okinatchiの四次元徘徊記

 毎日の出来事を書き綴ります。

7月5日

2015-07-05 19:20:02 | 日記
 7月5 日
 雨、曇り、雨、曇り。朝6時の屋外の気温は20℃であった。起床して直ぐにカスピ海ヨーグルト作りを始めた。朝の時事放談は御厨貴氏の司会の下に、野中氏と古賀氏とが出演して安保関連法案、東海道新幹線の車両内での焼身自殺などの問題について論じていたのを聞いていて、野中氏は本当に安倍総理が嫌いなんだな~、ということが良く分かった。

 新聞の第一面のトップ記事ではドイツのボンで開催中のユネスコの世界遺産委員会が、日本が推薦した「明治日本の産業革命遺産」の世界文化遺産への登録審査を、韓国側の意見陳述の発言内容を巡るゴタゴタで、一日延期されたことを報じていた。またしても韓国が! と、とても不愉快になった。韓国は大東亜戦争中に朝鮮半島出身者が徴用されて働かされた場所があるから、と反対しているようだが、大東亜戦争中の日本人の大人達は徴用令によって強制的に召集されて工場、土木現場などで工員、土方などとして働かされていたし、また中学生以上の学生、生徒も学徒動員令で学徒動員されて工場、土木現場などで工員、土方などとして働かされていたのである。

 私も大東亜戦争中に旧制中学校の3年生と4年生との2年間は学徒動員令で、山奥のダムの建設作業、海軍航空基地の建設作業、松根油の原料となる松の根を山奥の崖で掘り出す作業、飛行機制作工場での軍用機の制作作業などに従事したという経験をしている。

 大東亜戦争中における徴用令、学徒動員令によ徴用、動員されての労働は国家権力による強制労働であると思われるが、徴用、動員による労働に対しては法令によって賃金が支払われていたのであり、大東亜戦争戦争中に朝鮮半島出身の日本人を徴用して労働させたことに韓国が目くじらたてて騒ぎ立てているのはオカシイと思えてならない。

 旧制中学校の3~4年生(14歳~15歳)の学徒動員令での私の労働に対して、国からは1か月に50円の賃金が支払われており、その賃金は私が通っていた旧制中学校では各生徒毎の郵便通帳に貯金しておいてくれていて、そのお金は中学校を卒業するときに1500円の貯金額が記録されていた郵便貯金通帳を卒業証書とともに受け取ったことを記憶している。

 韓国は高給取りの売春婦であった従軍慰安婦の件で、イチャモンつけて日本から金を搾り取ろうとしている他に、大東亜戦争中に徴用された時の労働についてもイチャモンつけて日本から金を搾り取ろうとするための足がかりとして大東亜戦争中の朝鮮半島出身者の日本人についての徴用令による労働を問題にしているのかも? などと邪推してイヤ~な気分になってしまうのである。

  徴用で  イチャモンつける 変な国   徘(徊)人 okinatchi
 
 夕方、池上彰による アンナの日記の話のTV番組を視聴したが、この番組で、ユダヤ教を信じている人、ユダヤ人の母親から生まれた人がユダヤ人であるというユダヤ人の定義を知ったり、アンネが若し日本で生れていたら私と同級生になっていた年頃の人だったことを知った。

 アンネがナチスによるユダヤ人狩りから逃れるために隠れ家に隠れていた2年間の期間と対応している期間に旧制中学校生徒として日本国内で暮らしていた私は学徒動員により土木作業員、工員などで過ごしていたのだった。

 アンネは隠れ家での2年間の生活の後に、ドイツの秘密警察によって発見され強制収容所に送られ、重労働を強いられた後に病死したのだそうだが、ナチス ドイツによるユダヤ人への迫害の凄まじさには改めて唖然とさせられたのだった。