定時後の残業中に実家から電話がかかってきます。
高齢の老人がいる家庭という事もあり
何かあったら嫌なので必ず取るのですが
幸いにもまだ一大事な知らせはありません。
ちなみに、ウチの家庭の安全弁的処置として
ボクに電話をかけるときは父からがお約束
(母親と会話すると突然ケンカになる可能性大)
父親「おう、何しとっとや」
にゅ「仕事中」
父親「なんや、また仕事か」
にゅ「忙しい」
父親「何時にかえっとや」
にゅ「ん~10時には帰るようにする」
父親「仕事ばっかりしてどうすっとや(ブチッ)」
にゅ「そんなコト言っても…」
父親「(ツーツーツー)」
にゅ「…って切れてるし…」
というカンジの会話が毎度繰り広げられます。
ウチの父親は、自衛官の最前線で戦う人出身なので
「当直」「演習」は理解できても「残業」という
概念が理解出来ないようなのです。
ちなみに奥様のお父様も、公務員出身なので
同じく「単身赴任」は理解できても「残業」という
概念が理解出来ないようなのです。
存在は知っていても、実体が掴めないというか
「何でそんなに仕事があるの?」みたいな感想のようです。
それはおいといて、父親の電話の内容というよりは
ほとんどの場合は母親からの伝言なのですが
「ファックスの紙は何を買えばよかとや?」
「ビデオ買ったけど、ようわからん」
「動かん」
と言ったベリベリアバウト内容で、
根気強く聞き取り調査から始めないと
いけないワケですよ。
が、今回の質問は強烈でした。
待つのも嫌なのでコチラからかけたら、
母親に当たったのですよ。
にゅ「何なん?なんか用?」
母親「カイッテデンキダス?」
にゅ「はい?」
母親「貝を拾って、お父さんに渡そうとしたらビリーッって」
にゅ「あ~、大丈夫?」
母親「で、慌てて投げ捨てたんだけど、貝って電気出すのかな?」
にゅ「知らん」
母親「お兄ちゃんなら知ってるかと思って」
電話をかけてまで聞きたかった質問は
「電気を出す種類の貝は存在するのか?」
という事のようです。
って、オレは百科事典扱いか…
ていうか便利屋扱いは奥様の扱いと大差ないんだけど…
母親「お父さんはナイロン着てたから静電気って言うんだけど」
にゅ「あ~ま~そうなんじゃん?」
母親「でも、バーンって!静電気バーンって言う?」
にゅ「う~ん……ていうか、雨降ってたんじゃ?」
母親「バケツをひっくり返したカンジ」
にゅ「……海行ってたの?」
母親「砂浜歩くとキモチが良いかなと思って」
相変わらず、やりたい事を我慢できない人です…
怖いことは多いくせに危ないと思う能力に欠けてます…
あ~、コレも奥様と大差ない…
補足までに、当日は鹿児島県大雨でした。
冠水とか崖崩れとか、鹿児島市では激しい雷雨だったようです。
ちなみに、父親はその横でエイ釣ってたらしいです…
サスガO型です。A型のような器の小ささというか
常識を持ってません。その瞬間を楽しむ能力に長けてます。
ちなみにウチの家庭は
母親AB型、父親O型、妹B型、俺様A型
ってカンジで、A型孤軍奮闘でした…
そして奥様のご家庭は全員O型
オオラカっつーか、やりたい放題です。
まぁ、人を許容する能力は高いので
一緒にいてて楽なんだけど。
にゅ「雷なってたよね?」
母親「でも落ちなかったよ」
にゅ「あぁ…落ちてたら死んでるから…」
母親「そう?砂浜気持ちよかったよ~」
にゅ「でね、雷の素は空気中にあるのね。雲の中だけじゃないんだよ…」
母親「ふ~ん」
にゅ「だから、雷の日に外でちゃ危ないでしょ?バーンってなったんでしょ?」
母親「……でね、聞いてくれる?」
相変わらず、人の意見は聞きたいところ以外は丸無視ですね…
あぁ…、コレもウチのあのお方と変わらない…
母親「北朝鮮の人が撒いたんじゃないかな?」
にゅ「は?」
母親「見たこと無い貝だったし。機械がはいってたんじゃない?」
にゅ「はい??」
母親「北朝鮮の人がバーンってやったんだと思うの」
時々、僕の観察している世界は他の人と全く違うのかな
と思うのですが、母親とは異世界に住んでいる事だけは
真実のようです。
その後は、母親の愉快な世界が展開しましたよ。
……そして、相変わらず言いたいことだけ言うと
ブチッ…ツーツーツーですよ…
ウチの奥様も結構な勢いで独自の世界を展開してますが
ココまで強烈じゃないっす…
あ、ほんで、要約すると、どうも、砂浜を歩いていると
大きいハマグリを見つけて、嬉しくなって貝を物色していたら、
電気貝にあたったらしいのです。
で、電気を発する貝というモノが世の中に存在しなければ
(彼女の中では「ボクが知らない事=世の中に存在しない」
という事になっているらしい…)
きっと北朝鮮の人が置いていったに違いないと…
え~と、脚色してませんし、母親は紛れも無く本気です。
いちおうデンパな人では無いと思うのですが、
自分の内宇宙以外の世界は完全にシャットアウトする
才能だけは天下一品ですよ。
最近、慣れたけど、子供にはツライと思うんだよね…
世界が違いすぎて笑えないって…
そんな笑えるような笑えないような会話を
ヒトサマに伝えてどうすんだって気もしますが
まぁ、そんなコンナで
高齢の老人がいる家庭という事もあり
何かあったら嫌なので必ず取るのですが
幸いにもまだ一大事な知らせはありません。
ちなみに、ウチの家庭の安全弁的処置として
ボクに電話をかけるときは父からがお約束
(母親と会話すると突然ケンカになる可能性大)
父親「おう、何しとっとや」
にゅ「仕事中」
父親「なんや、また仕事か」
にゅ「忙しい」
父親「何時にかえっとや」
にゅ「ん~10時には帰るようにする」
父親「仕事ばっかりしてどうすっとや(ブチッ)」
にゅ「そんなコト言っても…」
父親「(ツーツーツー)」
にゅ「…って切れてるし…」
というカンジの会話が毎度繰り広げられます。
ウチの父親は、自衛官の最前線で戦う人出身なので
「当直」「演習」は理解できても「残業」という
概念が理解出来ないようなのです。
ちなみに奥様のお父様も、公務員出身なので
同じく「単身赴任」は理解できても「残業」という
概念が理解出来ないようなのです。
存在は知っていても、実体が掴めないというか
「何でそんなに仕事があるの?」みたいな感想のようです。
それはおいといて、父親の電話の内容というよりは
ほとんどの場合は母親からの伝言なのですが
「ファックスの紙は何を買えばよかとや?」
「ビデオ買ったけど、ようわからん」
「動かん」
と言ったベリベリアバウト内容で、
根気強く聞き取り調査から始めないと
いけないワケですよ。
が、今回の質問は強烈でした。
待つのも嫌なのでコチラからかけたら、
母親に当たったのですよ。
にゅ「何なん?なんか用?」
母親「カイッテデンキダス?」
にゅ「はい?」
母親「貝を拾って、お父さんに渡そうとしたらビリーッって」
にゅ「あ~、大丈夫?」
母親「で、慌てて投げ捨てたんだけど、貝って電気出すのかな?」
にゅ「知らん」
母親「お兄ちゃんなら知ってるかと思って」
電話をかけてまで聞きたかった質問は
「電気を出す種類の貝は存在するのか?」
という事のようです。
って、オレは百科事典扱いか…
ていうか便利屋扱いは奥様の扱いと大差ないんだけど…
母親「お父さんはナイロン着てたから静電気って言うんだけど」
にゅ「あ~ま~そうなんじゃん?」
母親「でも、バーンって!静電気バーンって言う?」
にゅ「う~ん……ていうか、雨降ってたんじゃ?」
母親「バケツをひっくり返したカンジ」
にゅ「……海行ってたの?」
母親「砂浜歩くとキモチが良いかなと思って」
相変わらず、やりたい事を我慢できない人です…
怖いことは多いくせに危ないと思う能力に欠けてます…
あ~、コレも奥様と大差ない…
補足までに、当日は鹿児島県大雨でした。
冠水とか崖崩れとか、鹿児島市では激しい雷雨だったようです。
ちなみに、父親はその横でエイ釣ってたらしいです…
サスガO型です。A型のような器の小ささというか
常識を持ってません。その瞬間を楽しむ能力に長けてます。
ちなみにウチの家庭は
母親AB型、父親O型、妹B型、俺様A型
ってカンジで、A型孤軍奮闘でした…
そして奥様のご家庭は全員O型
オオラカっつーか、やりたい放題です。
まぁ、人を許容する能力は高いので
一緒にいてて楽なんだけど。
にゅ「雷なってたよね?」
母親「でも落ちなかったよ」
にゅ「あぁ…落ちてたら死んでるから…」
母親「そう?砂浜気持ちよかったよ~」
にゅ「でね、雷の素は空気中にあるのね。雲の中だけじゃないんだよ…」
母親「ふ~ん」
にゅ「だから、雷の日に外でちゃ危ないでしょ?バーンってなったんでしょ?」
母親「……でね、聞いてくれる?」
相変わらず、人の意見は聞きたいところ以外は丸無視ですね…
あぁ…、コレもウチのあのお方と変わらない…
母親「北朝鮮の人が撒いたんじゃないかな?」
にゅ「は?」
母親「見たこと無い貝だったし。機械がはいってたんじゃない?」
にゅ「はい??」
母親「北朝鮮の人がバーンってやったんだと思うの」
時々、僕の観察している世界は他の人と全く違うのかな
と思うのですが、母親とは異世界に住んでいる事だけは
真実のようです。
その後は、母親の愉快な世界が展開しましたよ。
……そして、相変わらず言いたいことだけ言うと
ブチッ…ツーツーツーですよ…
ウチの奥様も結構な勢いで独自の世界を展開してますが
ココまで強烈じゃないっす…
あ、ほんで、要約すると、どうも、砂浜を歩いていると
大きいハマグリを見つけて、嬉しくなって貝を物色していたら、
電気貝にあたったらしいのです。
で、電気を発する貝というモノが世の中に存在しなければ
(彼女の中では「ボクが知らない事=世の中に存在しない」
という事になっているらしい…)
きっと北朝鮮の人が置いていったに違いないと…
え~と、脚色してませんし、母親は紛れも無く本気です。
いちおうデンパな人では無いと思うのですが、
自分の内宇宙以外の世界は完全にシャットアウトする
才能だけは天下一品ですよ。
最近、慣れたけど、子供にはツライと思うんだよね…
世界が違いすぎて笑えないって…
そんな笑えるような笑えないような会話を
ヒトサマに伝えてどうすんだって気もしますが
まぁ、そんなコンナで
