『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

がいこつこちょこちょ(2)

2017年12月17日 | 昼行燈より愛をこめて
毎週1回、朝、小学校の教室で絵本を読んでいる。
これまでは、絵本を読んだら
さっさと職場に向かっていたので、
他のおかーさんたちと
ゆっくり話をする時間はなかった。

もう、ゆっくりお話できる身分になったのだ。
ふぉっふぉっふぉ。
今日も、終わった後、
残っている人たちがいたので、少し話をした。

その中で、
市内の絵本の研修に参加された方から、
他校の絵本の取り組みを、教えてもらった。

曰く。
すんごい小学校があってねー。
絵心のある人が、絵本を模造紙に大きく描き直して、
それぞれのキャラクターが実際に動くように
厚紙に貼って棒を付けたり、表情が変わる仕様にしたり、
読む人もおそろいの帽子をかぶって、左右に並び
手作りですごく作り込んでいるの! のだそうで。

んで、ちょっとだけビデオ見せてもらったんだけど、
効果音も、音楽の素養のあるおかーさんが、
シンセサイザーで一つひとつ
「しずくの音(ぴちょん)」
「足音(ドタドタ)」とかを作って生演奏。
BGMも即興。読み手も声優さんみたいな声を出す。

かわいらしいおかーさんたちが、
「すごーい」「ステキー」を連発していたけど、
はぁ~~。私、コレはキツイ。
エンタメ的にはすごいグレード高いと思うけど。

いろんな考え方があればいいと知りつつ、
ついつい言ってしまった。

「動く舞台を目指すなら絵本じゃなくて良いと思う。
絵本は、相手の反応見ながら心と心で対話しつつ
ゆっくり読み進める方が楽しい気がする」って。

ああっ、余計なことを、また、この口はっ!
せっかくテンション高く華やいでいた
絵本好きの若いママたちを驚かせてしまった。
ごめんなさい。ジャマする気はなかったんだけど。

ただ、絵本は「動かないビデオ」じゃないもんなー。
子どもが喜べばいいってもんじゃないからなー。
なー。な…。いや、そういうのもアリなんだけど。

私にとっては、おはなしや絵本は、種まき。
子どもの中で、そのうち豊かな実りをもたらす種。
…になると、いいなぁ(^^)。

だから「ハイ終わり」ってもったいないんだよね。
ちょっとひっかかったままモヤモヤ…、
30年経って「あれって、もしかして、こーゆーこと??」
みたいなのもアリだと思う。

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