北海道の親戚からめんめが送られて来ました。
めんめとは、関東で言うところの赤魚。
北海道ではきんきと呼ばれていますが、道東の方言でめんめと言います。
冷凍で送られて来ためんめ。
頭が大きな深海魚です。
これ煮魚は勿論、新鮮だったら刺し身でも美味しいのよ。
今回は卸して、お鍋の具にしようと思います。
でも、その前に軍手を用意。
めんめは滑り易い魚なんです。
けれども軍手を用意したのはそれだけが理由ではありません。
絶対に手を滑らせてはいけない理由が。
めんめは全身がトゲの塊。
胸鰭にも鋭いトゲが・・・
背鰭なんて凶器よ。
しかも細菌が付いているので、手に刺さると思い切り腫れます。
なので、まずは調理バサミで全ての鰭を切り取ります。
全部で6箇所の鰭。
加えて頭にも棘がありますよ。
丸坊主してやりました。
もう怖く無いぞ。
どこからでもかかって来いや。
(相手が手を出せないと挑発するタイプ)
頭も落としてやりました。
まだ頭に棘が残っていたのね。
続いて3枚に。
腹骨、血合い骨を外して、いつでも使えるようにします。
こんな感じ。
スーパーで売っている見慣れた形になりましたね。
でも、今回はそれを真空パック。
改めて冷凍保存しておきます。
お正月のお鍋にする予定。
せっかく卸しためんめを、再度冷凍保存した理由がこちら。
熟成させておいたタラがあったから。
それをバターソテーにして、醤油で香りを付けました。
そしてもう一品。
タコで一杯やります。
この時期、食材が何でもかんでも高騰しますねぇ。
何か安い食材を見つけるのに苦労します。
それでも、この時期に需要が無い食材は、意外と安く売られていますよ。
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