迷走する枕茶屋

根も岩もない世界にて

気がついたら 縛られたかのようにその場から動けなくなってる

まるで自縛霊のように ただ留まり続ける

そのうち身体が透けて来て誰の目にも映らなくなるだろう

恐怖感などという一般的感情は湧いてこない

絶望やあせりもない

ただ何も無い乾燥した大地を

ひたすらトボトボと歩いている様な虚無感を感じながら

また今日も夕張が降りてくる




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