またまた池井戸潤さんです。
元銀行員の池井戸さんは銀行を通しての話が多い、これもそうだが視点が平凡な家庭が幹にあり、
サスペンスも平行して進む面白い作品でした。
普通のなんの取り柄もないサラリーマン、社会的にはエキストラ的な存在、そんな行き方にも人生があり
問題解決して生きている。自分もある時期からエキストラ的な存在と意識しているが平凡な生活の問題解決もズームアップすればそれなりの物語があるんです。
そんな事を考え一気読み出来る作品です。
お勧め度
⭐⭐⭐
ユーザー レビュー - akikobb - Booklog
真面目な小市民である銀行員倉田さん。 電車で割り込み男に注意したことがきっかけで、倉田家は数々の嫌がらせに合う。家族も危険にさらされる。 という家族の危機がある一方、出向先の企業でも、毎度お馴染み、偉いやつが不正してるかも疑惑。 オン ...
