないか。
街で一人で子育てしてる間の描写が
切なすぎてなぁ。。。
そんでもって、子供が生まれた後
夫君が残したわずかな貯金で生活してたにしては
随分と長いこと、もったもんだなぁ。
少なくとも2、3年は食いつなげたんだもんなぁ。
どんだけ貯めてたん?
はなさんがそれだけしっかりしてるってことか。
それなのに家族計画が杜撰すぎだなぁ。
夫君が生きてたら、人目を避けるような暮らしでも
きっと楽しかったんだろうなぁ。
特に、4人揃って田舎に引っ越してたら
それこそ、生まれて初めてのような解放感を味わえたろうな。
父と子で狼姿で山を駆け巡ったりできたら
幸せだったろうな。
それから
そんなに子供好きではない自分としては
ゆきの自由奔放で抑えの効かない言動にイライラしてしまう。
こういう子、人間でもいるよな〜苦手だなぁ。
狼の血が混じることでよりこういう性格が激しく出たかなぁ。
また雨がウニウニしてるなぁ。
足して2で割れたらいいのになぁ。
初めての田舎の家で
雑草に覆われた庭を走り回るゆき。
やめて〜井戸とかあるよ、なんか刺さるよ〜〜。ひぃ〜。
心配性な私は、見てられない。
あんな廃屋と化したとこの庭だと
絶対素足でなんか走れない。怖すぎる。
そんなにたくましそうでもないはなさん一人で
なんとも大変なDIY。
板だの障子紙だの釘だのなんだの
材料はどこからか分けてもらった?
日常生活に必要なものはどうやって揃えた?
買い物とか遠いしすごく大変そうだ〜。
いつの間に運転免許&車?
免許取ってる間、子供達は?
あんだけの藪を鍬1本で開墾するとは
どんだけ体力あるん?
いくらじいちゃんたちの指導がいいからって
野菜採れすぎじゃね?
肥やしは緑肥鋤込みだけかぁ。
もともと肥えてる土地なのかな。
野菜作りに失敗続きの自分から見ると
嫉妬してしまうくらいやすやすと
野菜作ってくれちゃってて、なんだかもやもや。
野菜が生活の足しになるまで
とにかく貯金で食いつなぎ
免許も取り、車も買う。
ボロボロの家1軒、住めるように直す。
畑を開墾し、野菜も初めてながら大豊作。
自由奔放な子とくっつき虫の子供を育てながら。
すげぇ・・・
すごすぎて納得いかない。
はなさん、頑張ったんだろうけど
納得いかない。
そうだ、亡くなったはなさんのお父さんの
保険金やら遺産やらがあったことにしよう。
それで大学にも行けたし
しばらく食いつなげたっと。
脳内で勝手に補間。
雪が降った日
パジャマで外に出てあんなに雪まみれで笑うかい。
雪国育ちとしては、見ててブルル。
寒さってものを感じない描写。
雪はさ、冷たいよ?
雪の中、狼人間ならできるかもしれないけど
人間はあんなに走れないよぉ。
あれだけ雪が降るのに
全面掃き出し窓。薄いガラス。
雪囲いなし。雨戸なし。
まあ、うちの辺りも積雪地帯だけど雨戸なんてないけどね。
でも、あれじゃあ、そのうち窓割れるよねぇ?
てか、開かなくなりそう。
川に落ちてから家に帰るの大変だったろうなぁ。
雪の中、登り傾斜を新雪ラッセルしながらパジャマにコート姿で
びしょ濡れの子供連れて・・・
考えただけでぐったり。うへぇ。
兄弟げんかシーン、怖い。痛い。
この感想は、映画的には成功なんだろうけど
なんかやなんだよなぁ。
犬飼ってるけど
犬苦手なんだもの。
昔、追いかけられてさ。
その感じを思い出しちゃうのだ。
学校に行かない雨が
うちの子の不登校だった頃に重なって
なんで、そんなにゆるされるの!?って思う。
田舎だって不登校に関しては
なかなかに不寛容だったりするのに。
精神的になかなかしんどかったのに。
ここらのじいちゃんばあちゃん、
世間体とかも気にして
いいさいいさ学校なんて。なんて言ってくれないよ。
そして雨の『温度のなさ』。
冷たいならまだわかる。冷たさも感情だ。
でも彼はただ、まわりに関心がない。
感情・愛情が感じられない。
人間としても狼としても。
狼は愛情深い生き物だと聞いたことがある。
でも、雨はあまりに淡々としていて
はなの思いがなんだか空回ってるみたいで切ない。
もうちょっとお母ちゃん大事にしてやってよ〜って思ってしまう。
そしていつも我が家の子供らに怒られる箇所。
山に帰った雨との別れのシーン。
『時々帰ってくりゃいいじゃん』とつぶやいてしまう。
人間形になって帰ってくりゃいいじゃん。
それともはなさんが山に行ってもいいじゃん。
なんでダメなの?山のオキテなの?
旦那さんは亡くなり
長女は寮生活?長男は山の主?
一人家に残されたはなさんは寂しくないの?
多分、仕事や近所の人たちとの交流で気はまぎれるだろう。
でも、なんだかなぁ。
なんだかなぁ・・・なんだなぁ。
はなさんは笑って過ごすんだろうけど
自分はきっと無理だ。