マットなオトコ

2007年01月26日 | 演劇をみました
筋肉質ではなく、床上手でもなく、艶消しなオトコ

自分の中のマットなオトコとしては
ねるとん紅鯨団芸能人大会で、一人ドーランを厚塗りしていた
倉田てつを(仮面ライダーBLACK)さんが記憶に残っています。
っていうか、そんな事を覚えている自分の脳味噌が怖いです。

で、もう一人マットなオトコとして記憶に残るのが
トレンディー俳優の染ちゃんコト、松本幸四郎の息子兼
松たかこの兄の市川染五郎(7代目)様です。

というか、正直、出るドラマ出るドラマ全てで
染ちゃんが出るだけですっかり昭和のトレンディードラマ。

っていうかトレンディーって言わなくなって久しいのに
何故だか未だにトレンディー。そこだけタイムスリップ。
そこだけドーランでマットなカンジ。
染様、塗りすぎです。

で、自分的には染五郎=昭和なイメージで
ちょっとダサい感マンマンな俳優さんでした。
劇団☆新感線の「阿修羅城の瞳」を見るまでは。

ボクは江戸も歌舞伎も知らないのですが
舞台の上の染ちゃんの、いや染五郎様の存在感は逸品です。
女子だったら流し目にヤられる可能性も無きにしもあらず
ってカンジのカッコ良さです。
江戸とか歌舞伎とか粋とか、そういう雰囲気をマトって
舞台をすっかり染五郎色に染め上げてしまいます。

そんな新感染(劇団☆新感線の新橋演舞場での染五郎公演)の
「阿修羅城の瞳」「アテルイ」「髑髏城の七人」に引き続いての
久々の公演「朧の森に棲む鬼」を観てきました。
今年は年始の「ロープ」に引き続き、演劇三昧ですよ。

最初から最後までドキドキでした。
本当に最後の最後まで気が抜けませんでした。

そしてとにかく悪ってカンジでした。
リチャード三世がモチーフらしいですが
全く持ってそんな事はどうでも良い位に
出来が良かったです。

「阿修羅城の瞳」に匹敵するくらい面白かったです。
超えたのか?って言われると微妙ですが
新感染の新たなステージが見えたカンジでした。

ただ、今までは周りの
『劇団☆新感線は知らないけど染五郎様のファン』
みたいな方々も、単純に楽しんでいらっしゃったのですが
今回は良く判らない方もいらっしゃったようで…
個人的にはハナシが面白くなったので嬉しいのですが
やはり染五郎様のファンあってこその新感染でも
あるワケですし、そういうお客様にも楽しめる要素が
もちょっと増える方向に行くんだろうな、と
勝手に新感染の行く先まで想像してしまいました。

あと、新感染として市川染五郎様は当然必要ですが
劇団☆新感線の劇団員全体のレベルが上がっているので
実は客演は不要だと思うんですよね…
(阿部サダヲさんは外して欲しくないけど…)

主役級は、古田新太、高田聖子
サブ主役男子の部は、橋本じゅん(轟天)、粟根まこと(メガネ君)
サブ主役女子の部は、山本カナコ、村木よし子
オヤジ役は、逆木圭一郎、村木仁
三下役は、河野まさと、礒野慎吾
男子役は、吉田メタル(兼ジャグラー)、インディ高橋(兼小道具)、
タイソン大屋(どこ行った?)
女子役は、中谷さとみ、保坂エマ
肉体係は、前田悟、川原正嗣(兼裏切り係)
音楽係は、右近健一(兼ザンス係)
その他群集の方々のレベルもグッと上がっていますよね。
是非、劇団の方々をもう一度メインに持って行って欲しいです。

あ、そうそう、今回は新橋演舞場の桟敷席でした。
桟敷っていえば「天井桟敷の人々」くらいしか知らないのですが
オペラシート(っていうの?)の日本版でした。お座敷席でした。
そして、お弁当付でした。3段の幕の内弁当でした。

ニンジンで鬼の顔が作ってありました!
かなり興奮しました。

次の新感染も桟敷席で取れるといいなぁ…
そんな肝心の演劇の内容は?みたいなカンジで
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カウント2.8

2007年01月06日 | 演劇をみました
3年連続で年始に野田地図ですよ。

野田地図 第12回公演「ロープ」を見てきました。

全く知識を入れずに見に行ったのですが、面白かったです。

役者としての野田秀樹は、正直いかがなモノかと思いますが、
劇作家としての野田秀樹は天才だなと再認識しました。

「ロープ」って何?と思っていたのですが
プロレスのリングの事を指していました。

プロレス=エンターテイメントという視点で
「何で血を流しても犯罪にはならないのか?」
「何でロープに振られたら止まらないのか?」
という前フリから、戦争は何故やめられないのか?
というオチまでノンストップで突っ走りました。

カノンでは「南北戦争」、オイルでは「原爆投下」と
戦争をモチーフにした作品が多いので、
戦争を扱った事自体は特に目新しくないのですが
今回はベトナム戦争、朝鮮戦争、第一次湾岸戦争、第二次湾岸戦争
とアメリカの経済活動を目的とした現代戦争を
扱っていた上に、表現が今までに無く直接的だった事が
非常に印象的でした。
スプラッタが苦手な人は気持ち悪くなっちゃうかも…

しかし、やはり野田マジックは凄かった。
この人と口げんかをしたら勝てる気がしない位の
もの凄い言葉の畳み込みです。
「オイル」で、この人の言葉の使い方は
天才だと思いましたが、今回は越えてたかも…

あと、役者さんの演技は全般的に良かったです。
体のサイズが一回りスリムになっていた藤原竜也さん、
声が潰れてイタイタしかった宮沢りえさん
罪と罰に引き続き怖い人枠で出演の宇梶剛士さん
重鎮渡辺えり子さん
今までの中では一番自然だった野田秀樹さん
大人計画の人だとず~っと思っていた、ナイロンの三宅弘城さん
ってカンジでした。

とはいえ野田地図の演劇って、演技が若干平板なので
役者さん自体にキャラが立っていないと
「誰がやってもいいんじゃ?」的な雰囲気が
漂ってしまうのが難点ですが…

しかし、経済活動のレベルが下がれば、社会を維持することが難しくなります。
社会を維持出来なくなるという事は、治安が維持できなくなるという事です。
つまり経済活動のレベルを下げるワケにはいきません。
なので経済活動を維持するための戦争をやめるワケにはいきません。

という理屈は、いつになれば通らなくなるのでしょうね?
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贋作・罪と罰(2005)野田MAP第十一回公演

2006年01月05日 | 演劇をみました
行ってきましたよ昨年に引き続き、年始の野田MAP。

今年は「贋作・罪と罰」でした。

ちなみに、1月4日の19時~21時の午後公演でした。
F席の端っこだったので、見にくいかな?って思ったのですが
(前の端っこは見にくい)円形舞台で、F席は前から3列目の
去年に引き続いてのかぶりつきでした。満足~

実は「罪と罰」ってドストエフスキー作って事以外、知りません。
で、ドストエフスキーって山本正之の「キットクルマン」の歌の
歌詞中の「ドストエフスキーも待っててね」でしか知らないという
衝撃事実をココロに秘めつつ観劇してきました。

事前に読んでおこうかとも思ったのですが
基本的に原作モノの映画、演劇を見る前には
原作を読まない主義なので、我慢しました。
つか暇が無かったのも事実。

オハナシは
「超人には、人類のために既成の道徳法律を踏み越える権利がある…」
の思想を軸に展開します。というかコレが全てなのですが
きっと原作もそうなのでしょう。

演劇の方のストーリーは、リンク先に詳しいので配役と感想のみ。

一線を踏み越えてしまった物語の主人公ハナブサ、
公家の縁戚であることのみを心の拠り所に生きる母セイ、
女である生き方というとフェミニストの方に
怒られそうだけど、誰かに守られ誰かのために犠牲になる
ただそれだけでも生きていける妹トモ、
大志を抱き家を飛び出すも目先の快楽に走る父
そんな三条家の面々の配役は
三条 英(はなぶさ):松 たか子
三条 清(母):野田 秀樹
三条 智(妹):美 波
三条 聞太左衛門(父):中村 まこと

ってカンジでした。

オイルに引き続き、松さんの演技は濃いいです。
良いです。魂を吐き出すような演技をします。
エクトプラズム出てますよ。
そして野田秀樹は相変わらずウルサいです。
演出というよりも言葉遣いだけで
すんごいよなぁ、と思えるのに
キンキン声で野田秀樹が飛び回るだけで
げぅぅってカンジなんですけど…
まぁ、いいやね。好きでやってるんだもんね…
で、父も良い演技だったのですが
野田秀樹の演劇には必ず出てくる美少女係の
美波ちゃんが可愛い、声とおる、カツゼツ良い
と非常に良かったです。

で、引き続きメインキャストその2は
ハナブサと共に幕末を生き、統幕を目論むサイタニ、
一線を越えたハナブサを追い詰める捜査官、
望むものを全て手に入れ、それでも手に入らないモノに
苦悩する大富豪タマリミズ
そんなハナブサの脇を固める俳優陣は
才谷(さいたに)梅太郎:古田 新太
都 司之助(捜査官):段田 安則
溜水(たまりみず)石右衛門:宇梶 剛士

ってカンジでした。

しかし古田新太ってカッコいいねぇ…
おなかなんかボヨンボヨンのオヤジなのに
なんつーか、ビシッと決まるんだよね…
かっちょえぇ…
そして段田さん、サスガです。
台詞回しが素晴らしい。
芸に深みがあるのかどうかは微妙だけど
安定したカツゼツは芸の域ですよ。
で、押しの強さのみで乗り切った感のある
宇梶さんですよ。
野田キャラは判り易さが身上ですからね。
それもまた良し!

そしてバイプレイヤーというには個性的な
思想ばかりで実現できないイマドキの若者チックな
幕末志士の皆様は
志士クロダ:マギー
志士ヤマガタ:右近 健一
志士イトウ:小松 和重
志士カツラ:村岡 希美
志士カツラ:進藤 健太郎

ってカンジでした。

ジョビジョバ以来のご無沙汰ぶりです、なマギーさんですよ。
あ、踊る大走査線で見かけたや。あれは解散前だっけ?
そして我らが劇団☆新感線の歌姫っていうか
姫じゃないか歌彦か?な右近健一さんですよ。
特異なキャラがそのまま出てますよ。
そして、多分どこかで見たことアル系の
小松さん、村岡さん、進藤さんですよ。

全体としての感想ですが、
野田MAPの演劇って、史実か原作があって、
その上にさらに野田節というか感動モノの言い回しというか
台詞回しが乗るのが常だと思うのです。
そして登場人物と配役も法則というか好みというか
野田MAPな部分が色濃く出てるのです。
あれ?野田MAPって劇団員は野田秀樹のみなんだっけ?

で、今回は台詞回しよりもキャラ重視だった気がします。
原作の流れ的には必然だったのかもしれませんが
今までに無く人物で魅せてくれました。

あ、奥様が帰り際に「原作を侮辱している」と
憤慨しながら帰って行った若者を見たそうで。
まぁ、若さゆえの狭量さだよね。
というか原作を愛していて、それ以外を認めたくないなら
原作モノに触れてはいけないと思うんだけど…
それが判らないからこその狭量さだし
それが判る頃には周辺物を愛する余裕も
出ているハズだし。結局は若さなんでしょうね。

さて、本買いに行こうっと。
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大人、初体験

2005年11月13日 | 演劇をみました
噂には聞いていたけど、初体験。興奮しますね。

大人計画のウーマンリブvol.9
「七人の恋人」下北沢本多劇場

に行ってきましたよ。
大人計画初体験ですよ。
うを~!興奮するっ!

黒い恋人:尾美としのり
白い恋人:田辺誠一
赤い恋人:宮藤官九郎
オレンジの恋人:阿部サダヲ
青い変人:三宅弘城
緑の恋人:少路勇介
黄色い恋人:星野源
の7つの恋のオムニバスですよ。

----

・FIRST・KISS
尾美君と田辺君のKISS部のオハナシ。
「尾美としのり」「田辺誠一」のキャラを
イジリ倒したっていうカンジの快作。

・ナンバーワン・イン・ザ・UNKO
阿部サダヲ演ずるナンバーワンホストに
襲い掛かった悲劇とは。
というか最後までシチュエーションが
正確につかめないというか、シチュエーションを
掴む事が最大のネタという。

・マタニティ堀内
マタニティビクスでのドタバタコメディ
なんつーか、勢いのみで笑えます。

・ほとんど×三宅マン
三宅弘城のキャラいじりノミの作品。
奥様は巨乳子ちゃんの胸が凄いと
感心することシキリですよ。
あ、ちなみに巨乳子ちゃんは
クドカンですから。
「三宅弘城にダメ出しを」というアンケートがあったのですが
他の劇団にも必ず一人いるキャラなので
他の劇団の客演の時はチョットツライっす。
いや、その劇団のキャラ食われた方の人が。
とか書けば良かったね。さっき思いついた。

・SHOW-Z.com
恐怖のゴス・ナイト。
というか尾美としのりの踊れてなさっぷりが
切なくて非常に良かったです。

・むねさん
ゼミ旅行で一人だけ彼女の実家に先についちゃった
青年のオハナシ。シチュエーションだけで3杯はイケます。
唯一のハートウォームな作品

・七人の恋人
カノジョの夢の中の七人の恋人のオハナシですよ。
カノジョ役は大御所のアノお方ですよ。

----

大人計画の演劇は初体験なので
ノリがイマイチ判らなかったのですが
客席の7割は女性で埋まってますよ。
む~クドカンモテモテだなぁ…

ノリが判らないと、笑いのポイントで声を上げていいのか、
手拍子を叩いていいのか、ちょっと悩みますが
客席全体が大ノリだったので、
遠慮せず楽しめました。
途中、若干ウケポイントが人様と
違うことが判明したタイミングが数回ありましたが…
まぁ、楽しめればいっすよね。

出演者の皆様も初見では無かったのが
初めての体験を楽しめた理由なのかも。

「クドカン」の作品はテレビで見ているので
ノリは理解できて安心ですよ。
もうね大好きなんですよ演劇ノリ。
そして「阿部サダヲ」さんはイツモのノリというか
ノリノリですよ。
劇団☆新感線には準レギュラーくらいで出てますからね
「三宅弘城」さんはサダヲさんと同じく
劇団☆新感線に出てますからね。
「星野源」さんは「タイガー&ドラゴン」とか
「演技者」とかで見てるので、顔は見たことあるし
若者っぽい印象も良いカンジなのです。
「少路勇介」さん、多分見たことあるんですけど…
スマヌ。今後は覚えておきます。
ホスト役が非常にヨかったっす。
「尾美としのり」さんは、最近のクドカンTV作品に
出ずっぱりなので、スッカリ馴染んでますよ。
尾道三部作の名優というよりも、
クドカン作品のおもろいオジサンですよ。
「田辺誠一」さんは、アレっすよ。国営テレビの
TRの使えない司会という認識しかありませんでした。
が、異常に面白いっす。クドカンやるなってカンジっす。
というか他の共演者が若干ウザイ瞬間があったのでは?
と思わせるくらいのハイテンションですよ。

残念だったのは「松尾スズキ」「荒川良々」の両名が
舞台で見られなかったコトです。
次もチケットとってやる!
キャパが小さい劇場でやるのでチケット取れないんスよね…

でもでも、一番面白かったのはパンフの
「俵万智&松尾スズキの短歌バトル」
だったりして。
げうげう。
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世界の中心でヨシダミワと叫ぶ

2005年01月17日 | 演劇をみました
横浜アリーナに行ってきましたよ

DREAMS COME TRUE CONCERT TOUR 2005 DIAMOND15

チケットにアリーナ席って書いてあったんですが
横浜アリーナってスタンドがアリーナで
中央の一般的にアリーナと呼ばれる部分は
センターシートなんですね。
いや、まぁ、ファンクラブでもないのに
アリーナはありえないなとは思ってたんですが。

DIAMOND15と付いているとおり、同名の最新アルバムの
コンサートです。
金曜日と土曜日は会社で業務中のBGMは、DIAMOND15で
バッチリ予習ですよ。
実は最近は平井堅のSENTIMENTALoversばっかり聞いていたので
ちょっと追い込みでDIAMOND15ヘビーローテーションかけますよ。
ライブは一緒に歌えないと楽しさ半減ですからね。

4枚チケットが取れたので奥様の友人夫婦と
待ち合わせて参戦ですよ。
15年もやっているとファン層も広がって
年齢的には50代以上に見受けられるご夫婦から、
僕らと同世代のお母さん+子供というセットまでってカンジで
グループ的にも、ジョッシーのグループ、ジョッシーWithダンシ、
ご家族、ダンシのカップル、男女シングルと
様々な模様が垣間見られました。

ちなみにボクはドリカムは1999年のドリカムワンダーランドしか
行ったこと無いんですが、奥様は5回目とかで
イッパシのフリーク気取りですよ。
「若い子とか古い曲知ってるのかなぁ」とか
言ってみたり。つか、みんなベストくらいは聞いてるだろ。
というかベスト欲しいんですけど、奥様がファンの自負心全開で
「アルバム全部持ってるんだから、曲順わかれば作れるモン」とか言って
買わせてくれません。
アレンジ変わったりしてるかもしんないじゃんかさ~

つかコンサートも話題に戻って、17時開演の前に
16時30分から前座としてナオミ・ヨシムラさんに
3曲披露していただきましたよ。
なんつーか、テンパリキャラがまんまヨシダミワなんすけど…
一生懸命歌ってて可愛かったです。がんばれ

で、DIAMOND15のテーマから入っていったのですが
イキナリ序盤に「決戦は金曜日」が入りますよ。
サービスですねっ。当然、熱唱ですよ。

で、ファンピーの大きい方の人コト、浦嶋りんこちゃん司会で
ダンス&コーラスバトルですよ。
ダンスバトルは会場の右半分と左半分で、振り付けを
覚えて踊るってヤツで、相手側の方がタテノリで
簡単で踊っている感があるって奥様がボヤいてましたが
当然全力で踊ってみますよ。
コーラスバトルはダンシVSジョッシーですよ。
会場の4分の3はジョッシーですからね
ダンシが「ヒの字~」とか低く歌っても当然勝てるわけも無く。
いや、楽しく歌ってましたが。

ほんでもって「お年玉」と称して冬の代表作3連発
LAT.43°N」「SNOW DANCE」「WINTER SONG
アレンジがアップテンポに変わっていて
ベースバキバキのキモチ良い仕上がりでした
ノリノリですよ。足が痛い…

ほんで、「美和ちゃん結婚オメデトー」の歓声に
本人腰砕けになりつつも、DIAMOND15全曲終了。

で、アンコールですよ。

なんつーかね、アンコールは当然だと思っている人が
多いのか、手拍子が甘いのですが、アンコールはやっぱし
「もう少しオネガイ」という観客側の熱気を伝えないと
イケナイ気がするんですよね。礼儀として。

ほんでほんで、アンコールの声にお答えして
ドリカムのそっくりさんのアマレットのそっくりさんのドリカム
というややこしい設定で、映画「アマレット」ユニットで
うれしい!たのしい!大好き!」アコースティックバージョンですよ。
オジサンとオバサンは感涙ですよ。大合唱ですよ。
つかコレを歌わないコンサートはあるんだろうか?

続いて「未来を旅するハーモニー」を横浜の小学校の
合唱部の皆様と歌ってました。
これは昨年のNHK全国学校音楽コンクール小学校の部の
課題曲だそうで、ドリカムの曲だったんですね知りませんでした。
最後に吉田美和ちゃんが、「タッチして帰ろうか」と
小学生とハイタッチしてましたが、ありがとうございました~
とか言って帰るチビッコ達が可愛かったっす。

ほんで、最後の最後はお披露目前の最新シングル
救命病棟24時の主題歌にもなっている
何度でも」を堪能させていただきました。
次の公演場所からは予習もバッチリですね。

そしてそして、みんなで「ヨシダミワ~」と叫んで終演

あ~楽しかった。ほんで、足パンパンですよ。
ワンダーランドは全曲押さえとかないと、という焦りがあるのですが
アルバムコンサートはアルバム曲をしっかり予習しておけばいいので
気分的に楽チンで良かったです。

つかコンサートはネタバレを気にしなくていいから
感想書くの楽チンだなぁ
あ~今週も休んでないや…明日から頑張ろう
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大満足

2004年10月28日 | 演劇をみました
2ヶ月前の予定では今日アタリは丁度業務のハザマで
ちょっと有休とっても平気なはずでした。

ここ一ヶ月ほど、マジで休日出勤したり、病院に行って
その足で出社したりと、とても有休取れる状況じゃ
無かったのですが、必死にやりくりして何とか休みましたよ。

で、劇団☆新感線の「髑髏城の七人」を観ました。
前回の古田新太主演のアカドクロのチケットが
取れなかった事もあって、久々の新感線ですよ。
市川染五郎主演のアオドクロの千秋楽でしたよ。
昼の回だったので、正確には最後じゃないのですが
いちおう千秋楽扱いでした。

初めての日生劇場でした。名前の通り劇場型で
席は座りやすくて、前の座席と交互の並びだったので
非常に快適でした。L列だったので後ろの方かと
思いましたが、思いの外舞台との距離は近かったです。
舞台は13時30分から17時20分まで
間20分の休憩を挟んだ長丁場でしたが
休む間もない展開に大満足でした。

出演は、
着物の裾をさばかせたら色気日本一の市川染五郎、通称ソメちゃん
ちっこい身体で元気爆発の鈴木杏、通称アンちゃん
初舞台とは思えない出来の良さだった池内博之、通称モジャくん
あなたなしでは新感線は出発できない高田聖子、通称アヤヤ
あ、ちなみに通称はにゅきみ家内でのみ利用が確認されています。

ちなみにアオドクロとアカドクロのメインキャスト比較は
市川染五郎 <> 古田 新太
池内 博之 <> 水野 美紀
鈴木 杏 <> 佐藤 仁美
高田 聖子 <> 坂井 真紀
ってカンジです。アカドクロも観たかった…

あ、そうそう、茶髪の人がボクの前に座っていまして
最初、あんまり反応しないんで「おもんないんかいな?」
って思ったんだけど、後半いい調子で笑ってたので
「あ~よかった」ってヒトゴトながら思ってたのですが
V6の坂本くんでした。やけに出入りが素早いとは
思ってたんだよね~。休憩時間中なんて周りに人いなくて
にゅきみと二人っきりの空間まで出来てたのに
全然気がつきませんでしたよ。なんか、自分と同じ
演劇を見て同じように笑ってたと思うと、ちょっと
親近度がUPしますね。一方的な親近感だけど。
で、V6の坂本くんにザンネンなお知らせがあります。
演劇終了後にギガダッシュで帰ってたけど、あの後
千秋楽だから特別にって、来春公開の「阿修羅城の瞳」の
初公開予告編を流してくれたのです。興奮しました。
芸能人ってタイヘンだね。呑気に最後まで手拍子してらんないよね。
みんなに気付かれたらタイヘンだもんね。とか
いらん心配というか同情をしてしまいました。

帰りにちょっと銀座で食事して帰ってきましたが
サントリーのバーだったらしく、響の30年が
置いてありましたよ。うぁ!始めて見た!とか思って
飲みたかったのですが、一杯5000円でした
なんというか、無理っす。味わう余裕がなくなります。
というワケで断念。なんか帰りの電車の中のオッサンの
新聞によると、響30年世界的なナントカ賞受賞みたいな
記事(情報量ゼロ)が載ってましたよ。すごいね。

と、つらつらと書き流してみました。

今日の夕御飯
飲み会

66.6/26.0
67.2/21.0/30/30/30
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丹下左膳

2004年10月06日 | 演劇をみました
姓は丹下、名は左膳

やべぇ…カッコ良すぎる…

あの丹下左膳が舞台に登場です。

新橋演舞場「丹下左膳」

主演は中村獅童です。

映画「ピンポン」、TV「恋人はスナイパー」までは
コワモテの人って空気がビシバシ出まくっていましたが
「HR」で三谷組に参入して以降、コミカル度がアップし
「新撰組!」ではヘタレ俳優としての地位を築かんと
していますよ。大丈夫なのか?道はそっちなのか?獅童
と、勝手に心配していましたが、本業は忘れていなさそうです。

といっても歌舞伎ではなく演劇なのですが。

染ちゃんコト市川染五郎さんもトレンディドラマに出ると、
周囲の空気を確実に80年代に引き戻すと言う特技を
持っていましたが、舞台に立てば貫禄が出るという
まさに舞台向きの俳優でしたが、同じ歌舞伎組みとして
中村獅童さんにも頑張って欲しいものです。

演目は、代表作の「こけ猿の壺」らしいです。
代表作って言われても内容を知らないんですが
名前だけは聞き覚えがあるってコトは
代表作なんでしょう。きっと。

で、今丁度映画でも丹下左膳やってるんですよ。
丹下左膳 百万両の壺

トヨエツが主演ですよ。ん~、こっちもカッコいいかも…
こちらも「こけ猿の壺」らしいので、会わせて見るのも
幸せな鑑賞方法かもしれませんね。
ただし単館系なので、上映館を確認しないといけないのと
お早めにいかないと見れなくなっちゃうのでお気をつけて
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17歳の少女が

2004年09月27日 | 演劇をみました
42歳にスキップしてしまった時……

北村薫さんの作品は文庫化されたものは全て読んでいます。
あ、文庫に限定している理由は、文庫以外に手を出すと
金銭的にもスペース的にも収拾がつかないので自分的に
禁止にしているだけなんですけど。

「私」シリーズとか「私と円紫師匠」シリーズとかよばれている
「空飛ぶ馬」「夜の蝉」「秋の花」「六の宮の姫君」「朝霧」も
一人の女性の成長譚として良いのですが、「時と人」シリーズと
銘打たれた「スキップ」「ターン」「リセット」三部作も
非常に面白いです。

その「スキップ」を演劇集団キャラメルボックスが
舞台に乗せるという事で、ちょっと興味を持ちました。

オフィシャルホームページはこちら

ストーリーは、17歳の少女が、うたたねから覚めると
42歳の母親になっていたという話なんですが、
すごく切ないんですよ。
「ターン」の様なサスペンス感も、「リセット」の様な
淡い恋愛感も無く、ただ淡々と、残酷な現実が
覆いかぶさってくる、そんな作品なんですが
どんな残酷な現実でも受け入れて前に進む事が出来る
人によっては、そういう強さを見出すのかもしれません。

ん~、見てみたいかも。
キャラメルボックスの作品はテレビで2作品ほど
見ていると思うんですが(ウロ覚え過ぎ)
雰囲気的にはイケると思うんですよね「スキップ」。
なんだか新たなシリーズ“タイムトラベルシアター”を立ち上げて
今回の「スキップ」に挑むという事で、次回作にも期待してしまいますね。

公演日程は
神戸公演(新神戸オリエンタル劇場)
11月4日(木)~11月17日(水)
東京公演(サンシャイン劇場)
11月23日(祝)~12月25日(土)
となっています

また、今回は主演キャスト2組が日替わりなので
お気に入りの役者さんが出る日時を確認した方が良いかも
ちなみにこんなキャストになってます。
REDチーム :藤岡宏美、左東広之、松坂嘉昭
GREENチーム:青山千洋、筒井俊作、多田直人

劇団☆新感線のSHIROが取れなかったから、
こっち見に行ってもいいかなってちょっと思ってます
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髑髏城の七人(アカドクロ)映画化

2004年08月31日 | 演劇をみました
演劇を見たい人口も増えたって事でしょうか?
新たな公開手段を試してみようって事でしょうか?
髑髏城の七人」が映画化

っていうから、阿修羅城の瞳ってまだ公開されてなかったよな~
とか思っていたのですが、上映会でした。
昔で言う「フィルムコンサート」みたいなモノですかね。

演劇と言えば、劇場に足を運ぶか、NHKの衛星第2で見るか
有料放送に加入するかしか見る手段がありませんでした。
幸運にも公演がDVD化されれば割と誰にでも入手可能なのですが
全ての公演がDVD化されるわけもなく、チケットの取れない演劇は
悶々とするしかなかったわけです。
それでも、公開収録日の星印とかが付いたビラを見ると
あ~、DVDかNHKで見れるな、って悔しい半分
安心半分みたいな気分でいましたが、今後、このような
劇場上映というのも一般的になっていくのでしょうか?
アカドクロはチケット取れなかったので、是非とも見たいです。

髑髏城の七人は春公演のアカドクロと秋公演のアオドクロがあって
それぞれキャストが違うんですよ。両方みたいんですよ。
ちょっと前に野田秀樹原作の「パンドラの鐘」を、出たがり演出家の野田秀樹と
アイドルオタクの世界の蜷川が別々の演出でやってましたが
それとはちょっと趣が違うっぽいですね。
古田新太の主人公も当然捨てがたいですが、
染ちゃんの主人公も期待してます。
トレンディードラマ(って死語?)でイタイタしい役をするくらいなら
演劇畑でのびのびとやって欲しいです。ファンとしては。

映画館でも手拍子とかするのかな?とかちょっとドキドキです。
というか、こっちのチケットは手に入るのか?
ちなみにアオドクロのチケットも未入手。
もう、どうしたらチケット取れるのか判りません…

今日の夕御飯
シチュー
サラダ
メンチカツ(お惣菜)

68.0/22.5/30/40/40
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また会えますか?

2004年07月20日 | 演劇をみました
もう二度と会えないと思っていたアナタ

轟天ですよ。
海底軍艦ではありませんよ(それは轟天号)
世界初のエアボットではありませんよ(それは学天則)

ウーマンリブ VOL.8 『轟天VS港カヲル
~ドラゴンロック!女たちよ、俺を愛してきれいになあれ~

宮藤官九郎によるプロデュースユニット『ウーマンリブ』の第8弾は、劇団☆新感線
の人気キャラ・剣轟天とグループ魂のMCとしても人気の港カヲルが対決する
「轟天VS港カヲル」を上演!

世界を股にかけるエンターテイナー・港カヲルは、役作りのためにダイエットを
強いられながらも、世界中にいる愛人宅を渡り歩き、好き勝手をしていた。
カヲルの妻は、そんなカヲルを殺害しようと計画。刺客として放ったのが、
剣轟天だった。轟天はカヲルの居場所を突き止めるため、愛人たちを次々と
倒していき…。

出演は、宮藤作品初登場の剣轟天(橋本じゅん)、港カヲル(皆川猿時)、そして
カヲルの妻にこちらも宮藤作品初登場の片桐はいり、大人計画のメンバーの他に
オーディションで選ばれたカヲルの愛人たちが加わる。濃厚な出演者たちが贈る
脱力系活劇は、注目の一作だ!


これ以上やったら死ぬという事で
続編はやらないと宣言していた轟天最新作が
クドカン作品でよみがえります。

ちなみに轟天キーホルダー撲滅計画には参加してますよ。
携帯の待ち受け画面まで轟天キーホルダーでしたよ。
会社の人は「あまりに変で触れられなかった」って言われましたよ。
ちなみに、下敷きの中は轟天2、轟天3のビラが入ってますよ。
っていうかオカシイな俺。ちょっとヤリスギ感もアリアリですが
まぁ、それ程に熱狂してしまうのですよ、轟天には。
というか読者の皆様を置き去り気味なカンジですが。

とにかく見なきゃ!
「髑髏城の七人」アカドクロもチケット取れず、日程合わず。
「髑髏城の七人」アオドクロは早くもプレオーダーで惨敗。
演劇に行けてません。

轟天は!轟天だけは外せないんですよ!
がんばってチケット取ります。

あ、ちなみにアホ系なので、ニナガワフリークとかは見るな
気絶するぞ。
コメント (2)
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あ~忘れてた

2004年05月15日 | 演劇をみました
あ~自分メモ

「浪人街」のチケット取り失敗したの忘れてた。
「アカドクロ」のチケットも取ってなかった。
一人だといつでもOKなんだけどね。
二人だと取りにくいね。

いつ休めるかな~

ていうか、みんなどうやって
チケット取ってるんだろう?
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レッツゴー!忍法帖(2003~2004年)劇団☆新感線

2004年03月25日 | 演劇をみました
「加速猿飛び!」

レッツゴー!忍法帖 ~ ゆく年くる年2003チャンピオン祭り

作・演出:いのうえいでのり
劇場:池袋・サンシャイン劇場
出演:
阿部サダヲ(猿飛のサダ)
橋本じゅん(風魔ゴジロー)
インディ高橋(傀儡八幡)
入江雅人(入谷蔵之進)
馬渕英里何(静姫)

高田聖子(おやや)
粟根まこと(秋葉弾正)
杉本恵美(みずち姫)

古田新太(地獄おろち丸)
河野まさと(無敵闇童子)
右近健一(烏魔右近)
山本カナコ(招鬼黒猫)
吉田メタル(怒鳴吐入道)
タイソン大屋(不動魔愚南無)
逆木圭一郎(鋼鉄ふぐり丸)
川原正嗣(十六夜無明之介)

保坂エマ(霧隠才子)
池田成志(ばってん不知火)

こぐれ修(赤猿のじょうじ)
礒野慎吾(川うそのうそ平)
前田悟(森の小南坊)
中谷さとみ(風谷のウマシカ)

ごめんなさい、劇団☆新感線を知らない人に面白さを伝える自信がありません。
とりあえず観てください。この文章の100倍オモシロイです。

劇団☆新感線ですよ!それもチャンピヨン祭りと来れば笑うしか無いですよ!
と開演前から、頬が緩んでしまいます。興奮してしまいます。
しかしサンシャインの2階って死ぬほど狭いぃ。
膝を「おねぃさん座り」みたいに横にずらさないと座れないんですよ。
Sでこの席は納得がいかん!と毎回思ってるんだよね。いい席取りたいなぁ…

奥様もちょっとした劇団☆新感線ツウ気取りで、
配役を見て「これは風呂太郎、これは関西キッズの人…」とやっています。
人の覚え方に若干の偏りはありますが、楽しそうなのでまぁよい。

ストーリーは、お姫様を助ける忍者3人(変態2人+死体1人)という話。以上。
キャストはハノアキ以外は全員出演じゃないか(だよね?)という勢いです。
いつの間にか、古田さん、高田さんはテレビで引っ張りだこになって
ここんところ揃っての出演をめったに見れないだけに、やったー!ってカンジです。

いつの間にか順レギュラーくらいの出演回数なのでは?の
阿部サダヲの猿飛のサダ。存在自体が笑えます。得意は加速猿飛び
そして大河にも出演してしまった、俺的には劇団☆新感線=轟天=橋本じゅんの
風魔ゴジロー。得意は轟天。
舞台の半分くらいの時間はアドリブなのでしょうか、二人して他の出演者を
笑かそう笑かそうとしています。というか客席に背中を向ける演技を誰が教えましたか!(by野田秀樹)
あと、踊るインド屋敷での「小道具の追加は禁止ですぅ~」発言以来
小道具の高橋岳蔵が気になって仕様が無い、インディ高橋の
傀儡八幡。死にまねが得意なカラクリ忍者。というか小道具忍者。

全員紹介してたら、一週間かかるので残りは軽く。
入江雅人さん、重鎮なのにカミカミ。というかイジラレすぎ
馬渕英里何さん、姫ってカンジでした。声に特徴があって聞きやすいです。
高田聖子さん、ハラが美しかったです。轟天みたいに次の舞台で
「脱ぐって思ってなかったんだもん」といいつつプヨお腹にならないように。
粟根まことさん、相変わらず目つきの悪い悪役です。そしてイツもかわいそうな引き
古田新太さん、おなかぷよぷよのオッサンなのに、殺陣がカッコいい。さすが看板
右近健一様、あいかわらずの熱唱ぶりにシビレました。ファンなんです。

劇中でタイソンさんが「お前のは声がでかいだけ」とダメだしされて
ヘコんでましたが、マジ駄目出し?
「おまえと、あと保坂」とついでにダメダシくらってた腋毛忍者保坂エマさんと
ウマシカ中谷さん、コスプレ杉本さんが出演してるアフロ13の
「新感線お宝劇場・夢みる無法者」見ました。
演劇を小劇場で見ると、ダメですね。メロメロです。良すぎます。
役者と近いってだけで異常に興奮します。

裏切らせたら天下一品の池田成志さんの、ばってん不知火。
今回も裏切りなんだか表がえりなんだかわからない勢いで、
各陣営を裏切りまくっていました。
登場シーンでの「紅の×」は、思わず「×!」と腕をクロスさせて椅子から
オシリ浮かせちゃいましたが、まわりにそんな人いなくて恥ずかしかったです。

チャンピヨン祭りは、観客側も笑う気マンマンで来ているので
回りを気にせず笑いころげられてサイコーです。
真剣にバカをやってくれるオトナに楽しませてもらえると
本当に幸せな気分になります。

やばいマトメられません。
興味のある方は、必死の思いでチケットを手に入れてください。
次の髑髏城の七人のチケット取れてません~。がんばらねば
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半神(1999)NODA・MAP

2004年03月18日 | 演劇をみました
「ぐるぐるぐるぐる~」

'99 NODA・MAP第六回公演「半神」
出演:
深津絵里(シュラ)
加藤貴子(マリア)
勝村政信(先生)
野田秀樹(学者)

今日は結婚”式”記念日というわけで、奥様と始めて行った演劇紹介。
というか本格的に演劇を観に行ったの自体が初めてだったんですけど。

初めて演劇に触れたのは、大学の演劇部の皆様の公演でした。
その頃のイメージは、ショートコントのちょっと長めなやつというイメージでした。
で、何となく演劇に興味を持っていたんですが、夜中にテレビ見てたら
BS2で演劇やってたんですよ。途中からだったし、結局最後まで題名も
判らなかったけど、非常に面白くて、これは何だろうと調べたら「キル」でした。
再放送やって欲しいです。これまた偶然見てしまった「TABOO」も再放送希望。
というか再演希望。

というわけで、いろいろな意味で初体験づくしの作品「半神」です。
内容は萩尾望都原作の「半神」を元にしたシャム双生児の話です。
「半神」だけでなく「霧笛」の一節とかも入ってるんですが…(作品的には霧笛の方が好き)
毎度思うのですが、野田秀樹の作品は話が非常に良く出来ていますね。
伏線を一つも無駄にしないのはスゴイと思います。この作品も最後まで面白くみれました。

構成は劇中劇という設定で、舞台の周囲が楽屋みたいな造りになっていて
ちょっと面白いなって思いました。劇中に役者さんたちが袖というか
盆の外で水飲んでるのが見えたりするという。

右近健一様の風呂太郎が最高でした。それを見れただけでお腹いっぱいです。
ケロリンの洗面器を購入してしまいました。バスタオルも欲しいです。
主演の深津絵里さんが可愛かったです。小さいんだけど
非常に元気が良くて声も通ってました。
あと温泉へ行こうの加藤貴子さんも同じく主演で出てました。
勝村政信さんの羞恥プレイ的な演技も何となく楽しくてよかったです。
佐々木蔵之介さんとかも出てたんですね(この頃はまだ認識してなかったけど)

で、野田秀樹も相変わらずでした。今でこそ相変わらずって言えるけど、始めてみた時は
なんじゃこら!って思いました。正直、そこだけ異空間が発生したかと思いました。
「新撰組!」でも勝海舟役で出ていますが、相変わらずでした。三谷幸喜の意図が不明。
友情出演?
タランティーノと同じくらい役者として出ている意味が不明。好きだから出てるんだろうけど…

野田作品好きです。野田秀樹も尊敬してます。
が、一度でいいから野田秀樹が出演する事が前提で無い作品を見てみたい気もしてます。

野田地図
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