長唄 岡安喜代八・茂登公演情報ブログ

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彰義隊シンポジウム その3

2018年12月09日 | Weblog

 

シンポジウム終了後に舞台の前でパチリ

スクリーンで隠れている部分がありますが、安田講堂の舞台の左右にあるアーチ状の壁画は「小杉放菴」の作品で、向かって左側には「知恵が泉のように湧き出す」という意味の『湧泉』は「入学」を現しており、右側の『採果』は「卒業」を意味しているそうですなるほど…

様々な思いが込められた舞台を盛会のうちに無事に終えることができました。

ご尽力くださいました大藏様始め皆様に御礼申し上げます。ありがとうございました。

シンポジウムの後は、彰義隊子孫の会の皆様との会食にお招きいただきました

お家元様も勝彦先生もとても楽しそうです

楽しい時間はあっという間です

喜代八お師匠さんも沢山召し上がっていました

シンポジウムで飾られていた綺麗なお花をいただきました蕾があるので暫く楽しめそうですね

       

後日、シンポジウムにお越しくださった喜代八師匠のファンの方から、お写真が届きました

シンポジウムのチラシを加工して、当日のお写真をプリントしてくださいました

嬉しいお心遣いですねありがとうございます

 

寒い日が続いております皆様お体ご自愛くださいませ

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彰義隊シンポジウム その2

2018年12月09日 | Weblog

安田講堂は演奏用の会場ではないため、金屏風や緋毛氈を自分たちで手配・設営しなくてはいけませんでした

出演者も、ほぼお客様と同時に会場に入り、一時間の内に会場作りと楽器の準備など行わなくてはいけなかったのですが、時間になっても手配していた業者さん(金屏風&緋毛氈)が到着しません

とても広い東大キャンパスの外で、業者さんは入口の龍岡門を見つけられずにグルグルしていたのでした

何とか龍岡門を入っていただいた後も、キャンパスの中でグルグル

お電話をいただいても、同じような建物ばかりでどこにいるのか分からない様子で、こちらも途方に暮れていたところ、喜代八師匠のお弟子さんIさん(キャンパスを熟知している東大卒)が、「太陽に向かって走ってください」と、一言

なんと頼りになると感心しつつも、間に合うのかハラハラしてしまいました

業者さんも何とか間に合って、予想以上に重かった屏風を運び込むと、会場ではお囃子の望月左武郎先生ご指示のもと、長唄の先生方やお囃子さんとでしっかり会場づくりが出来ておりました。ご協力いただきまして、本当にありがとうございました ※金屏風を触る時には手袋を着用しております。

設営が終わった後で、左武郎先生が「サンフランシスコの時みたいだったね(笑)」と…笑

確かに左武郎先生はSF公演の時にも、当日の設営からされており、舞台作りのスペシャリストでした

左武郎先生さまさまです

会場作りの後は、楽屋で楽器の準備です

あっという間に出演時間となりましたが、定刻通りに「楠公」開演となりました。

安田講堂での下ざらいが行えなかったため、音響を心配しておりましたが、マイクが無くても声が良く通る講堂でした

唄:岡安喜代八 杵屋勝彦 杵屋勝英治 岡安喜代蘭

三味線:岡安喜三郎 岡安香代 岡安祐璃花 岡安茂登

囃子:望月左武郎 望月武和珂 望月武真 望月武游 藤田和也 安藤螺鈿

今回、シンポジウムで演奏させていただくきっかけとなった、元彰義隊士関弥太郎は、明治になって長唄の師匠・岡安喜平次となり100名以上のお弟子さんを育てた方だそうです。シンポジウムの目的にありました「明治150年を期しての彰義隊の検証による顕彰、慰霊、鎮魂」。喜平次氏のお墓がある法要寺のご住職様もお見えになるとお聞きしておりましたが、どのように映ったでしょうか…。岡安流一門による演奏が、慰霊・鎮魂となっていることを願っております。

長唄演奏の後は、パネリストの皆様による彰義隊・薩摩・長州のお立場に分かれての熱いご講演が行われました。

次回へ続く…

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彰義隊シンポジウムを無事に終えることが出来ました(^^♪

2018年12月09日 | Weblog

先日、彰義隊のシンポジウムでの演奏を無事に終えることが出来ました

沢山のお写真があるので、少しずつご紹介したいと思います

まずは、今回の会場である東京大学キャンパスから

こちらは東大のシンボル赤門

今回は赤門ではなく、正門から入ると、まさに見ごろの銀杏並木が私たちを迎えてくれました

シンポジウムにこんなに沢山の方が?!と思ったら、一般の方も自由に出入り出来るため、散策をされている観光客の方でした笑

一瞬焦りました

夜もライトアップされており、趣ある校舎との対比が美しかったです

東大マークも銀杏が使われていますし、大切にされているんですね

とりあえず女子チームで自撮り

向かって右から祐璃花さん・香代先生・香代先生のお姉様・喜代蘭

キャンパス内には、ワンちゃん連れの地域の方も沢山いらっしゃいまして、キャンパス内のカフェではご主人様待ちの可愛いワンコが

岡安会の美人さん祐璃花ちゃん&ぬいぐるみのようなニコちゃんとのコラボ

銀杏並木を抜けますと、今回の会場である安田講堂が目の前に現れます

東京大学のHPによると、『大講堂は、東京大学の精神的象徴としての役割を担ってきました。1970(昭和45)年前後の学生運動最盛期には、学生集団によって占拠され、後に警察力の導入によって排除されましたが、その過程で相当な破損を被りました。その後、度重なる整備を実施、2014(平成26)年には耐震補強を中心にした1年半に及ぶ全面改修を完了して現在に至っています。』とのこと。

改修工事がされていたんですね

早速中に入ってみると、建造物の美しさに圧倒されました

タイムスリップしたかのような不思議な感覚になりました

私たちの入り時間とお客様の開場時間がほぼ同時ということで、あんぐりと口を開けている場合ではなく、楽器の準備と会場作りです

 

次回へ続きます…

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