朝食後、沙耶は田舎に帰ります。
(ここで言う田舎とは、都会と田舎の田舎じゃ無くて、故郷と言う意味だからね)
見送りに出て来た深沢と優希。
駅までは深沢が車で送り、優希は見送りとして付いて行きます。
この二人はこんな所に優しさが出ますね。
二人にとって沙耶は後輩、なのに先輩達が送ってくれるってどうよ。
体育会系にいた自分は、こんな経験した事無いよ。
大きな荷物を抱えて出て来た沙耶。
すでに戸田メディックスの寮は、2日前に引き払っています。
その為に荷物もたくさん。
お疲れ様でした。
来年の活躍を願っています。
そして、また遊びに来てね。
その後、沙耶を送った二人は近所の公園へ。
シーズンオフでも身体を動かすルーティンが身に付いています。
この日もトレーニングを行いますよ。
深沢と優希の道具の他に、オリジナルの練習グッズ。
この日もバッティング練習が行われます。
これ使って打たせると、本当に良い箇所と悪い箇所が判るんですよ。
まず最初はストレッチから。
風が強いこの日は、体感温度もかなり低い。
しっかりと防寒していないと、寒くて震えてしまいます。
がっ!
二人はトレーニングウェアで涼しい顔。
キャッチボール開始。
まずはトスアップで肩や肘、腕に刺激を与えて行きます。
続いてオーバースロー。
寒さの中、グラブに納まる乾いた音。
パンパンと小気味良い音が響くんだけど、手が痛そう(笑)
だんだんと距離を伸ばして、身体も十分に温まって来ました。
二人のキャッチボールは、ただの1球も逸れません。
どんなに離れていても、全て相手の胸に飛んで行きます。
そしてキャッチボールが終わると・・・
今度はバッテをはめてバッティング練習。
オリジナルのトレーニンググッズが活躍します。
このグッズ、バッターの長所短所だけで無く、その時の打者心理まで反映してくれます。
これ、実用新案で特許申請しようかしら?
一人が300球も打ったら、バッティング練習終了。
さて、実はこのあと大変な事が起こります。
写真は撮れなかったのですが、二人からノックを依頼されました。
思い起こせば2年振りのノック?
しかも2年前と言ったら、素人のおじさん達に優しいノックを何本か打っただけ。
本格的にノックをしたのは、いつ振りなんだろう?
最初に優希のバット、イチローくんでノックをしましたが。
イチローくんトップバランスで意外と重たい。
途中からノックバットを持って来ました。
要求されるまま、この日は200球以上を打たされました。
ぜーこぜーこ言っているのは、ノックを受けた二人では無くて自分。
いやぁ、流石に現役のJDリーガー。
しかも優希は年間チャンピオンのキャプテンを努めます。
出足が速いっ!
キャッチングの後が素早いっ!
そして何と言ってもスローイングが正確です。
この日は自分の体力と引き換えに、眼の前で素晴らしい守備を見せて頂きました。
ぜーこ、ぜーこ
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