4月19日(火) 「それでも私にできること。」(スーザン・スペンサー=ウェルデル著)
44歳の新聞記者スーザンは2011年夏、「パームビーチ・ポスト」を去った。退職の理由はALS(筋萎縮性側索硬化症)。ルー・ゲーリッグ症候群と呼ばれる神経変成疾患は、徐々に筋肉が萎縮し、最終的に自発呼吸もままならなくなる難病。余命3年と告げられたスーザンは、よくある「死ぬまでにやることリス . . . 本文を読む
4月1日(金) 「追憶映画館 テアトル茜橋の奇跡」(伴一彦著)
『レオン』『マディソン郡の橋』『小さな恋のメロディ』など名作映画をモチーフに、焼失した映画館と、映画で結ばれた人々に起こる奇跡を、稀代の脚本家が描く感動の連作短篇集。
4月4日(月) 「父」(辻仁成著)
フランスで生まれたぼくは . . . 本文を読む
2月23日(水) 「夜が明ける」(西加奈子著)
<理不尽な日々、闇の中にある光>朝日新聞 12/18
15歳の時、 高校で「俺」は身長191センチのアキと出会った。普通の家 庭で育った「俺」と、 母親にネグレクトされていた吃音のアキは、 共有できる ことなんて何一つないのに、 互いにかけがえのない存在になっていった。 大学卒業後、 「俺」はテレビ制作会社に就職し、 アキは劇団に所 . . . 本文を読む
朝日新聞に本の紹介で<寄る辺なき世界 少年は生きる>で
松家仁之(まさし)の「泡」が紹介されていた。
1月30日(日) 「火山のふもとで」(松家仁之著)
大事なことは、聞き逃してしまうほど平凡な言葉で語られる――。「国立現代図書館」設計コンペの闘いと、若き建築家のひそやかな恋を、浅間山のふもとの山荘と幾層もの時間がつつみこむ。朝日、毎日、読売、東京、共同ほか各紙 . . . 本文を読む
1月2日(日) 「かの名はポンパドール」(佐藤賢一著)
時代は18世紀のフランス。平民の身分ながらブルジョワ階級の娘として貴族の子女以上の教育を受けて育ち、16歳で社交界にデビューするやパリ中の評判となり、その美貌と知性でルイ15世の心を一瞬にして奪ってしまったジャンヌ・アントワネット・ポワソン。ルイ15世の寵姫、ポンパドール侯爵夫人となり、フランスのみならずヨーロッパの芸術、 . . . 本文を読む