やる気を削がれる鬱蒼と茂る草むら。
日曜日の朝、8月の最後の日曜日。
何とかけりをつけたい、という思いで出かける。
ここに3本のリンゴの木が植えられている。
蔦や草や木に覆われて隠れてしまっている。
用心して草を刈らないと、間違えて木を伐ってしまいそうである。
エンジンをかけ、刈り始めると夢中になる。
やり始めたら、集中できる。
あっという間に時間が過ぎる。
8時に始めて、30分のつもりが、
時計を見たらもう1時間半が経過していた。
しかし、時間はかかっても、それほど進んでいない。
というのは、このあたりには背高泡立草に加えて赤紫の花が咲く臭木や笹が
びっしり生えているから。
さらに、切り倒したままの太い木が横たわっているため、
避けて進まなければならず、かなり厄介で面倒なのだ。
残りの果樹園の半分くらいは進んだであろうか。
まだまだ道は遠い。
やりきれないまま、どうやら9月にもちこしとなりそうである。
やれやれ。