酒呑みの正しい生活

根津の目刺し

先日、病院の受診が終わって、帰りの坂道をトボトボ下っていると。
カバンの中の携帯に着信が・・・
びんぼー と鳴ったのでLINEを確認すると、すぐ近所に住むお友達の素敵で可愛らしい奥様からでした。

渡したい物がありますと仰るので、慌てて待ち合わせ場所に向かうと。
頂いたのは根津の目刺し。


根津の老舗の主力商品だそうです。

確かに、今まで自分が見て来た目刺しとは違います。
目刺しって、もっと痩せてて、乾いてなかったっけ?

ぷっくらと膨れた魚体は如何にも脂が載っていて、塩焼きで食べる普通の魚と同じ状態です。

こんな目刺しは見た事も、勿論食べた事もありません。
早速自宅に持ち帰り、丁寧に調理する事に。

とは言っても、目刺しの調理と言えば単に焼くだけ。
そうなると、思い切りプレッシャーが襲って来ます。

何しろ板場では、焼きだけの専門職も配置するくらいですから、単に焼くと言う作業をなめてはいけません。
頭や腸を壊さないように、丁寧に焼き目を付けて行きます。
どの程度脂が載っているか解らないので、片時も目を離す事が出来ません。


焼き目を付けた目刺しを並べてみました。

脂が載ってる目刺しって、初めて食べました。
目刺し特有の香ばしさと、頭と腸の大人の苦味。
それに加えて、脂の載った身の旨さ。

大根おろしがよく合います。

これ、炊きたての御飯に、出汁の効いた味噌汁で食べたら、もう虜になるでしょうね。
ご馳走様でした。
目刺しの香ばしい空気が家中に広がっています。

いかんなぁ・・・
本当に貰い物生活になっているなぁ。
しかも美味しいものばかり頂いて、どんどん人として駄目になって行きそうです。


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