予想通りに朝から雨降りの天気
07時に名鉄観光の車庫を出発 MVと小牧駅を経由し、総勢19人(内男性6人)の参加者を乗せた中型バス(#1196)は小牧IC(08:00)から高速道に入り、一宮JCTから[東海北陸自動車道]にのって富山に向かいました
[東海北陸自動車道]は一宮JCTから小矢部砺波JCT迄の 約185km です
その間に
・ンネルが下りには 56個 、上りには 54個 あります
・番長いトンネルは飛騨トンネルで 10,710m で国内2番目の長さです
・一番高い橋脚があり、それは高鷲ICと荘川IC間の鷲見橋の 118m です
→ 現在一車線運用ですが複線化工事を進めるには同じ高い橋脚の建設が必要です
・国内高速自動車道で一番標高の高い地点 1,085m を通過します
・途中には[白川郷荻町合掌集落] と [五箇山菅沼合掌集落] が車道から見えます
(この郷は前田藩の流刑地だったそうです)
・この自動車道は観光道路としての利用価値が高い道路です
などいろいろなデータを比較しながら走ると山の中も楽しい旅になりました
高速道最後の56番目の [城端トンネル] を抜けると砺波平野が広がり、一面に [散居村] が視界に入ります
砺波の山居村は各家が100m以上離れて建ち、垣入(カイニョ、垣内)と呼ばれる屋敷林で囲まれ風雪から守られるように建っています
家は大きな敷地にしっかりした平屋建てが多く、雪に強い黒色の能登瓦で葺かれています
途中、[長良川SA] と [城端SA] で小休止をとり、バスは順調に富山に向かいました
JTC] の手前で [JR北陸新幹線] が上を横切っており、来年H27/4/14の開通に向けて試験運転する車両が走り去って 行きました
間もなく [小矢部砺波JCT] を経て [能越自動車道](ETCは使えない) に乗り [高岡IC] で料金現金払いで高速道を下り(11:00)、
トイレ休憩後 昼食場所の [海鮮問屋 柿の匠] に向かいました
昼食(11:25~12:15)は紅ズワイガニ丼と白海老天丼がメインの懐石料理で、美味しく頂きました
酒を注文したのはなぜか私一人でした(\420)
次に 高岡市内の 「高岡大仏(大仏寺)」 の見学・参拝に向かいました (12:20~30分間)
[高岡大仏阿弥陀如来座像(大仏寺)]
高岡大仏は奈良、鎌倉と共に日本三大大仏の一つで、与謝野晶子が「美男におわす高岡の大仏」と読んでおり優しい顔立ちに見える
現大仏は3代目で、前の大仏は木製で火災で焼失したため三代目は鋳物産地の特殊技法を駆使して
古式鋳造法である焼型重ね吹きの技法で、鋳造から着色にいたるすべての工程を高岡の工人・職人たちの手で
成し遂げて作り上げて高さ約16mの大作です (初代は5m、2代は10m)
[銅造阿弥陀如来坐像]
基壇(大仏安置の台座)中央部には、1900年(明治33年)の大火で消失した
二代目の木造大仏で幸いにも焼け残った頭部が安置されています
その基壇の周囲には仏画が展示されています
次に訪ねたのが 「きっときと市場」 です (13:30~14:00)
[きっときと] とは今が盛りの最高潮と云う意味で食欲をそそられると云う意味を含んでおり魚や女などにも使われる表現です
富山の飛行場は「富山きときと空港」と呼びます
ここで参加者19名は紅ズワイガニ(冷凍)の詰め放題をして遊びハッポウスチロールの箱に入れて持ち帰れるようにして呉れました
美味しい食べ方が判らずWebで調べて食塩水で茹でて酢醤油で食べると美味しいと
教えて呉れましたのでやってみると脚は美味しく食べれましたが胴体は食べれませんでした
次回は脚を主に持ち帰る方が良い事が判りました
次に立ち寄ったのは 「道の駅 万葉の里高岡」 です (14:30~15:00)
富山最後の店で海産物や富山名物をお土産に買って行きました
ここで参加者は「だいぶつコロッケ1個」と「海苔ととろろ昆布のおにぎり2個」を貰い車中で夕食代わりの早い食事として頂きました
往路から換算して復路は予想される渋滞を加味すると4時間以上かかる事が予想されるので小牧帰着は19時以降になると予想される
能越本線の高岡ICから高速道に乗り東海北陸自動車道を往路と同じ経路を逆に走って帰途に着きました
途中、「ひるがの高原SA」(16:25~16:40) と 「関SA」(17:25~17:40) で小休止して小牧に向かって走りました
途中、予想されたように [一宮JCT] の合流まで暫く渋滞が続きましたがそれほどでもなく名神と合流でき [小牧IC] に向かいました
[小牧IC] を降りて(18:40) MV、小牧駅を経由して春日井車庫には予定された時間(19:10)に着きました
トランクから紅ズワイガニの箱を受け取り雨が止んだ駐車場の車(SUV)の処に行き荷物を積んで帰途に着きました
自宅には19:45に着いて今日の[バス旅]を終わりました
所見:
* 全行程雨降りだったがそれほど災いされることもなく淡々と計画は進みました
* 今日の旅は高岡大仏の見学だけだったようだが振り返ってみると
添乗員から聴いた東海北陸自動車道185kmの中に詰まった蘊蓄は大いに勉強になりました
* 東海北陸自動車道が全線開通して富山が日帰り出来るようになり、
敦賀のジャンクションが便利になってから天橋立も日帰り可能になったそうです
* 次回から紅ズワイガニの詰め放題があったら脚だけを持ち帰るようにしよう
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