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妊孕力UPレシピ#1:梅醤番茶スープ

「梅醤番茶」は冷え性、貧血、胃腸病、風邪などの症状に効果的な飲み物です。
今回はこれをアレンジしたスープレシピをご紹介します。レシピと言うのもオーバーなくらいに簡単なものですが、その効用は本当に素晴らしいと言えます。

まずは梅醤番茶の作り方から



【材 料】梅干し、醤油、生姜、番茶
【作り方】
①湯呑に中サイズの梅干し1/2~1個を入れて果肉を箸でよく潰す
②醤油を小さじ1.5~2杯、生姜汁2~3滴を入れて混ぜる
③よく煮出した熱々の番茶150~200ccを注ぐ

この飲料は梅干し、醤油、生姜、番茶が優秀な組み合わせで、疲労回復、食欲不振、冷え性、腹痛、下痢、頻脈・動悸などと多彩な効用が期待できます。
梅干しはクエン酸、ビタミン、ミネラルが血液を浄化、クエン酸は糖質代謝を促進し、疲労回復に役立ちます、また殺菌効果も高く食中毒、食あたり、腹痛にもよく働いてくれます。醤油は酵素が胃腸を活性化するとともに塩気が心臓のポンプ作用を助けてくれます。生姜は殺菌力、新陳代謝を高め、血の循環に役立ちます。番茶は抗菌作用、整腸作用が、生姜は新陳代謝を高め、血の循環を良くする働きがあります。

梅醤番茶スープ Recipe



【材 料】梅干し中玉1.5~2、醤油小さじ1.5~2、生姜汁少々、番茶150~200cc、とろろ昆布、ねぎ、白ごま
【作り方】
①お椀に梅干の果肉、醤油、生姜汁を入れて練る
②とろろ昆布をお好みの量入れて熱い番茶を注ぎ、小口に切ったねぎ、炒った白ごまを指でひねってちらす
③熱いうちにいただく

飲料でも、スープとしていただくでも良いですが、冷え性や貧血気味の方は、毎朝これを空腹時に摂ると良いでしょう。また番茶は必ず沸かしたてを入れ、熱々をいただきます。味の濃さは美味しいと感じるように調節してください。
風邪のひきはじめに飲んで休むと回復が良くなることでしょう。下痢症状がある時には本葛、熱っぽい時には大根おろしを加えてみてください。ただし梅干、醤油いずれも昔ながらの素朴な作り方のものを選ぶようにしないと効果は期待できませんので、ご注意ください。

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