勉強家のY先輩が、以前、
「これおもしろいよ」と紹介してくださった
「トランスパーソナル心理学」。
「トランスパーソナル心理学」って何?
って聞いたら、
「心理学にはいろんな流れがあって、
これまでの心理学との最大の違いは、
魂とかスピリチュアリティと言われる視点を
体系的に取り込んだ心理学」なのだそうです。
読んでみたら、確かに、
個としてのエゴの満足とか、
ユングとかフロイトとか
そういう話も取り込んだ、
さらに新たな切り口。
内なる私の成長と
外側の世界の成長の同時進行。
’’個を越えたつながり’’を説いている。
おお、これって
ミクロコスモスとマクロコスモスの話じゃん。
精神界に関することが、
きちんと体系立って学問に取り入れられるなんて、
なんか、時代は変わってきたな~。
シュタイナー界隈の人にも
自然科学系の界隈の人にも、
どちらにも、すんなり受け入れられると思う。
というか、私はめっちゃおもしろかった。
だから、この系統の本って、
他にどんな本があるのかと、
NDC分類(日本の図書館の棚は、
ほとんどこの順番で並んでる)の
棚番号を調べてみた。
今度図書館行った時、
どの棚を探したらいいのかな?と思って。
ら、なんとなんと!!!!!!!
「1 哲学、心理学、倫理学、宗教」 の中の(そこは納得)
「14 心理学」の中の(ここも納得)
「147 超心理学・心霊研究」だって!!
マジか~~!
心霊研究って、だいぶん違くない???
その棚に、最新の心理学動向の本を探しに来る人、
あんましいないと思う。
NDC分類って、「この本はココ」って、
誰が決めるんだろ?
出版社にいたころに、
申請した覚えもないんだけど。
ともあれ、
ずいぶんズレた棚にあるな~と
とほほ、なのでした。
シュタイナー本もそうだよね。
教育だったり、スピ系だったり、
歴史系だったり、宗教系だったり、
医学系だったり、アート系だったr…、
言及範囲が幅広いだけに、
既存のひとつの枠には当てはまらなくて、
どれもこれも、
なんかワケのわからん棚に散逸している。
まぁ、それだけ、新しい動きなんだ、
と思えば、ワクワクするけど。
それらが全部つながっていることに
壮大なものに包まれていることに、
今、自分が生きていることに、
ほんとうに驚きを禁じ得ないのよ。
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