東映特撮Official youtube にて配信中の
スカイライダー。番組名は
「仮面ライダー」(1979年)。

彼の名前である。
決して仮面ライダー・スカイではない。
だとしたら
ライダーマンは
仮面ライダー・マンか?
空が飛べる唯一のライダーである。
でも
設定上は
仮面ライダーV3も
空を飛ぶことができたし(26の秘密)
ダブルライダーも
爆発寸前の
カメバズーカを連れて空の彼方まで
飛び去ったので
どうも仮面ライダー達は
スペック上は
空を飛ぶことができるようなのだが
通常の装備として
飛行能力を有してるという意味で
唯一なのだろう。
さて
飛んでしまったら
オートバイは不要となってしまうが
そう言われないよう
番組ではオートバイで壁をぶち破る
ライダーブレイクという
必殺技を用意する。
とすると
バイクは兵器で飛行能力は
移動手段という位置づけになりそうだが
そうはならない。
飛行能力は
ベルトの両腰のスイッチを入れて
作動させる(セイリングジャンプという)
のだが移動手段というよりかは
必殺技のような扱い。
だから
敵の攻撃をかわしたり
偵察に使う等
地味なイメージ。
せっかくスカイの名がついているのに。
番組も強化策を図り
ライダーがパワーアップ。
体色が変わる。

このあと
ちっとも飛ばなくなった。
飛行シーンは
合成によるバンクフィルムを使っている
のだが、体色が変化したため使えなく
なってしまった。
よってスカイライダーは
空を飛ばなくなってしまったという話が
ある。
これは
おそらく宝島社の「怪獣Vow」辺りが
元ネタだろうが
もともと飛行シーンはバンクフィルム
だけでなく、その都度ミニチュア撮影
している回も多いので必要とあれば
追撮するだろう。また合成シーンも
ECGの特性なのかライダーが実際より
薄い色で写っており、新ライダーで
使っても違和感はないようだ。
19話でセイリングジャンプを
しようとして失敗するシーンがある。
たぶんそれ以降飛んでない。
空の飛び方を忘れちゃったのかな。
一応最終回で
セイリングジャンプで
他のライダーと一緒に空を飛んでいる。
ネオショッカー首領を
宇宙へ運び去るために。
そしてライダー達は行方不明。
飛行能力の
悲しい使い方。