やまさんのエンジョイ生活 Ver.2

趣味の登山、映画鑑賞、読書を日記風に紹介してます。

Book214

2022-01-06 | 読書

5月9日(日)       「おれたちの歌をうたえ」(呉勝浩著)

  

「あんた、ゴミサトシって知ってるか?」
 元刑事の河辺のもとに、ある日かかってきた電話。その瞬間、封印していた記憶があふれ出す。真っ白な雪と、死体――。あの日、本当は何があったのか?
 友が遺した暗号に導かれ、40年前の事件を洗いはじめた河辺とチンピラの茂田はやがて、隠されてきた真実へとたどり着く。


 『スワン』で日本推理作家協会賞、吉川英治文学新人賞を受賞。圧倒的実力を誇る著者が、迸る想いで書き上げた大人のための大河ミステリー。

 

6月4日(日)       「思い出が消えないうちに」(川口俊和著)

   シリーズ100万部突破! 映画化もされたベストセラー、待望の最新刊!



 伝えなきゃいけない想いと、どうしても聞きたい言葉がある。

心に閉じ込めた思い出をもう一度輝かせるために、不思議な喫茶店で過去に戻る4人の物語――。

 

6月10日(木)       「悲しい話は終わりにしよう」(小嶋陽太郎著)

  

 生まれ育った松本から出ることのないまま大学生になった僕は、附属図書館のくたびれたソファで寝るか、数少ない友人の広崎と吉岡さんと慣れないビールを飲んで時間をつぶす毎日を送っていた。
季節とともにまわりはどんどん変わっていくのに、あの日のことを忘れられない僕は、ずっと動けずにいて――

 友情、淡い恋心、ちぐはぐな心とからだ――
痛みと絶望の先に差すかすかな光のまぶしさに胸がひりつく、著者新境地の青春小説!

 

7月3日(土)       「数学者の夏」(藤本ひとみ著)

  

 天才的な数学の才能を持った高校生、上杉和典は校内の理数工学部に所属している。今年から部員でリーマン予想の証明に取り組んでいたのだが、和典は皆で議論を戦わせながら進めていく方針にどうにもなじめない。皆は合宿でリーマン予想に取り組むというが、和典はひとりで証明に挑戦するため、長野の山奥で夏休みを過ごすことにした。ここは古くから高校生や大学生、予備校生を対象に学生村を開設しており、和典の学校でも募集の告知があった場所の一つだった。

 

7月4日(日)       「ひきなみ」(千早茜著)

   朝日新聞6/5 「緑化される人間 妖しく爽やか」

 

 小学校最後の年を過ごした島で、葉は真以に出会った。からかいから救ってくれたことを機に真以に心を寄せる葉だったが、ある日真以は島に逃げ込んだ受刑者の男と一緒に島から逃げ出し、姿を消してしまう。裏切られたと感じた葉は母に連れられ東京へ戻るが、大人になって会社で日々受けるハラスメントに身も心も限界を迎える中、ある陶芸工房のHPで再び真以を見つける。たまらず会いに行った葉は、真以があの事件で深く傷ついていることを知り――。女であることに縛られ傷つきながら、女になりゆく体を抱えた2人の少女。大人になった彼女たちが選んだ道とは。
 
 

7月9日(金)       「灰の劇場」(恩田陸著)

   朝日新聞5/1 「重なる虚構 変容する白の心象」

 「私は確かにその二人を知っていた。もっとも、私はその二人の顔も名前も知らない。」恩田陸の新境地となる、“事実に基づく物語"。

 26年の時を超え、恩田陸、デビュー当時からの「宿題」が、ついに長編小説として刊行

 

7月10日(土)       「植忌引」(星野智幸著)

    

   書きおろし・単行本未収録作を含む全11編、異色の植物小説集

いとうせいこう氏、絶賛‼「植物へ植物へ、ヒトが溶けて滲み出す。
これは多方向的で悦ばしい『変身』の群」

アイビーを体に生やして着飾るうちに植物化した人間たちの幸福な未来を描いた「スキン・プランツ」、蜂起する植物たちと特殊工作員ネオ・ガーデナーが対峙する「始祖ダチュラ」等、11編。

7月27日(火)       「沈黙の終わり」(堂場瞬一著)

    朝日新聞6/19「迷宮事件を追う忖度なき記者魂」

   七歳の女の子が遺体で発見された――。
その痛ましい事件から、30年間隠されてきたおぞましい連続殺人の疑惑が浮かび上がった。
定年間近の松島と若手のホープ古山、二人の記者が権力の汚穢を暴くため、奔走する。
堂場瞬一作家デビュー20周年を飾る記念碑的上下巻書き下ろし!
 
 
 

 


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