福塩線のりばから、井原鉄道のりばへ。
井原鉄道のりばでは、一日乗車券"スーパーホリデーパス"を購入しました。
途中の井原駅で、途中下車する予定だった、という理由も、あった。
一日乗車券を購入すると、きっぷが回収されず、手元に残るから、という理由も、あった。
というか、そもそも‥‥。
"スーパーホリデーパス"は、1枚1,000円。
神辺から総社まで通しで乗る場合、運賃は1,100円。
"スーパーホリデーパス"の方が安い、というね。
井原鉄道線・神辺駅の駅名標。
神辺駅に停車中の、井原鉄道IRT355形気動車。
神辺 1535 -【井原鉄道井原線】- 1550 井原
井原鉄道井原線は、平成11年1月11日に開業した、比較的新しい路線です。
国鉄時代に建設が中断された路線を、地元が立ち上げた第三セクター会社が引き継ぎました。
施設もまだ真新しく、ほとんどの区間が高架線となっているのが特徴的です。
もっとも、踏切も何箇所かはあるのですが。
そんな訳で、井原駅で途中下車。
時間帯によっては神辺から総社まで直通する列車もあるのですが、
この時間帯は井原での乗り継ぎとなっています。
井原駅の駅舎。
井原駅は井原市の代表駅で、建物はなかなか立派ですし、駅前広場も広々としています。
駅舎内には売店もあり、井原鉄道のグッズなんかも売ってあったのですが、
さんざん迷った挙句、結局何も買わずじまいでした。
何か買えば良かったな‥‥ちと、後悔。
なんとなく、撮ってみた。
井原駅の駅名標。
井原駅のホームから、総社方を望む。
同じく、神辺方を望む。
総社行の列車が、入線してきました。
井原鉄道の車両は、すべてこのIRT355形気動車となっています。
反対方向から、もう1枚。
井原 1614 -【井原鉄道井原線】- 1655 総社
この日は土曜日だったのですが、学生さんの姿もちらほら見られました。
課外授業か、部活の帰りだったのかな。
井原鉄道の車窓は、田園風景が広がる中に住宅街が点在している、という感じかな。
トンネルもありますが、それほど険しい山間部を通っている訳ではありません。
高梁川を渡ると、総社のひとつ手前の清音駅で、JR伯備線と合流します。
清音から総社までは、伯備線の線路に井原鉄道の列車が乗り入れています。
ただし、清音・総社間は第2種鉄道事業区間となっているため、
JRの乗車券で井原鉄道の列車に乗ることはできないので、注意が必要です。
そんな訳で、総社駅に到着。
総社駅でも、JRと井原鉄道のホームは別々です。
なので、井原鉄道総社駅の駅名標もあるのですが、撮り忘れてしまった‥‥。
総社駅、伯備線のりばの駅名標。
裏に回ると、吉備線のりばの駅名標となります。
こちらもラインカラーが採用されていますね。
吉備線のホームに入線してきた、国鉄キハ40系気動車(キハ47形)。
車体番号を、撮ってみた。
反対方向から、撮ってみる。
これも、総社駅の駅名標か?
そうじゃ。
‥‥ダジャレ、失礼しました。
総社駅のホームにて。
架線がある左側の線路は、倉敷から総社を経て山陰方面へと向かう、伯備線。
これから乗る吉備線は、写真奥で右へ折れていきます。
なお、吉備線経由で岡山へ向かうときは総社駅からいったん北の方へ出ていきますが、
伯備線経由で岡山へ向かうときは逆に、写真手前の南方へ向かいます。
同じ岡山行きでも、どちらの路線を経由するかで、列車が逆方向に走っていく。
地方では、かなり珍しい光景ではないかと思います。
車体番号、その2。
2両編成のこの列車、3001+2002で編成されているのがわかります。
中国地方のJR線でよく見かける、このボタン。
冷房を効率よく利かせるため、ドアは半自動となっています。
初めてこのボタンのある列車に乗ったときは気づかなかったのですが、
最近は、外からひとりで乗ってきたときに"しめる"ボタンを押す習慣がつきました。
たまに、他の人が閉め忘れたときに、"しめる"ボタンを押す、なんてことも。
なんか、"押しボタン係"になった気分になりました。
いや、そういう係があったら、喜んで立候補したいです。マジで。
‥‥って、アンタ自分をいったい何歳だと思っているんだよ、って話ではありますが。
総社 1719 -【吉備線】- 1804 岡山
これで、一日目の行程は終了となります。
先はまだまだ長い‥‥。