ことばの顔・・・人はことばで生きる

人はことばで生きる。

ことばがなくては生きられない。

人はことば次第である。


「文は人なり」という、よく知られた言葉がある。
その言葉から、広く深い意味において・・・
「ことばは人」ということができると思う。
人を見るには、その人のことばを見ればわかると
いうことは昔から聞いたことがあります。

ひとは・・・外見の見たままの顔と
ことばの顔を持っているといえるのかも！！
見た目は端正な顔立ちでも、言葉の顔は
ひどくお粗末ということがいくらでもある。

「人間は四十になったら、自分の顔に責任もて・・・」ともいわれる。大人のことばの顔もひとりひとりの
生活と経験のすべてが色濃く映し出されていると
いうことなのだと思う。
恥ずかしくない顔がしたかったら、言葉の教養も
つけるのがたしなみというものかもしれない。