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2000日の海外放浪の果てにたどり着いたのは山奥の集落の一番上だった

先日訪問した天空の茶屋敷オーナーの書籍 わかかりし頃読んだ、神音湯孝志さんの サハラに死すを思い出しました。あの頃自分も海外の一人旅に憧れて、いずれしてみたいと、思いつつ社会路線から外れる勇気がなく、しがないサラリーマンになりました。長期休暇が取れた時は、バックパッカーに憧れ北海道や離島回り、琵琶湖周りと小規模バックパッカーはやりましたが、海外は普通の旅で思った冒険旅行はできなく、やって見たかった憧れが書いてあり楽しく読ませて頂きました。 行きたい所に行く、逢いたい人に逢いに行く行動力は素晴らしい。
元々は学生時代、それから陸上自衛隊時代ともに日本社会になじむことが出来なくてKY(=空気が読めないやつ)とバカにされたり、バイト先や職場では無能だと罵られたり、他の誰よりも上司から説教されていたり。鬱や自殺未遂に近いような経験もありました。 それでも一度きりの人生を輝かせたい、やりたいことはやりたいと思って、勇気を出して6年間続けた仕事も辞めて、半ば日本社会から逃げるように海外放浪の旅に出ました。 通算約5年にわたり、約65カ国をめぐる海外放浪生活を経た僕が心から感じたのは「ほんとうの意味で人間らしく生きたい!」ということでした。旅路の果てに自分なりに考えて選択し、今の福岡県八女市に移住し、翌年は山奥の廃屋同然の古いお屋敷を「もらって」ゲストハウスの開業に至りました。 道を踏み外し、親からも反対されながらも、誰からも期待されず、何を思いどう生きていたのか、自分らしく生きたくて、ひたすら行きたいところは全部行き、やりたいことは全部やった。 自由に生きたいように生きていたら、ゆくゆくはそれが時代や地域に必要とされ、とある山奥の村の村長から大きな家をもらい、今ではゲストハウスの主として自分の好きなことをやりながら山奥で悠々自適に暮らす。勇気をもって一歩踏み出してみると全く違った世界が見えたということです。 ただの海外放浪記だけではなく、その経験をもとにその後の人生がどうなったのか?  スローライフ、ミニマリズム、シェアする豊かさ、山奥で事業、地域おこし、国際交流(国際結婚)といったテーマのもと魂を込めて綴っています。 自分の環境を変える一歩踏み出す勇気が欲しい人、進路に悩む若者に色んな可能性を提示、地方創生の一例として、地域おこしに携わる人、海外放浪に興味がある人などにとって読みごたえがあると自負していますし、『新しい生き方を選ぶ勇気と、本当の豊かさ、自分らしく生きる』などの哲学を伝える本として若い世代はもちろん、田舎への移住や二拠点居住を考えている方々、コロナの影響により本当の豊かさや生活スタイルの変化を模索する方々への何らかのアイデアや刺激にもなればいいなと思っています。
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