長唄 岡安喜代八・茂登公演情報ブログ

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今日は…

2019年02月27日 | Weblog

昨年SF公演でご一緒させていただきました、墨絵画家の本多豊國先生が3月11日に主催される催しで、香代先生と喜代蘭が長唄を演奏させていただくことになりましたので、今日は香代先生との打ち合わせでした。

下記は本多先生のHPより抜粋いたしました。

『It had been decided that the next sumi-e live performance will be held on March 11, 2019 Monday afternoon.

時間の経過とともに忘れられていくことは人類の運命かもしれません。悲劇は常にどこかで起きています。全てを覚えたままでいたのならきっと人類は希望も持てず悲観して前へ進む勇気を忘れてしまうでしょう。ですから、新たな一歩を進めるために時間と共にその記憶が薄れて新たなチャレンジへと心が向かうことは悪いことではありません。

As time goes by, people have been forgetting something little by little. So to speak, that is the fate of human being. Tragedy has been happend every moment anywhere in the world. If we had hold all memories of wrong things what had been happened, we would forget courages to do how to step forward. Therefore, forgetting wrong things happened in past is not wrong way to live. That would give you courage to do new things challengingly.

しかし、今現在もこの世界にはどこかで苦しんでいる人がいるのです。

But, still now, someone are being suffered somewhere in the world…

この3月11日をきっかけに1秒でもそういう思いを持っていただければと思い、この311Liveを開催いたします。』

詳細は本多豊國先生のHP→http://www.toyokunihonda.tokyo/をご覧ください。

どのようにこの催しに向き合うべきか、香代先生と手探り状態ではありますが、私たちに出来る方法でお伝えできればと思っております。

打ち合わせのお供は、香代先生のお土産のディズニーお菓子

ミッキー柄の東京ばなな可愛いですキャラメル味で美味でございました

『ミッキー柄の東京ばななってどうやって作るんだろう…』と、香代先生と一緒に悩みつつ…結論は出ずに終わりました笑

ちなみに…香代先生は絶叫系のアトラクションは平気だそうです笑

三半規管がお強いってことですね笑

うらやましいです

 


2019年長唄協会春季定期演奏会・その2

2019年02月23日 | Weblog

前回は、長唄協会の「桃太郎」の舞台裏をアップしましたので、今日は各派女子合同曲「舌出し三番叟」の舞台裏です

総勢119名による演奏でした

総勢119名ですので、楽屋も何部屋かに分かれて支度を整えます。どのお部屋にどの流派の方が入るかというのは決まっておりませんので(笑)、なんとなく楽屋入りされた方から上手い具合に納まっていく…という伝統芸が繰り広げられます。

香代先生曰く『今、楽屋は佃煮状態になってます』とのことでしたので覗きに行くと…

な…なるほど 香代先生どこーーー状態です笑

っあ発見です祐璃花さんも一緒でした祐璃花さん今日もお美しい

お三味線の方は、楽器の支度がありますので場所の確保も大変ですね

いざ本番のためにお舞台へ藤舎千穂先生、花帆先生、夏実先生に見送っていただきました

花帆先生の指サック付きピース可愛いです

総勢119名での演奏ですので、5段の雛段が組まれるのですが、後ろはこのような感じに

のる順序によっては見られない光景なので、お囃子の藤舎花帆先生も写メ撮っていらっしゃいますね笑

演奏者の方が乗ってからも補強をする大道具さんのお仕事は続きます。

こういった細部まで行き届いたお仕事のお蔭さまで、安全にのることが出来ているんですね

今回、岡安流の唄は一段目でしたので前列の一番低いところでしたが、今回香代先生は5列目の列タテなので、祐璃花さんと最上段中央くらいにいらっしゃるはず…キョロキョロ

いらっしゃいましたーやはり高いです

一段目の私達も最後にのりまして、無事に幕が上がり、今回の春季演奏会の千秋楽となりました

終演後、お唄とは逆から下りていらっしゃる三味線方さんを待っていると、三列目の列タテ三味線の杵屋勝くに緒先生(気付いていただいてありがとうございます笑)がいらっしゃったということは…

そろそろ香代先生と祐璃花さんもいらっしゃるかなあ…と思ってお待ちしていると、

いらっしゃいましたありがとうございました

中々唄の皆さんと撮る機会がなかったのですが、今回は列でご一緒させていただきました吉住流の皆様と撮ることが出来ましたお稽古の時から沢山お世話になりました。ありがとうございました

向かって左から岡安喜和先生・岡安喜久波先生・岡安喜代暎さん・吉住小十秀先生・吉住小花乃さん・吉住小代従さん

一列目の列タテ(総タテ)は、東音青島静子先生・鳥羽屋里夕先生でしたありがとうございました。

吉住さんでも若手の方がSNSを担当されて、様々な情報を発信していらっしゃるそうです

長唄吉住会HPhttps://nagauta-yoshizumi.amebaownd.com/

長唄吉住会Twitterhttps://twitter.com/nagauta_yz

…ということで、SNS用に少しくだけた写真を

そんな吉住流のSNS担当のお一人小花乃さんと「これはSNS用ですね」と意見が一致しまして、撮った写真がこちら

暗くて少し見えにくいですが、お舞台へ向かう前に皆様が脱いで行かれたお履物です

仏教用語で「脚下照顧(きゃっかしょうこ)」という言葉があるそうです。大辞泉によると【禅家で、足もとに気をつけよの意。自己反省、または日常生活の直視を促す語。】とのこと。 それが転じて、履物を揃えよ。という意味で禅宗のお寺などでは玄関に張り紙で記してある事が多いそうです。長野県円福寺のご住職が記されたもので、『履物を揃えると 心も揃う 心が揃うと 履物が揃う 脱ぐときに揃えておくと 履く時に心が乱れない 誰かが 乱しておいたら 黙って揃えておいてあげよう そうすればきっと 世の中の人の心も揃うでしょう』というお言葉がありました。
 
まさに総勢119名が心を一つに舞台へ向かうことの現れだと感じた一枚でした。
 

長唄協会『桃太郎』本番

2019年02月21日 | Weblog

昨日、長唄協会が無事に終了致しました

・・・が前回は、楽屋の様子までしかアップしておりませんでしたので、本番の様子をポチポチ書いてまいります

はい突然『桃太郎』本番の写真からです

唄 岡安喜代八 杵屋勝彦 杵家弥佑 杵屋巳津二朗

三味線 岡安喜三郎 岡安祐三朗 岡安喜久勝 杵屋浅吉

囃子 望月彦十郎 藤舎円秀 梅屋喜三郎 望月秀幸 望月左喜十郎 望月左太晃郎 福原徹彦

 

演目は、皆様よくご存じの「桃太郎」のお話の長唄です

明治20年(1887年)ころの作品で、作詞は久保田彦作、作曲は四世岡安喜三郎。

岡安流にとりましても、とても大切な曲の一つです。

舞台をご覧いただいたお客様から、『お囃子さんが、情景に合わせて沢山の楽器を扱っていたのが楽しかったです』との感想をいただきましたので、そでから見たお囃子さんの様子もアップ致します

確かに桶胴、柄太鼓、木鉦、オルゴール、松虫等々沢山の楽器が並んでいますね

お客様にも、様々な視点でお楽しみいただけて嬉しいです

御簾で見守る、茂登先生と香代先生をパチリ

喜代八お師匠さんも、体調を崩されることなく舞台にのられることが出来て、本当によかったです

世の中はインフルエンザが流行っておりますので、無事にこの日を迎えるまで茂登先生と香代先生は本当に心配されていたと思います

さっ舞台の様子へ戻しますと、無事に鬼退治をしまして、宝の山を持ち帰り幕となりました

幕になると、廻り舞台を使いまして、裏側に控えておりました次の演目の方へバトンタッチとなります。

今、まさに廻っております笑

喜三郎先生と杵家弥佑先生は、すでに下りられる準備をされてますね

勝彦先生は笑顔です

さらに廻りまして…喜三郎先生はもう既に山台から軽やかに下りられておりました笑

まだまだもう少し廻ります

結構スピード感があります(笑)

楽屋に戻られて『ありがとうございました』のご挨拶が終わると、無事に終えられた安堵感に包まれた瞬間でした

 

次の記事は、女子の合同曲についてです近々アップいたします

        

今週末は、豊島区邦楽連盟第25回記念演奏会がございます

当日券もございますので、お出かけいただけましたら幸いです


春季長唄協会公演本番です

2019年02月20日 | Weblog

雨もあがりまして、東京も4月上旬の暖かさです🎵

桜が咲いちゃいそうですね

国立劇場の梅はもちろん咲いてました

やっぱり、梅のつぼみ可愛いですふわふわ

梅を愛でて和んだところで、楽屋に向かうと、喜代八お師匠さんも茂登先生も楽屋入りされたところでした🎵

 彰義隊子孫の会の大蔵八郎様よりお花が届いておりました

サプライズの楽屋お見舞いをありがとうございました

色々ご準備をされていたお家元の岡安喜三郎先生も、飛び入りでお写真にご一緒してくださいましたお椅子をご用意するのに手間取っていると、「大丈夫ですよ」と喜三郎先生お優しいです

今日の岡安一門の演目は、『桃太郎』です‼️

 

18時半頃のかかりとなっております

次回の本番の様子もお楽しみに 


豊島区邦楽連盟本下ざらい

2019年02月18日 | Weblog

2019年2月23日(土)に東池袋のアウルスポットで、第25回豊島区邦楽連盟の演奏会がございます。

昨日は、雑司ヶ谷の雑司ヶ谷地域文化創造館で下ざらいが行われました。

入り時間には少し早かったため、鬼子母神にあるカフェでお囃子の皆様とちょっとコーヒーブレイク

武和珂さんが探してくださった『キアズマ珈琲』さん。

古民家を改装した素敵なレトロモダンカフェでした

サクランボの紅茶ブランデーグラスのような…気分はお笑い芸人の裕太郎さん…笑

器もそれぞれこだわりがあり、素敵なお店でした

カフェで温まったあとは、会場に戻りまして下ざらいです

お椅子での下ざらい写真は珍しいかもしれませんね

『操三番叟』の下ざらい風景です。

喜代八お師匠さんも、お元気です

続きまして『二人椀久』です

無事に下ざらいが終わった後に、恒例の(?)写真撮影

武和珂さんもしっかり写っていただいてありがとうございます笑

喜久波先生、香代先生と自撮りしていると、『是非是非皆様も』ということになりまして

望月武真さんが撮ってくださいました

後ろには、しっかり喜代八お師匠さんと左武郎先生も写ってますさすが武真さん

長唄の他にも筝曲など様々な演目をお楽しみいただけますので、お誘い合わせの上お出かけいただけたらと存じます。


下合わせ色々🎵告知も色々🎵

2019年02月15日 | Weblog

先日、豊島区邦楽連盟の下合わせがございました

今回の長唄の演目は、「操三番叟」と「二人椀久」です岡安一門は、操三番叟にのっております

今日の下合わせには、嬉しい方がお見えになっていました

昨年のサンフランシスコの公演の時にお世話になったジミー中川さんが来日されており、この日は見学にいらっしゃっていました

ジミーさんは、SFでお囃子を教えるためにNPO Infusionさんサポートのもと来日して、左武郎先生のところでお勉強されていらっしゃいます

嬉しい再会でした

そして本日は…

春季長唄協会の合同曲の合わせ稽古最終日でした

西新宿にあります「花伝舎」というところでのお稽古でしたが、元小学校を芸能や演劇等様々な用途で使える施設としてリノベーションされている場所でした‼️外観は完全に小学校です(笑)

帰りに喜久波先生と喜代暎さんとパチリ

春季長唄協会は2月20日(水)です

一番最後の女子合同曲が八時頃のようですので、喜代八お師匠さんがのられる「桃太郎」は七時前くらいでしょうか

当日券もございますので、お運びいただけましたら幸いです


昨日は、「ひなの会」でした。

2019年02月10日 | Weblog

昨日は、香代先生が出演された『ひなの会』が紀尾井小ホールで開催されました

大雪注意報が出ておりましたが、沢山のお客様がお出かけくださいました

お足元がお悪い中、ありがとうございました

お客様から『良かったら受付に置いて』と素敵な折り鶴をいただきました

二重になっているのですが、どの様になっているのか全く見当が付きません

終演後に「分解してみても良いわよ」とおっしゃってくださったのですが、復元出来ないかもと思うと手が付けられません…

素敵な折り鶴をありがとうございました

さてさて終演後のロビーの様子を

ひなの会同人の杵屋勝くに緒先生と茂登先生

会の様子は、勝くに緒先生のblog⇒https://ameblo.jp/katsukunio/にアップされております

是非ご覧いただければと存じます

 

喜代八一門の皆様も駆けつけてくださいました

終演後にパチリいつもありがとうございます

写真の中にもいらっしゃいますが、香代先生のお弟子さんのNさんは、東京都立新宿山吹高等学校の音楽の教諭でいらっしゃいます。音楽の授業の中にお三味線やお囃子の授業を取り入れていらっしゃいます

先日、一年間の授業のまとめとして、生徒さん約30名による長唄演奏が学校のエントランスで行われました。

お三味線はお三味線屋さんからお借りしたものもございますが、常時学校に20挺ほどあります凄いですね

出番を待つ三味線達も、若干緊張感が漂っています

Nさん曰く『学校の先生がやろうと思えばできるのではないでしょうか』とのこと…笑

邦楽の楽しさを子供さん達にお伝えするためには、学校の先生のご理解とご助力が必要と感じました

『私の学校でも三味線の授業をやってみたい』という先生がいらっしゃいましたら、是非是非ご相談くださいませ

 

もう一人ご紹介したい方が

茂登先生のお弟子さんで、ダンディーな男性3人組のおひとりのN井さん

可愛い&珍しいものを見つけてきてくださる達人です

茂登先生にプレゼントしてくださった駒入れ

猫ちゃんの布が蓋に張ってあるんです可愛いですね

素敵な喜代八一門の皆様いつもありがとうございます

急に寒くなったり、暖かくなったり…まだまだインフルエンザも流行っておりますので、お体ご自愛くださいませ