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畳の縁は何故、踏んではいけないのか!

2010年11月06日 | 畳(たたみ)
①畳ヘリ結界説 
結界とは仏教用語で、聖地と俗地を分ける精神的な境界のことです。畳のヘリを踏んでしまうと、 保たれた結界が崩れてしまうという考えから。
②ホスピタリティ説
畳ヘリは身分や家柄によって、麻や絹の厚い生地が使われていたので、多少段差があります。 料理をお膳に載せて運ぶとき、自分の息が料理にかからないように、目の高さにお膳を持って料理を運んでいました。その際足元が見えないので、 「畳のヘリに躓く失礼が無いように」 という心使いから。
③身を守るための戒め説 
戦国時代の武将が、軒下に潜んだ刺客から身を守るための心得。畳の隙間から刺されるのを恐れ、布団を絶対に畳ヘリにかからないよう敷いたり、畳ヘリにかかるような座り方をしなかったため。
④家の象徴説
畳のヘリはその家の格式を表しており、家紋を入れることもあります。それを踏むことはご先祖様や家人の顔を踏むことになり、大変失礼なことだから。
⑤動植物愛護説
動植物柄など生き物をテーマとした柄も多く使われたので、生き物や草花を踏みつける事は避けるべき、という躾。                       http://www.mi-mat.com/

    

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