艶よくふっくらと煮た黒豆はおせち料理に欠かせない一品。黒豆は血中脂肪酸の酸化防止や肝臓、腎臓の強化に力を発揮します。便秘解消にも役立ちますので昨今の食生活ではぜひとも度々いただきたいものです。
黒豆の皮の部分にあるアントシニアンやサポニンには抗酸化作用があり、脂肪の蓄積を押さえ、肝臓の働きを助ける効果があるとされます。煮汁は声がれや咳のときに使われます。また浄血作用があり昔から産後の体のケアに役立つとして飲まれてきました。
黒豆ジュース Recipe
【材料2人分】黒豆1/2カップ、米飴大さじ2、塩少々、醤油小さじ1/4、セージの葉2枚
【作り方】
①黒豆は洗い3倍の水に8時間くらい浸水し、鍋に入れて火にかける
②煮立ったら弱火にして足し水をしながらゆっくりと煮る(水は全体量で4カップ程度) ※ゆでこぼし、アク取りはしない
③豆がやわらかくなったら塩、米飴、醤油を入れ2~3分煮て火を止め、セージの葉を入れて冷まし煮汁をグラスに注ぐ
葡萄色の煮汁に少々の甘みを入れ、塩と醤油で味をしめ、香り付けにセージを入れていただきます。
セージは生理不順や更年期障害に卓効がありますので、黒豆との組み合わせは女性にとって貴重な一品です。
煮豆もお料理やスイーツなどに活用してください。
栄養相談ではこのような身体のケアに役立つ食材の紹介や料理法などもお伝えしています。
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