
おおい きみたち 危ないよ~ マリオとマリナは遊びに夢中で聞こえません。ホンソメ君危ないぞ~
マリオ達の頭上を何か大きな影が通り過ぎました。またサンゴの陰から危ないぞ~と聞こえて来ました。
その声がマリナに聞こえた瞬間です。大きな影はマリオ達の間を凄いスピードで何かが通りました。マリ
オ達はその波の衝撃で吹き飛ばされました。今日はこれでお店を閉めよう、マリオ・マリナどこにいる
の?声をかけても二人はいません。何度呼んでもいないのです。マリアは心配になりました。いつもは遠
くに行かないマリオたちです。
マリアはお店の周りの魚達にも尋ねました、誰も知りません。そこにクラゲがやってきました。あの山の
向うに居たよ。マリアはテーブルサンゴのある山向うへ探しに出掛けました。危ないって言っただろう。
ここは周りを見ていないと奴らが来るのだよ。 海底まで飛ばされたマリナはアオブダイのおじさんに声
を掛けられました。ここはどこ? マリオはどこ? マリナはようやく自分の状況が分かり始めまし
た。しかし体はあの時の衝撃で動きません。アオブダイは柔らかい粘膜を体から出して マリナにかぶせ
てあげました。