まず始めに、応援、付き添い、補助員、タイム測定、何から何まで本当にありがとうございました。関わってくださった方全員に感謝の気持ちでいっぱいです。
そして、昨年は関西女子駅伝直前に、今年は直後にコロナにかかりました。来年は三度目の正直にかけています。
この場をお借りし、長くなりそうですが、振り返りを書き留めさせてください。
昨年出場できなかった経験から、この1年関西女子駅伝に向けて準備してきました。理想には未だ届いていない状態でしたが、練習も積め、調子も合わせられていた今、自分の力が出し切れなくて悔しいです。
自分の走り方と阪大とほぼ同時の襷渡しだったことを踏まえ、入りが少し速くなることは想定していました。
ただ、2周目、こんなにもしんどいのかと思いました。途中から意識がうつろになり始めて体が動かなくなりました。ペースが落ちているのを自覚して、目標タイムに届かない、チームの足を引っ張ってしまうと焦ったと同時に、今までにない体の異常さを感じて、タイムどうこうではなく襷を繋げないかもしれない恐怖に変わり、非常に苦しかったです。
最後の上りはあまり目も開かなくて本当に恐怖でした。ただ、ここでなんとか体を動かし続けられたのは、応援の声が聞こえたからです。全力で叫んで名前を呼んでくれて、その声でなんとか意識を保ち、「襷だけは繋ぐ」と体を動かせました。本当に声援の力が偉大でした。
綺麗事ではなくて、応援がなければ途中で走れなくなっていたと思います。本当に応援があって頑張れました。
ただ、今年は単独初出場で美月ちゃんもラスト駅伝で、やはり、もっとチームに貢献したかったし、目標タイムを達成したかった思いがあり、悔しさが大きいです。
正直今は、あのコースをもう一度走ることを考えると恐怖を感じるトラウマレベルの記憶ですが(笑)、このままでは終われないので、チームに貢献できる力をつけてリベンジすると決意しました。
そして、この6人で走れたことは忘れられない思い出ですし、そう思わせてくれた6人に感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとう。何より、美月ちゃんが笑顔で終われてよかったです。
次は丹後駅伝。応援していただいた分を返せるよう、全力で応援します!