一昨年くらい、AIが恋愛相談に答えるというので、どんなもんだべさ?と思って見てみました。その時は、「思ったよりイケてるね。そんなに不自然でもないわ」っていう印象でした。今日、久しぶりに『AI 分岐点に立つ人類』を手に取って、パラパラ見てみると、次のような記述が目に付きました。AI本は全て、基本的に意識を物質的なものと見ています。もしくは究極的には、ただのアルゴリズム(算法)だと見ています。(中略) . . . 本文を読む
久しぶりに授業が始まり、
中2の子どもが枕草子を暗唱している。
枕草子が画期的だったのは、たしか
普段の日本語で書いていたからだったっけ?
随筆(エッセイ)のハシリ。
そう、それまで
昔の貴族はバイリンガル。
話すのは和語、書くのは漢文。
当時、文化の最先端だったのが中国の言葉で、
漢語の読み書きができない人は、
「あいつは漢字も書けないらしい」って
貴族の間でバカにされてたんだって~。
今 . . . 本文を読む
ナイフやフライパン、そろばんと同じように、
電卓やコンピュータは道具です。
道具は、人間にやりたいことがあって、
それを手っ取り早く実現するためにあります。
コンピュータの発展系がAIなわけですが、
AIも道具です。
道具は絶対に受け身であるべきです。
人間がラクをするために、
能動的にならせてはいけません。
その一点はどうしても守る必要があります。
一方、人間に目を向け . . . 本文を読む
自由の哲学の序だか第1章だかに、
「選択の自由があるだけでは、
自由とは言えない」という意味のことが書かれています。
それには、完全に納得できます。
「勉強する? お風呂入る?」
と、私に都合のいい選択肢を示しても、
中学生の子どもは、
「それしかないわけ、ないでしょう」と、
親の思惑を正しく見抜いて、コタツでマンガを読みふける。
うん、キミは正しい。それしかないわけない(^^)。
AIの答は . . . 本文を読む
AIが正しそうな答えを出してくれると、
その答えから自由になるのは、とっても大変。
だって、何かに頼るのって楽だもの。
責任取らなくていいし。考えなくていいし。
どんなに自分に自信がないかっていうと、
日々、自分で判断しないクセがついてることでわかる。
でも、判断するには経験値を積まないといけないのに、
誰かに頼っていると、経験値が上がらない。
例えばITの会社に10年以上いても
新しいパソコ . . . 本文を読む
『AI分岐点に立つ人類』涼風書林
今回も本をきっかけに考えています。
AIについて考えることで、
否応なく人について考えることにつながっています。
AIは、膨大なデータを分析して予測します。
データになってるってことは、
PCで記憶できる程度の、直近50年程度の現実が、
すべてのデータベースであり、判断の基ってことだよね?
…って、ふと思ってビックリした。
AIが緻密に記憶してる時間の幅 . . . 本文を読む
『AI分岐点に立つ人類』涼風書林
ちょっと本から離れてしまうかもしれませんが、
今の時代ってココに無理あるなぁ、と考えてました。
人が心を動かしたから脳波が動くのであって、
脳波が動くから感動するんじゃない。
子どもが泣いた時、抱っこして泣き止むことも多いけど、
抱っこしたらいつでも泣き止むわけじゃないのです。
飢饉で食べるものがないのに庄屋がため込んでいるから
暴動を起こすんであって、
. . . 本文を読む
こないだから、
『AI分岐点に立つ人類』という本を
じっくり読んでいます。
シンギュラリティ(AIが人類の知を超える日)が
刻々と近づいてきていて、
そこを超えると、人類が機械をコントロールできなくなり、
機械が人類を淘汰する可能性すらある、と。
AIが「人類に役立つ機械」である役割に留まっておくために、
人間の価値観を教えておかないといけないね。
でも、夫婦の間 . . . 本文を読む
本からどんどん広がって行ってしまいますが、
AIの本を読んでいると、よけいに人間について考えさせられます。
「人って何ですか?」という問いが
酔狂な人の脳内遊戯ではなくなってしまいました。
人の価値観、何を優先するのかなど、
0か1の世界で定義することが求められています。
でも、そんなことできる?
勤勉なことはマルだけれど、省力化することもマルで、
ハンドメイドはキレイにできない可能性が高 . . . 本文を読む
「AI 分岐点に立つ人類」
涼風書林
AIを良く使うも悪く使うも、人間次第。
でも、人間の精神的な強さが、
そんなに育っているとは思えないんだよなぁ。
とある国の、憲政史上最長在任の首相は、
「ヤバイことはごまかしてしまえ」って程度だし、
どっかの大きい国のエライ人は、
「おれの国だけ良かったらいいもんね」と公言。
そんな、エゴだらけの人間でも力を持てる地球で
(“地球で”っていう限定は . . . 本文を読む
AIの研究を進めていく中で、
科学者もエンジニアも哲学者も解けない重要な問題があるそうです。
それは
「人間の価値観をどうAIに教えるか」
教えようと思っても、
「人間の価値観」って、決まってないよね?
ものすごく多様で、
一緒に暮らしてる家族の中でだって1人ひとり価値観は違う。
自然を大事にするのが大事だという価値観もあれば、
必要なものを買うためにはコスト重視でという価値観もある。
. . . 本文を読む
『AI 分岐点に立つ人類』
涼風書林刊
AIが人類の危機になる前に、
私に何ができるかな、と思った時、
自分で考えてみること、はできると思ったので、
少しずつ考えながら読んでいます。
そして、同時にもっと他の人にも読んでもらって、
その方の能力の範囲でまた違う動きをしてもらえたらいいなと、
手っ取り早く「この本、いろんな人にオススメしよう」
と思ったので、ひとまずココで勝手にオススメしてい . . . 本文を読む
『AI 分岐点に立つ人類』
~人間であることとは? アントロポゾフィ―からの警鐘
ニカノール・ペルラス著 内村真澄訳 涼風書林刊
この本は、『一般人間学』の読書会に、
持ってきてくださってたのを手に取ったら、
その本を持って来た人が勧めてくださって。
はい、アタリです。
めっちゃ興味あります!
そもそも私、ITの会社で広報やってたんですけど、
AIが進んで来た時、希望やワクワクを感じるよ . . . 本文を読む