<蚕にはなぜ血糖値を抑制する成分が
含まれるのか?>
蚕にはDNJをはじめとして、血糖値を抑制したり、インスリンの効きを良くする成分が各種含まれています。
要するに、
・食後の血糖値を上げない
・インスリンの効きが良くなるので、膵臓が疲弊しない
・薬やインスリン注射をしている糖尿病患者は、薬の量を減らすことができる
ということなんです。
では、その有効成分はどこから来たのでしょうか?
もっとも有力な成分であるDNJは、厚労省の決定によって「医薬品」に分類されましたが、DNJは桑の葉に含まれています。
強力なαグルコシダーゼ阻害物質である「1-デオキシノジリマイシン(DNJ)」は、糖尿病治療と予防効果が期待されています。
ところが、桑葉DNJ含量はばらつきが大きい上、微量なため、桑葉の糖尿病予防効果はうまく測定できませんでした。桑の葉では血糖値を抑える力が微弱すぎる訳です。
蚕は生まれてから死ぬまでの間、ずっと桑の葉だけを食べるので、体内にDNJが蓄積されるます。
葉っぱで摂取しようとするととんでもない量を毎日食べなきゃいけませんが、蚕ならほんのちょっと食べるだけで、大量のDNJを摂取できるのです。
それ以外に、蚕は5齢期になると絹糸腺(シルクを創り出す腺)が発達して、体内に液状シルクを蓄えます。
このシルク成分が、また体にいいんですね。
血糖値を抑制したり、美肌作りを手伝ったり、二日酔いを防いだりと・・・
蚕の粉末は色々なマスコミやインターネットなどの各種媒体で取り上げられていますが、輸入元や各メーカー、販売元などによって微妙に名称が違うようです。
原料としての蚕粉末は、「グリーンシルク、グリーンシルク蚕、カイコ粉末、おかいこ粉末、カイコ末、かいこ散」などと呼ばれる事があります。
糖尿病には蚕粉末が効く。蚕の粉が血糖値を改善する。
蚕の粉は医薬品ではなく、食品として多くの製品が市場に出ています。
製品の比較一例:シルクパワー、蚕粉末GOLD、ボスリン、お蚕散、シルクパワーなど(順不同)
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