まるで自縛霊のように ただ留まり続ける
そのうち身体が透けて来て誰の目にも映らなくなるだろう
恐怖感などという一般的感情は湧いてこない
絶望やあせりもない
ただ何も無い乾燥した大地を
ひたすらトボトボと歩いている様な虚無感を感じながら
また今日も夕張が降りてくる
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